神戸市は屋外公共空間での異常高温対策(2023年の資料)に取り組んでいます。この一環で、神戸高専は2023年度は以下の課題に取り組んでいます。
クールベンチ( 神戸高専 e3研究会 )
暑さ情報の効果的な配信方法の検討(神戸高専 e3研究会)
自律移動ロボット( 神戸高専 ロボティクス、別ページ)
夏季晴天時「三宮・元町周辺の暑さ環境MAP」(提供:神戸大学・都市環境工学研究室(竹林研究室))をご紹介いたします。
三宮・元町周辺の夏季晴天時の代表的な暑さ環境MAPをご紹介します。暑さ指数WBGTの空間分布により、どの場所が高温のリスクが高いかをご覧いただける地図です。
WBGT 31度以上:危険
WBGT 28度〜31度未満:厳重警戒
WBGT 25度〜28度未満:警戒
環境省熱中症予防情報サイトが配信する情報を表示しています。熱中症予防サイト「神戸観測点」へはこちらからアクセスください。
街路樹が整備されている大丸東側の南北道路は相対的に歩きやすく、幅員の小さい道路でも建物による影が及びにくい東西道路の北側などはリスクが高いです。樹木の多い東遊園地は街路空間より過ごしやすいですが、日射を遮蔽する樹木などがない場所は暑くなるので気をつけましょう。
引用:神戸大学「神戸市屋外公共空間での異常高温対策に関する調査報告書」(2021年3月)2023年度は2カ所に設置いたしました。
1か所目は、王子動物園の園内になります。7月27日に設置予定です。
2カ所目は、三宮・東遊園地です。「こども本の森 神戸」より南側に設置しました。7月25日から9月下旬まで設置予定です。
フタが閉じていることを確認する。
ボタンを押して10秒まつ。
フタを開ける
ひんやり座面にこしかける。
最後はフタを閉める。
2022年「&3 PARK」設置時の様子を取材頂きました。
上記の熱画像は、画像の範囲内で低温が紫色に、高温が黄色に表示されます。(そのため、画面中の温度差によって表示される色合いが変わります。)晴れの日は路面が高温になるため、色も明確に変化しますが、雨の日は路面が気温程度となるため、温度差が小さくなるため、画面上の配色の傾向が変わります。画面右に最高温度と最低温度が表示されていますので、参考にしてください。