校名・校木の由来及び校章について
昭和22年の創立時には,仙台市立第八中学校という名で誕生したが,昭和25年3月に現在の
東華中学校と改称された。
(1) 校名の由来は古く,明治19年,時 の 宮 城 県 知 事 松 平 正 直が,万葉集
「すめろぎの御代栄えむと東なるみちのく山にくがね華さく」(大伴家持)の歌
み よ あずま は な
から東と華をとって命名した私立の「東華学校」に始まる。
この後,東華学校が学校改革に伴い宮城県第一中学校(現 宮城県仙台第一高等学校)に編入
されるに及んで,次には私立の「東華女学校」(現 宮城県仙台二華中学校・高等学校)として,その校名が受け継がれたという歴史を持っている。この2校とも現在の学区にあることから,その名声と伝統とを鑑にしたいとの願いを込めて「東華中学校」と名付けられ,今日に至っている。
(2) 校木「かしわ」は,やせ地と乾廃に耐え,潮風にも強く,地表が浅く石ころ
の多い土地にも生えている樹木である。いたずらに成功を急ぐのではなく,
困難とたたかいながら理想の光を求めて一筋に勉学と修養に励む,質実剛健
で志気に満ちた人を象徴している。
(3) 校章について
質実剛健を「かしわ」であらわし,それを
「ペン」の知性でひきしめたデザインである。
「かしわ」の3枚の葉は,「真実の心・自律
の心・共生の心」を意味し,それに支えら
れている「ペン」は理想の光を求めながら
勉学に励み,自ら未来を拓く「知性の心」
を表している。
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