久喜市立太田小学校
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太田うさっ子三姉弟
~あいさつ~
久喜市教育委員会 教育長 柿沼 光夫
生成AIをはじめとするテクノロジーが急速に進化する昨今、教育の在り方もまた大きな転換期を迎えております。中央教育審議会による『論点整理』では、生涯にわたって主体的に学び続け、多様な他者と協働しながら、自ら人生を舵取りすることができる「社会の創り手」の育成が重要視されています。現在、この理念や整理された考え方を次期学習指導要領へと具体化すべく、各教科等のワーキンググループにおいて協議が進められているところです。
太田小学校では、本委嘱を受け「Withテック時代を生きる自立した学習者の育成」を主題に掲げ、二年間に
およぶ実践研究に取り組んでこられました。副題にある「児童が自走できる授業設計への転換」を目指し、教職員が一丸となって、児童の自己決定や挑戦を起点とする自律的な学びづくりを追求してこられたことに敬意を表します。そんな授業観の転換を進める中で、児童一人一人が着実に資質・能力や見方・考え方を成果として結実させる、いわゆる「深い学び」の実現に向けた議論や、その実現に向けたデジタル学習基盤の利活用への研鑽も、一体的に進められてきました。
研究の結果、「なぜ学ぶのか」を児童が自らに問い、主体的に学びを舵取りする力が段階的に高まってきていると、教職員だけでなく児童自身が客観的に実感しているところです。太田小学校が作成した、児童自身の「学びに対する考え方」を捉えたインタビュー動画からも、その成果の一端が確認できることと思います。
御参会いただく皆様には、常に児童の想いや願いを中心とし、児童一人一人の学びへの視座が高まるよう研究し続けてきた本実践を、自校での日々の授業設計に活かしていただければ幸いです。併せて、本実践で目指してこられた、児童が「主体的に学び続け、多様な他者と協働しながら、自ら学びを舵取りする力を徐々に高めていく教育課程」を、今まさに各校で構築されている次年度の教育課程編成への示唆としていただき、共に考え合う機会としていただくことを期待しております。
久喜市立太田小学校 校長 鈴木 美幸
「人生100年時代」が到来し、激しい変化が止まることのない時代の中で、生涯にわたって主体的に学び続け、多様な他者と協働しながら、自分の人生を切り拓くことができる力をはぐくむことが重要です。
そのような中、本校は、令和6・7年に、久喜市教育委員会から研究委嘱「withテック時代を生きる自立した学習者の育成〜児童が自走できる授業設計への転換を目指して〜」また、文部科学省からリーディングDX事業指定を受け、授業改善に取り組んでまいりました。個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図るため、授業においては、「児童が自ら進められる学びの手引きの作成」「学びの形態‧手段の選択肢の提示」「課題に対応‧次に繋がる振り返りの設定」をし、子供たちの可能性を信じ、励まし、子供たち一人一人の学びを最大限に引き出していくことができる授業づくりをめざしております。
2年間の取組により、ICTを基盤とした授業を実践する中で、子供たちは根拠を明確にして自分に合った学び方を選択し、友達と協働しながら、課題解決に向けて、子供自身が、今必要な学びや学び方は何かを判断できるようになりました。各学年で発達に応じた個別最適な学びや学び方を自己調整する等、自立した学習者としての素地が培われてきています。子供たちは、自らの学びを創り出す意欲と達成感が高まり、探究的な学習を充実させるための基礎的・基本的な知識や技能の必要性をより実感しています。私たち教職員は、子供たちが生涯にわたって主体的に学び続け、自らの人生を舵取りする力を身に付けることができるよう、授業を改善に今後も努めてまいります。
結びに、本研究の推進に、継続して御指導賜りました放送大学教授 小林 祐紀 様、久喜市教育委員会教育長 柿沼 光夫 様をはじめ指導主事の皆様、御指導いただきました多くの先生方に、心より感謝申し上げます。また、本校の教育活動を支えていただいております保護者・地域の皆様に重ねて感謝申し上げます。今後も、なお一層の御支援、御指導を賜りますようお願い申し上げます。
研修主題
【Withテック時代を生きる自立した学習者の育成】
〜児童が自走できる授業設計への転換を目指して〜
研修概要
第4次産業革命が急速に進み、AIやICTの台頭により、社会の在り方そのものが変わりつつある「Withテック時代」が到来している。
この時代においては、自動運転車やドローン、会話ロボットといったテクノロジーが人々の生活を支える手段となり、「Society5.0」や「予測不可能な時代(VUCA)」と呼ばれる新たな社会が進行している。
こうした社会変化を背景に、教育においても「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実が求められている。
中央教育審議会答申では、「誰一人取り残さず、すべての人の可能性を引き出す共生社会の実現に向けた教育の推進」が掲げられ、
文部科学省による『令和の日本型学校教育』でも「主体的に学び続ける力の育成」が明記されている。
そこで、本校の研修では、GIGAスクール構想を基盤に、NEXT GIGA、2nd GIGAを見据えた授業実践のアップデートを図り、
「Withテック時代を生きる自立した学習者の育成 〜児童が自走できる授業設計への転換を目指して〜」をテーマに研究を進める。
「教員が与えるコンテンツから、児童が自ら学ぶコンピテンシーへ」という転換を意識し、学びの手引きやICTを活用した授業構成により、
自ら学び方を選び、他者と学び合い、学習を自己調整できる児童を育成していく。
具体的には、児童の資質・能力を高める「授業観の再構築」に焦点を当て、教職員全体で足並みをそろえながら、「自走」の授業デザインを研究・実践する。そして、指導案の共通フォーマットや調査分析を活用し、教育効果の高い授業の創造をめざす。
自立した学習者・「自走」の授業とは
◎自立した学習者とは・・・
自分に合った学び方を選択でき、他者と協働しながら、今の自分に必要な学びは何かを判断できる児童。
授業を設計する際に必要な要素/太田小学校が掲げる「3つの手立て」
↓詳細な内容はこちらから↓