昭和46年11月1日、学校の象徴である校章が多数の応募の中から白石栄子さん・浩美さん親子、高橋亮さんの図柄を元に制定される。3枚の「けやき」の葉は県木であり、将監団地の街路樹でもある「けやき」のように心が太く、身体が大きく、たくましく育つ期待を表現している。また、知育・体育・徳育を表徴している。角を丸みにした三角は泉ヶ岳・将監沼を表現、秀麗・磐石・気宇広大を表徴している。
「将監」の名は、江戸時代に横沢将監庸宣によって作られた「将監堤」に由来する。横沢将監庸宣は,伊達政宗の命を受け、南欧使節でローマに行った支倉六右衛門常長を迎えにメキシコに行き洗礼を受け、常長と共に帰国したがキリシタン禁制の国情になり、その時メキシコで頂いた法衣、数珠などをこの沼に捨てたと伝えられている。
昭和43年11月、理想的団地として「将監団地」の造成が計画され着工、45年分譲が開始された。小学校の校名も、この「将監」に開校されたことに由来して名付けられている。
昭和56年10月31日、開校10周年を記念して、子どもたちと共に健やかにのびのび育つよう、校章・校歌の精神が宿る「けやき」が校木として制定され、記念植樹が行われた。
現在も校庭の南側で青々とした葉を広げ、子どもたちの活動の様子をやさしく見守っている。