「—人—人が主人公」
リ‐ダ‐・イン・ミ‐
仙台市立太白小学校は、令和4年度から
リーダー・イン・ミー実践校としてスタートしました。
リーダー・イン・ミー = 7つの習慣 ✖ 学校教育
< 最近の取り組み >
ホームルームや授業の中で取り入れています。
行事の成功に向けて、高学年を中心に取り組んでいます。
運動会も子供たちを中心に作り上げました。
< 導入の経緯 >
なぜ、今リーダー・イン・ミーなのか
本校はリーダー・イン・ミーの実践校に立候補し令和4年4月からの3年間の契約を結びました。これによりリーダー・イン・ミーの活動を日々の教育活動のツールとして取り入れることができるようになりました。では、なぜ今リーダー・イン・ミーなのか、その導入の経緯についてご説明します。
大きな理由としては、今求められている教育の在り方と、リーダー・イン・ミーの教育理念が大きくリンクしていることです。新学習指導要領では、これからの日本について次のように書かれてています。
今の子供たちやこれから誕生する子供たちが、成人して社会で活躍する頃は、我が国は厳しい挑戦の時代を迎えることが予想されている。また、生産年齢人口の減少、グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により、社会構造や雇用環境は、大きくまた急速に変化しており、だれにとっても予測が困難な時代となっていくことが考えられる。 このような時代にあって,学校教育には,子供たちが様々な変化に積極的に向 き合い,他者と協働して課題を解決していくこと (一部要約及び省略)要するに、これからの子供たちが大人になるまでに「変化が激しく予測困難な時代だからこそ、自分で考え、仲間と協力し、問題を解決し乗り越えて行く力が求められている」ということです。また、2019年にスタートしたGIGAスクール構想も同じ理念です。当時の文部科学大臣がGIGAスクール構想実現に向けて、次のようなメッセージを発信しています。
子供たち が変化を前向きに受け止め、豊かな創造性を備え、持続可能な社会の創り手として、予測不 可能な未来社会を自立的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力を一層確実に育 成していくことが必要です。 従来の知識を詰込むだけの教育ではなく、創造性や論理的思考力を養うというのが、GIGAスクール構想の背景です。
これら今後の社会状況の変化を考え、本校では、令和4年度の学校教育目標を「しなやかさとたくましさを持ち 共に学び 未来を拓く子どもの育成」に定めました。教育活動を通じて、子供たちには「なりたい自分」「生きたい人生」に自分を導く力の素地を培ってほしいと考えています。そのためには、一人一人が主体性を発揮し、責任感を持ち行動することや、自分たちの問題や課題を自ら解決できる力、新しい考えを創造し、自分で目標を立て達成することが大切です。また、自分の軸を持ちながらも、異なる環境で生まれ育った人たちと協働し、豊かな人間関係や未来を構築できる子にも育ってほしいと思っています。そのためのツールとして7つの習慣を学校教育に落とし込んだリーダー・イン・ミーが必要なのです。