福井県立大学の学生とふじや食品がZ世代をターゲットに共同開発
 「クリームソーダ味胡麻どうふ」「コーヒーフロート味胡麻どうふ」3月18日から販売

1.成果のポイント

 

 2.取り組みの詳細                       

未来協働プラットフォームふくい(*)では、地元企業や自治体が抱える課題やニーズを題材として、教員や協力企業が学生の指導をになうスタイルの課題解決型学習(Project Based Learning : PBL)を推進する。地元企業から大学と連携したい課題のアンケートを実施し、その情報をもとに大学とのマッチングを実施。今回、ふじや食品が提案する新商品開発プロジェクトに生物資源学部の食品機能化学研究室(伊藤崇志教授)が応募し、共同開発プロジェクトが始まった。 

 生物資源学部食品機能科学研究室(伊藤崇志教授)に所属する5名の学生は、昨年4月~9月にかけてふじや食品商品企画開発室を訪れ、新商品の共同開発プロジェクトに参加した。学生らはZ世代の若者が食べたいと思う胡麻どうふを基本的なコンセプトに、新商品の案出しや胡麻どうふの試作、パッケージデザインの考案をおこなった。その後、ふじや食品商品企画開発室では、商品の改良を重ねて上記の2商品を完成させ、今年の春夏限定商品として販売にいたった。

 

202112月に設立された県内の高等教育機関、産業界、自治体が連携して、地域社会の維持発展を図る取り組みを推進するための産学官医金による連携組織

 

~学生のメッセージ~

流行りの昭和レトロを取り入れた、見た目もかわいい二層になったスイーツ胡麻どうふを考えました。若者に胡麻どうふを知ってもらうきっかけになると嬉しいです。

 

3.商品の説明

①クリームソーダ味胡麻どうふ

・昭和の純喫茶で定番のメニュー「クリームソーダ」をイメージした胡麻どうふです。メロンソーダ胡麻どうふ層とバニラ胡麻どうふ層の2つの胡麻どうふを二層に重ね、クリームソーダ味の胡麻どうふを再現しました。

②コーヒーフロート味胡麻どうふ

・昭和の純喫茶で定番のメニュー「コーヒーフロート」をイメージした胡麻どうふです。コーヒー胡麻どうふ層とバニラ胡麻どうふ層の2つの胡麻どうふを二層に重ね、コーヒーフロート味の胡麻どうふを再現しました。