豊かなこころと創造力をもち,
生き生きと学び,
思いやりと優しさにあふれた児童の育成
~オール立町!立町っ子のえがおのために~
学校・家庭・地域が連携したコミュニケーション力の育成
~相手の話をよく聞き,自分の思いを分かりやすく,しっかりと話しましょう~
昭和36年3月制定
天主台の金鵄を鷲となぞらえ,鷲と清流広瀬川を型取り,「立」と「小」をデザインした校章は,地域の由緒ある歴史と美しい自然,そしてそのすばらしい地に学校が位置していることを表すとともに,飛び立つ鷲は「強靱さ・たくましさ」,広瀬川を型取った円は「明るさ・豊かさ・清らかさ」を持った児童を象徴したものである。
即ち,心身ともに強靱で気迫に満ち,未来に向かってたくましく大きく羽ばたき飛翔する若鷲こそ立町小の子どもであり,清流広瀬川のように明るく,豊かさと清らかさを持って生き,社会に役立つ人間を志向し,その期待する児童像を表したものである。
初めの校章
昭和36年(1961年)まで
松根について
この松根は,旧立町小学校(現在の西公園野球場電車通り)の校門にあった樹齢140年からの黒松の根です。
旧立町小学校(亘理三万石領主伊達基男爵の屋敷跡に明治27年2月建築されたが昭和20年7月焼失)に学んだ児童に,力強い無言の教えを垂れた名松も空襲で枯死しましたが,昭和40年10月,奥山栄五郎氏のご厚意でここに盤根としてご寄贈いただいたものです。
古くの校名(琢玉小学校)の由来
(明治9年から12年まで)
「玉不琢不成器、人不学不知道」(礼記学記篇)
(玉琢かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず)
「人は良い教育があって、有用の材になる」とのたとえ。
立町小学校校歌
作詞 土井 晩翠(1871年~1952年)
作曲 田村 虎蔵(1873年~1943年)
1
仰げば高し天主台 俯せば流れも広瀬川
桜が岡にとなりあう ゆかしき庭に今立てる
校は開きし古の その立町の名を変えず
2
桜ほまれの花薫る わが行く末もしかあれや
仰ぐ昔の跡もよし 清きはかげかわが心
努めて倦まず身をたてて 国と民とのためつくせ
(昭和38年2月 讃陽書 から)
1
花コ咲いたかよ ホラ天守台
伊達の殿様 丸腰姿
杜の仙台 見しゃってござる
おらが立町 目の下に
おらが立町 おひざもと
エンヤサー ヨイヤサー※
エンヤサー ヨイヤサー※
2
月が照ったかよ ホラ広瀬川
誰の唄コか 古城のなげき
さんさしぐれが ぬらして過ぎる
おらが立町 しっとりと
おらが立町 旧い町
※繰り返し
3
雪コ降ったかよ ホラ国分町
赤いネオンに こたつがぬくい
三味の丸窓 音〆のうなじ
おらが立町 灯がゆれる
おらが立町 粋な町
※繰り返し
由来
おらが立町は,昭和30年前後に相次いで立町小学校に赴任してきた,小澤完蔵先生(後の23代校長)と櫻井辰祥先生が,変わり行く学区内のすばらしい風景と歴史を児童たちに残しておきたいと,作詞・作曲された歌で,現在も歌い継がれています。
当時の児童は,よく天守台に連れて行かれて練習したことが思い出として残っているそうです。
昭和52年小澤完蔵先生が校長として再度立町小学校に赴任されたのを機会に,学区民の行事では,おらが立町を必ず歌おうという機運が盛り上がりました。
その後,3番の歌詞で一番町の部分を国分町に変更した経緯があります。
学区民親睦大運動会でおらが立町を踊るようになったのは,昭和52年(第8回大会)からで,藤原いまよ先生のご指導で振り付けをしたと記録されています。
立町小と櫻井辰祥先生
先生は昭和30年に立町小学校に赴任されました。
昭和44年までの14年間,音楽専科としてご勤務なされています。
昭和31年には全国ラジオ唱歌コンクールにおいて立町小が全国2位になり,その時の伴奏者でした。
昭和34年には,同じく全国優勝を果たすという偉業を達成されています。
昭和31年NHKラジオ歌唱コンクールでは,課題曲「若いおじさん」自由曲「秋の歌」を演奏しました。
昭和34年のコンクールでは,課題曲「秋は白い馬にまたがって」自由曲「いちょう」を演奏しました。
着任した当時,校歌はメロディーしかなく,櫻井先生がピアノ伴奏を編曲されて,それが今に歌い継がれています。
立町こどもの歌
のびゆく子ども
作詞 小澤完蔵
作曲 櫻井辰祥
※この歌も,小澤先生と櫻井先生の作詞作曲です。
演奏を聴くときはここをクリックしてください。
演奏 平成21年度合唱団
1
ゆれる ゆれる えがおに ひろがるなかま
みんな みんな あかるく のびゆくこども
そうだ ひろせの ながれのように
いつも さわやか たのしくいこう
2
かおる かおる しらんに やすらぐこころ
みんな みんな しずかに とりくむこども
そうだ あおばの みどりのように
いつも ゆたかに もとめていこう
3
はげむ はげむ しごとに あふれるちから
みんな みんな はばたく あしたのこども
そうだ つばさの かぜきるように
いつも まけずに きたえていこう