講義資料作成時の注意点

スライドなど資料の作成前にご一読ください

当日、講義で使用するスライド・ハンドアウトなどの資料を作成する際の注意点です。

目次

講義資料のお受け渡し

UTokyo OCWでは講義開始以前に、東大TVでは講義終了後にスライド・ハンドアウト等の講義資料を頂戴しております。

ゲスト講師の方の資料の受け渡し方法については、主催の先生・主催部局の方からのご連絡に従ってください。

ファイル形式は、編集可能な、Microsoft Power Point(.pptx)Keynote(.key)などのまま頂戴いたします。

スライドの縦横の比率

Microsoft PowerPointやGoogleスライドなどスライド資料では、多くの場合、設定からページサイズを調整することができます。

ページの比率には、16:9 4:3 があります。

16:9は、横長で画面が広いので、情報をたくさん載せることができ、会場での投影で見栄えがするので人気があります。
しかし、Zoomのオンライン授業動画公開を見越した発表で、講師の顔も含めた画面にしたい場合、4:3がおすすめです。

UTokyo OEでは動画編集する際、1つの画面に、以下のようにスライド資料と講師のカメラを入れ込むため、4:3の方が、スライド先生の両方をなるべく大きく表示できるという利点があります。

16:9

4:3

講師の顔の映像を載せない場合は、画面いっぱいの配置なるため、16:9 がおすすめです。

著作権・肖像権の取り扱い(必読)

通常の授業との違い

通常、教室やオンラインで行う授業の資料においても、著作権や肖像権への配慮は必要です。
ただし、改正著作権法35条が適用されるため、全ての著作物について許諾を得て使用する必要はありません。

普段の授業での著作物の扱いについて詳細を知りたい方は、以下のWebサイトが大変わかりやすい説明を提供しているので、おすすめです。

授業資料および資料が映り込んだ映像を、OCWなどのメディアを通して、インターネット上で一般公開することは、現在のところ、改正著作権法35条が適用されない範囲に該当します
著作権に対してさらなる配慮が必要となります。

ちなみに、下記のようなケースも、改正著作権法35条で許容される授業とはみなされません。
ご参考まで。

著作権と肖像権についての注意点

次のページでは、主に著作権・肖像権についての注意点を詳しくご説明します。
必ず、ご一読ください。

おまけ:便利なチェックリスト

下記に、スライド作成時の注意点の要点がまとまっています。
スライドの作成が完了したら、下のチェックリストを使用して、必要な出典が記載されているか、確認してみてください。

スライド作成のチェックリスト.pdf
Slide Preparation Checklist.pdf