News

2024/07/02       ECCM-21@Nantes, Franceで西村君と田邉が熱可塑性CFRPの接合研究の成果を発表しました.

2024/05/30      JKA研究補助事業 2023年度 「金属とCFRPの異種材接合のためのハイブリッドCNT添加接合層の創製とセルフセンシング評価」補助事業が完了しました.

2024/06/08      日本材料学会 複合材料部門委員会から,令和5年度 論文賞を田邉,西村が受賞しました!

2024/05/26      日本材料学会 第73期通常総会・学術講演会@出島メッセ長崎で西村と田邉が口頭発表を行いました!

2024/04/01      当研究室に,専攻科1年生3名,本科5年生4名が新たに配属されました!

2024/03/13      専攻科1年の森本君,共同研究者の西村君,田邉が第15回 日本複合材料会議口頭発表を行いました.

2023/09/07      専攻科1年の森本君,本科5年生の木戸君,清水君,共同研究者の西村君が2023年度JCOM若手シンポジウムで口頭発表を行いました.

2023/08/30      専攻科1年の森本君と,共同研究者の西村君,田邉が13th Canada-Japan Workshop on Composites (CJWC13) @Quebec Cityで研究発表を行いました.

2023/08/01      共同研究者(専攻科卒業生)の西村君と田邉がICCM-23@北アイルランドで口頭発表を行いました.

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Research

CFRPやナノマテリアルをはじめとした先進的な材料を用いて,元気に! 明るく! 楽しく! 研究を行っています.

ものづくりを行ううえで,「接合」をはじめとした材料の加工技術は不可欠です.多くの接合部には高い接合強度と信頼性が求められています.当研究室では,次世代航空機や自動車,産業機器への適用が期待されている炭素繊維強化プラスチック(CFRP),特に炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(熱可塑性CFRP)に着目し,部材のマルチマテリアル化や融着接合プロセスについて探求しています.また,カーボンナノチューブや高分子ナノファイバ等のナノマテリアルを用いた先進材料の特性を明らかにしています.「材料を制すものはすべてを制す!」をモットーに研究を行い,国内のみならず,欧州等の海外でも積極的な研究発表を行っています.

熱可塑性CFRPの革新的な融着接合プロセスの探求と融着接合部の評価・解析

熱可塑性CFRPは,次世代の航空宇宙分野や自動車分野,土木・建設分野などで注目されている材料です.熱可塑性CFRPを用いて,構造部材を製造するためには母材樹脂を加熱・溶融させて接合を行う融着接合が不可欠となります.当研究室では,超音波加熱や炭素繊維への通電加熱,高周波誘導加熱を利用した融着接合プロセスについて探求しています.

構造部材のマルチマテリアル化のための接合技術の開発と接合強度評価

金属やプラスチックス,複合材料などの異なる材料を適材適所に組み合わせたマルチマテリアル技術が注目されています.マルチマテリアル化のためには,異なる材質の部材を高い接合強度・信頼性で接合する必要があります.当研究室では産学連携で,構造部材のマルチマテリアル化を実現するための新たな接合技術を開発し,接合部の評価や解析を行っています.

エレクトロスピニング法による高機能ナノファイバの創製

エレクトロスピニング法によりナノサイズオーダーの繊維径を有する高分子ナノファイバを創製しています.また,ナノファイバにカーボンナノチューブやその他のナノ粒子を添加して導電性や熱伝導性等の機能性を付与する研究を行っています.将来的には複合材料の力学的特性の向上やフィルター,リチウムイオン電池等への応用展開を目指して研究しています.

熱可塑性CFRPの革新的な融着接合プロセスの探求と融着接合部の評価・解析

熱可塑性CFRPは,次世代の航空宇宙分野や自動車分野,土木・建設分野などで注目されている材料です.熱可塑性CFRPを用いて,構造部材を製造するためには母材樹脂を加熱・溶融させて接合を行う融着接合が不可欠となります.当研究室では,超音波加熱や炭素繊維への通電加熱,高周波誘導加熱を利用した融着接合プロセスについて探求しています.

構造部材のマルチマテリアル化のための接合技術の開発と接合強度評価

金属やプラスチックス,複合材料などの異なる材料を適材適所に組み合わせたマルチマテリアル技術が注目されています.マルチマテリアル化のためには,異なる材質の部材を高い接合強度・信頼性で接合する必要があります.当研究室では産学連携で,構造部材のマルチマテリアル化を実現するための新たな接合技術を開発し,接合部の評価や解析を行っています.

エレクトロスピニング法による高機能ナノファイバの創製

エレクトロスピニング法によりナノサイズオーダーの繊維径を有する高分子ナノファイバを創製しています.また,ナノファイバにカーボンナノチューブやその他のナノ粒子を添加して導電性や熱伝導性等の機能性を付与する研究を行っています.将来的には複合材料の力学的特性の向上やフィルター,リチウムイオン電池等への応用展開を目指して研究しています.

Member

Student (2023)

機械システム工学専攻2年

森本 大翔(Hiroto Morimoto)


機械システム工学専攻1

池上 匠

橋本 龍之介

後藤 恭輔


機械工学科5年

香山 和輝

辰己 友弥

辻坂 孝高

柳瀬 淳哉


共同研究員

西村 壮真(大阪大学大学院 博士前期課程2年)

過去のメンバーはこちら

Faculty staff


田邉 大貴(Daiki Tanabe)


大阪府立工業高等専門学校 機械工学科 卒業(2009年),専攻科修了(2011年)後,大阪大学大学院工学研究科にて修士(2013年),博士(2016年)の学位を取得.

その後,大阪大学大学院にて日本学術振興会 特別研究員(PD)を1年間経験後,和歌山高専 機械工学科で助教として3年間勤め,2020年に神戸市立工業高等専門学校 機械工学科に着任.

CFRP等の複合材料の研究で,日本機械学会 機械材料・材料加工部門 部門一般表彰受賞(2019年),日本材料学会 奨励賞 (2022年)などを受賞.

Our laboratory

【本校・機械工学科4年生,専攻科進学志望の学生さんへ】

「材料を制すものはすべてを制す!」,「遊ぶときは遊び,やるときはやる!」をモットーに,当研究室ではCFRPやナノマテリアルをはじめとした先進材料を用いて,製造プロセスや接合・加工技術について,学生さんの自主性やアイデアを尊重しながら,元気に! 明るく! 楽しく! 日々研究を行っています.

また,世界に一つしかないオリジナルの実験装置を自分たちで設計・開発しながら研究を行っていますので,機械工学の領域を飛び越えて,化学や電気・電子,ロボット,制御など様々な領域を学びながら,研究することができます.

さらなるステップアップを目指す学生さんは,国内の学術協会みならず,欧州諸国等の国際会議での発表も可能です.

少しでも興味のある学生さんは,いつでも研究室に来てください.