2025年10月14日(火)
新聞報道でも取り上げられているように、東京大学では、学生のニーズを最大限に重視した2つの新学部の構築を計画しています。
従来の東京大学では、学科や研究室ごとに定員が設けられていました。3年生になると学生は特定の学科に所属し、4年生になると研究室に配属されるのが一般的でした。これは、限られた教育リソースを効率的に活用するための仕組みとして長年用いられてきましたが、学生が希望する専門分野で必ずしも学べるとは限らず、また興味や関心の変化に応じて学科や研究室を柔軟に変更することも困難でした。
2つの新学部「ディープテック学部」、「コンピューティング学部」では、学生のニーズに応じて学科や研究室の規模を柔軟に調整し、学生が自らの興味に合わせて希望する専門分野を学び、希望する研究室に自由に所属できる仕組みを導入します。DX化の推進と東京大学が有する膨大な教育リソースを活用し、まずは学生の関心が高い「コンピューター科学」や「テック系企業教育」に関連する領域で、この新たな仕組みを導入する学部を設立する予定です。
このような学生のニーズ中心の教育システムについて、ぜひ自由にご意見をお寄せください。今後の学内での教育内容検討の議論の参考にさせていただきます。
東京大学大学院工学系研究科・工学部
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