地域の中で日常的に進む国際化は、どのように穏やかに進めることができるか?
異言語のあいだで発生してしまう誤解を解くには、どのような知恵があるか?
教育の場や職場で、より良い国際化を進めるには、どのような問題があるのか?
海外赴任をしている日本人は、現地でより良い国際理解を進められるのか?
マイノリティの人々の人権と文化を守り、関係を深めるにはどうすればいいのか?
子供たちのあいだに、自然な国際交流をどのようにつくるか?
日本の文化をどのように世界の中で発信したらいいのか?
このようなテーマを一緒に考えていきませんか?
本学会は、国際的な諸課題について人間の意識や行動を中心に研究を推進し、また、その成果を社会還元することを目的として2003年に設立されました。以後、この趣旨に即した学際的総合的研究をすすめ、多くの成果を生み出してきました。
具体的には、社会・文化・地域研究、あるいはそれらの比較研究、異文化・国際・対人の各レヴェルにおけるコミュニケーション研究、言語研究、言語教育研究、そして、それらの応用研究として、国際組織に関する研究、国際理解に関する研究等があり、その他、国際行動(学)に隣接する内容のものであれば、すべてその射程ととらえ、研究対象としています。
学会というと、「研究者だけの集まり」という印象がありますが、本学会では、企業・自治体・教育現場等で実践の場に立ち、現場を熟知している方々に、シンポジウムやパネルディスカッション、あるいは研究発表という形で積極的に発言できる機会を提供しています。また、研究者の側から自身の研究成果を実践者に託し、現場での効果や成果等をフィードバックしてもらうことも可能な学会です。そうした研究者と実践者の相互乗り入れにより、互いに恩恵の期待できる学会でもあります。
毎年度年次大会を開催し、研究発表やシンポジウムをおこなっています。 年1回、学会誌やニューズレターの発行を行い、研究成果の発表や情報交換を図っています 。ぜひ、ご入会いただき、論文の投稿や研究発表の場としていただければ、と思っております。
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