二階堂トクヨ資料展示室は、日本女子体育大学の前身「二階堂体操塾」を創立した二階堂トクヨ先生の足跡や学園の歩みをたどることのできる部屋です。
東京女子高等師範学校で体操を教えていたトクヨは1913年(大正2年)からイギリスのバーグマン―オスターバーグ・フィジカル・トレーニング・カレッジに留学し、体育に対する新しい考え方を学びました。
帰国後、1922年(大正11年)自分の理想とする体育の実現を目指して「二階堂体操塾」を設立しました。単なる体育教師の養成にとどまらず、高い人格と広い教養を身につけた人づくりを視野に入れたトクヨの教育方針は、今日もなお受け継がれています。