高知県では、教育現場でデジタル技術やデータ等を活用し、教育方法や教職員の校務などを変革する教育DXを推進しています。
●新着情報
令和7年3月31日 サイトをオープンしました!
高知県では、先進的に県内の全ての市町村(組合を含む)の教育委員会と強力に連携を進めてきました。県内の全教育委員会が連携した校務支援システムの導入や、児童生徒の学びをサポートするツールの全県導入により、教員が児童生徒に向き合う時間を増やすことで、個別最適な学びの実現等に取り組んでいます。
デジタル学習基盤(1人1台端末・クラウド環境)を活用し、子どもたちが主体的・対話的で深い学びを実現するための取組を推進するとともに、授業と授業外学習を切れ目なくつなぐシームレス化を進めています。また、タイピング選手権などを実施し、子どもたちのICTスキル向上のための取組も行っています。
県立高校では、AIドリルやデジタルノートなどを導入し、生徒の基礎学力や学習習慣の定着を図っています。また、国指定の「DXハイスクール」では、3Dプリンタなどのハイスペック機器を活用し、デジタル人材を育成しています。その他、学校家庭連絡システムや自動採点システムにより、教職員の働き方改革を推進しています。さらに、小規模校であっても、生徒の進路希望に応じた科目を学習できるよう、遠隔教育の充実を図っています。
特別支援学校では、障害のある子どもの自立と社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点のもと、子ども一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、個に応じた多様なデジタルツールの利活用を進めています。
不登校は誰にでも起こり得るものです。何らかの理由で学校に「行かない」あるいは「行けない」状態であっても、デジタル技術を活用することで、教室以外の場所でクラスの授業を受けたり、オンライン上で他の人と交流したりすることも可能です。高知県教育委員会で進めている取組をご紹介します。
高知県教員研修計画における教職員研修の基本方針のもと、デジタル技術を効果的に活用して教職員の「主体的・対話的で深い学び」を推進し、ICT活用力等の資質能力向上を進め、自主的に学び続ける教職員の育成を目指しています。