木曽Discoveryとは生徒会で作成した木曽地域の情報誌のことです。
生徒会では昨年度に引き続き木曽Discoveryを作成しています。
「私たちの故郷である木曽を多くの人に知ってもらいたい。」
「ふるさと木曽を盛り上げたい」
という思いで、生徒にアンケートを実施し、それぞれが選んだ
木曽地域のおすすめスポットを紹介するパンフレットを作成しています。
ここでは全校からのアンケートで集まった生徒の自慢の風景写真、そしておすすめスポットをいくつか紹介します。
木曽地域はその面積の九割が森林におおわれた自然豊かな地域です。
数々の歴史ある神社仏閣をはじめとして、木曽漆器やお六櫛などの伝統工芸品、そして五平餅や朴葉巻き、すんきといった食文化など、自然豊かなこの地だからこそ生まれた様々な文化があります。
木曽では豊かな自然と数々の文化が織りなす他ではできない体験が楽しめます。
「山と共に生きる」「自然とともにある」体験をしてみませんか。
日本遺産とは、文化庁が指定した、歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群のことです。木曽路は長野県でも最初期にこの日本遺産に登録されました。詳しくは以下のホームページ・冊子(pdf)をご覧ください。
縁結神社
日本で唯一「縁結び(えんむすび)」の名を冠する神社といわれます。
はるか昔に出雲からご神体が運ばれこの地に鎮座したと伝わっています。
また近くには展望台があり、四季折々の花に囲まれながら、木曽駒ケ岳などの山々を望むことができ、木曽の自然を肌で感じることができます。
徳音寺
木曽義仲一族の菩提寺である徳音寺は1168年に義仲が母の菩提を弔うために創建した柏原寺を始まりとするといわれている古刹です。木曽義仲像、巴御前像など見どころが多くあります。特に春の季節は境内の桜が満開になりとても美しいです。
御嶽山
(九蔵峠展望台)
木曽のシンボルで、日本で二番目の高さを誇る独立峰、「御嶽山」は民謡木曽節でもその姿を謡われるなど、古くから人々に親しまれてきました。
九蔵峠展望台では、そんな御岳山を一望することが出来ます。四季で表情を変える御岳山の姿をぜひご覧ください。
木曽福島宿(上之段)
上之段は木曽福島宿の中でも江戸の風情を色濃く残す地区です。まるで江戸時代に迷い込んだような街並みは歩くだけでも楽しめます。木曽町には天下四関所の一つである福島関所もあるので、江戸の旅人気分でぜひ歩いてみてください。
木曽町御岳山ビジターセンター
さとテラス三岳
平成26年の御岳山噴火災害を伝えるとともに、御嶽山に安全に登山する情報を提供する施設です。木曽の豊かな山岳自然の素晴らしさを様々な視点で実感でき、実際に木曽駒ケ岳を展望することもできます。地域の産物が販売されている道の駅も併設されているのでぜひご覧ください。
赤沢自然休養林
日本三大美林の一つである赤沢自然休養林は、大自然を生かした自然浴や森林セラピーを用いた免疫機能向上や健康増進などの予防医療でも注目されているスポットです。肌で木曽の自然を感じることができるここでは、かつて木々を運んだ森林鉄道に乗ることもできます。ぜひ訪れてみてください。
新滝
深い森の中から、清らかな空気と轟音を放つ高さ30mの滝、新滝。御嶽教とも関係があり滝行も行われています。そんな新滝は裏からその姿を見ることが出来る「裏見の滝」となっていて、大自然の力を感じながら滝を見ることが出来ます。
阿寺渓谷
「阿寺ブルー」と呼ばれる美しいエメラルドグリーンの河川です。涼しさを感じることが出来る夏だけでなく、四季折々の表情を見せるので一年を通じて楽しめます。運が良ければ、雨が降った時にしか見ることが出来ない滝「雨現の滝」もあるので、ぜひ探してみてください。
妻籠宿
妻籠宿は中山道六十九次の中でも特に宿場の面影を残す宿場町です。地域全体で保存に力を入れた妻籠宿では景色を見るのはもちろん、伝統工芸品を買ったり、おいしい料理を食べたり、江戸時代に多くの旅人が歩いた街道を歩くことができ、さらには宿場の中の宿泊することもできます。
あなたも日常を抜け出して、古き良き江戸へとタイムスリップしてみませんか。
青峰では、木曽の未来を創る活動として様々な挑戦をしています。
ここで紹介した通り、木曽Discoveryで地域の魅力を発見するとともに、科の活動として地域の伝統野菜を使ったお弁当を作ったりしています。