「東京大学公開講座」とは
東京大学公開講座は、昭和28年以来毎年、全学的な協力を得て開催してきました。
現在は、春と秋(年2回)に安田講堂で開催しています。
参加申込受付中
第142回(2026年春季)東京大学公開講座
東京大学150周年記念事業
第7回カウントダウンイベントとの共同開催です。
テーマ
「都市と建築」
日程:5月 30日(土)「人はなぜ都市に集まるのか」
6月 13日(土)「都市の価値はどのように生まれるのか」
6月 27日(土)「災害に強い都市とは」
会場:東京大学安田講堂
(文京区本郷キャンパス)
※安田講堂はバリアフリー対応となっています
対象:社会人・一般/大学生/高校生
定員:1,000名(各日)
受講料:各日3,000円(事前申込が必要です)
※高校生以下は無料(各日先着200名まで)
申込期間:2026年4月2日(木)13時から各講義日16時まで
※受付期間中であっても定員(1,000名)に達し次第、受付を終了します。
※高校生以下として申し込まれる場合も、事前申込が必要です。
※文京区ふるさと納税返礼品「公開講座申込券」をお持ちの方も
事前申込が必要です。
※各日の開場は12時を予定しています。
※オンライン配信は行いません(すべての講座ではありませんが、
後日、東大TVにて視聴できますので、そちらをご視聴ください)。
※やむを得ない事情によりプログラムを変更する場合がございます。
ご了承ください。
開講にあたって
中世ドイツに端を発する「都市の空気は自由にする(Stadtluft macht frei)」という法諺は、人類が多様な課題に直面する現代社会においても、都市が内包する特別な力、そして新しい時代の「自由」を象徴する言葉として、なお鮮やかな意味を放っています。
都市は、これまでも、そしてこれからも、社会活動の根幹を支える重要な「場」であり続けます。さらに、その「場」を「面」に例えるならば、そこで展開される「点」が建築です。点は線となり、線が重なり合うことで面が創られます。点と面は相互に深く関係し合い、社会というネットワーク、すなわち「空間」を創出します。そして、点・面・空間は、時代とともに協働的に進化していきます。このような文脈のもと、これからはレジリエンス、インクルーシブ、サステイナビリティといった観点を軸に、次世代の都市が展開されていくことでしょう。
本公開講座では、都市と建築をめぐる過去・現在・未来を視野に入れ、多様な学問領域から最先端の知見を俯瞰しながら、これからの都市の在り方を考えます。サブテーマとして、「人はなぜ都市に集まるのか」、「都市の価値はどのように生まれるのか」、「災害に強い都市とは」を取り上げます。暮らし・価値・自然・防災といった身近な切り口からの議論は、私たちが生きる世界そのものの未来を構想する、より深い問いへとつながっていくでしょう。2027年に創立150周年を迎える東京大学が、「都市と建築」という話題を通じて、未来を創るためのコンパスを提示したいと思います。
第142回公開講座企画委員会 委員長 津本 浩平
(工学系研究科長)
12:50~12:55 東大150周年イベントについて
津田 敦 理事・副学長
12:55~13:00 開講の挨拶
津本 浩平 第142回公開講座企画委員長・工学系研究科長
13:00~13:30 「私たちはどう集まって住むか ー建築計画学の挑戦」
横山 ゆりか 総合文化研究科・教授
13:35~14:05 「人の流れのゆらぎから考える都市の多様性とウェルビーイング」
澁谷 遊野 情報学環・准教授
14:15~14:45 「建築を都市につなぐ居住環境のデザイン 」
大月 敏雄 工学系研究科・教授
14:50~15:20 「建物を使い続けることの価値 」
加藤 耕一 工学系研究科・教授
15:35~16:25 総括討議
山内 祐平 情報学環・教授
13:00~13:30 「都市居住の社会学:住むことをめぐる重層的な交渉」
祐成 保志 人文社会系研究科・教授
13:35~14:05 「ライフサイクル思考の建築設計」
清家 剛 新領域創成科学研究科・教授
14:15~14:45 「自然で拓く都市の未来」
高取 千佳 工学系研究科・准教授
14:50~15:20 「東京24区」
越塚 登 情報学環・教授
15:35~16:25 総括討議
三浦 あゆみ 総合文化研究科・准教授
13:00~13:40 「衛生学から発展した建築環境工学」
小﨑 美希 新領域創成科学研究科・准教授
13:50~14:30 「建築物の耐震規定の歴史と最新の被害把握技術」
楠 浩一 地震研究所・教授
14:40~15:20 「なぜ災害対応には「型」が必要なのか ― VUCA時代のレジリエンスを考える ―」
沼田 宗純 生産技術研究所・准教授
15:35~16:25 総括討議
山本 則子 医学系研究科・教授
16:25~16:35 閉講の挨拶
津田 敦 理事・副学長