今回の「おでかけ理科教室」では、ビーチコーミングを体験しました。向かった先は、香南市の住吉海岸です。車を降りてまず驚いたのは、波の音! まだ海は見えていない場所でしたが、潮の香りとともに「ザッブーン」という大きな音が響いてきました。この日は新月ということもあり、到着した10時の時点でも波が高く、安全を確認してから海岸へと降りました。
活動が始まると、子どもたちは黙々とシーグラスや貝殻を探し始めました。理科の先生によると、年々シーグラスや貝殻の数が減り、見つかるものも小さくなってきているとのことで、今回は少し難しいかと思われましたが……「あったー!」「これ、どう?」という声が聞こえてきました。
1時間の活動はあっという間に過ぎ、「もっと探したいな」という気持ちを残しつつ、帰路につきました。帰る頃には潮が引き、磯が顔を出していて、潮の満ち引きについても学ぶことができました。
後日、海岸で拾ったシーグラスや貝殻を使って、世界に一つだけのペン立てを作りました。