よくある原因①:トリガーが「クリック」
通常、成果ページに到達してから注文番号が発行されますが、クリック時点ではまだ成果ページには到達しておらず、注文番号が発行されない状態で、成果タグが発火し注文番号がnullになってしまっているケースです。
その場合は「ページビュー・ウィンドウの読み込み等」でトリガーは対応する必要があります、
よくある原因②:トリガーが「要素のクリック」
同じ要素名が複数あるとその要素分タグが発火するため、imgタグが何本も作成される場合があります。
考えられる原因①:GTMを併用している
→ソース上に下記のように複数のGTMが設定されていないかを確認ください。
GTM-******* https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id=GTM-*******
GTM-+++++++ https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id=GTM-+++++++
考えられる原因②:該当CVページが複数回読み込まれている
→デベロッパーツールを使用してコンソール上で複数回ページが読み込まれていないかを確認ください。
考えられる原因①:CVタグに「<script src="//statics.a8.net/a8sales/a8sales.js"></script>」を入れていない
→「<script src="//statics.a8.net/a8sales/a8sales.js"></script>」をAll Pagesで設定してください。
※このタグはCVページにも必ず必要です。
考えられる原因②:Page URL や Page Pathが正確に入力されていない
→例として以下の画像のような設定があります。
Page URLに<c=request>を含むになっていますが、実際のURLでは<c=Request>になっており、大文字であるはずが小文字で設定していたために発火しません。
また、発火条件のDOM要素に<「資料請求を受け付けました」という文字を含む>とあっても、成果ページHTML内にそのような文字がどこにも見当たらないなども原因として考えられます。
単純に「含む」ではなく「等しい」に条件をしてしまっており、文字が入っていても条件に合致せず発火しないケースもあります
考えられる原因①:ブラウザごとの読み込み処理速度の違い
→ブラウザ毎のページの読み込み速度によって、imgタグの生成前にページの読み込みが完了してしまっている場合があります
トリガーをページビューやウィンドウの読み込み以外で設定しているとよく起こるケースです(カスタムイベントで特定のボタンをクリック時などCVページを表示する前にCVタグを発火させる場合など)。
この場合、iPhoneだとimgタグの生成前に CVページに遷移して成果通信が行われず成果計上がされません。
多いケース:フォーム入力のURLとCVページのURLが変わらない場合にクリックをトリガーとするカスタムイベントを使用している場合
┗回避策:URLが同じでもページの内容を判断してタグを出し分ける「DOM要素変数」を利用してCVページで発火させます
考えられる原因②:Dom Readyで設定している
→Dom Readyなどを多用して多くのタグを発火させているサイトでは、他の機種では発火できていても何かしらのDom Readyが邪魔をしてiPhoneのみ発火し切れない場合があります。
CVタグの発火条件をDom Readyからウィンドウの読み込みで対応すると解決できるケースもあります。
SPAサイトの場合タグのトリガー設定を「ページ読み込み」ではなく「履歴の変更」にご設定ください。
またはトリガーのタイプをカスタムイベントでdataLayer.push()を利用したページビューの送信など、GTM上に設定したイベントを発火させる方法も代替法として可能です。
トリガーの設定でトリガーの発生場所を2箇所分を一つのトリガー設定ページに設定してしまうと発生します。
下記2箇所のpathがトリガーの発火場所である場合、
/consultation/thanks.html
/experience/thanks.html
これを一つのトリガー設定でまとめて書いてしまうと、この二つのpathが両方とも同時に満たすPage pathでなければ発火しなくなります。
要望を満たすには、</consultation/thanks.html>用のトリガー設定と</experience/thanks.html>用のトリガー設定をそれぞれ別々に用意します。
GTMでは#以降の部分はトリガーとして使えない仕様になっています。
URLのハッシュ部分のデータ(#以降の部分、フラグメントとも呼ぶ)はGoogleアナリティクスに送信されないため、ハッシュに大事な情報があったとしてもそれを計測することができません。
また、ハッシュ部分が変わることによりページ内容が変わる場合であっても、実際のページビューイベントは発生しない為、GTMの「ページビュー」トリガーを利用することが不可能です。
この場合、DOM要素を使って成果ページに表示される「この度は、お問い合わせありがとうございました。」の文言部分をトリガーとして設定する必要があります。
DOM要素を使った設定方法はこちらを参照ください。
どうしても#以降のパラメータを使用したい場合:
URL「シャープ記号(#)付きのURLをGoogleアナリティクスで測定する」を参考に#部分の情報を計測するようにする必要があります。
MW WP FormとGTMでは発火タイミングが違います。
LPタグを先に発火させる必要があるため、この場合はGTMでLPタグのトリガーを「Initialization – All Pages」に設定します。
Initialization – All Pagesは「同意の初期化」トリガーを除いて最も早く配信するタグ用のトリガータイプで、他のトリガーよりも前に配信する必要があるタグにはこれを使用します。
gtm-msr によるアクセスについて、Google タグマネージャでタグを設置すると、稀に「gtm-msr」という、Google社による自動アクセスが計上されます。
このアクセスは、場合によってはコンバージョンまでたどり着いてしまい、成果として計上されてしまう恐れがございますが、現状、GTMの仕様で対処方法がない状態です。