情報理工学分野の進路やキャリア形成に興味はありますか?
About
情報理工学系研究科「創造的展開プロジェクト」ではマイクロソフトリサーチアジアと共同で情報理工分野でのキャリア形成や最新の研究をお伝えするイベント「情報理工学で創造的展開を目指す」を開催します。
イベントでは東京大学、お茶の水女子大学の研究者、マイクロソフトとその関連会社で世界を舞台に活躍するリサーチャーやエンジニアから、現在のキャリアまでの道のりについて話をするほかに、情報理工学分野の新しい技術を紹介するコーナーもあります。
情報理工学分野に関心がある、最先端の研究者や技術者の話を聞いてみたい、など将来の進路やキャリア選択として情報理工学に関心のある大学生や大学院生、高専生、高校生など多くの参加をお待ちしています!女性スピーカーも多く登壇しますので情報分野の研究やキャリアに関心の有る女子学生の参加を歓迎します。
本イベントは以下の3部構成になります。
スピーカーセッション
パネルディスカッション
最新技術の紹介
スピーカーセッション
パネルディスカッション
最新技術の紹介
情報理工学分野の大学生や大学院生はもちろん、情報分野への進学を考えている高校生など次世代のみなさんに「キャリア形成」を考えるヒントとなる話題を提供します!
参加対象者
本イベントは、現在大学生・大学院生を中心に、高校生や高専生など以下のいずれかにご興味をお持ちの方ならどなたでもご参加いただけます。
情報理工学分野でのキャリア形成に興味のある方
情報理工学分野への進学に興味がある方
マイクロソフトに興味がある方
各セッションは日本語および英語で行われる予定です。翻訳や通訳のサポートに関する情報は、ウェブサイトで随時お知らせしていきます!
講演者紹介
山肩 洋子
東京大学
数理情報教育 研究センター 准教授
数理情報教育研究センター准教授 博士(情報学)主に食に関するAI技術を中心としたマルチメディア情報処理の研究に取り組む。
伊藤 貴之
お茶の水女子大学
情報科学科 教授
お茶の水女子大学情報科学部教授 1992年から2005年までIBMリサーチ東京の研究者、2005年から2011年までお茶の水女子大学の准教授を務め、現職に至る。2019年から同大学のAI・データサイエンスセンターの局長も務める。情報可視化の研究に取り組む。
鳴海 拓志
東京大学
大学院情報理工学系 研究科准教授
東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻准教授
バーチャルリアリティを活用して人が世界を認識する仕組みを調べ、その知見を活用して人間の能力を拡張する研究に取り組む。
小松 璃子
日本マイクロソフト株式会社
カスタマーサポートエンジニア
Microsoft 365 サポートエンジニア
2016年にお茶の水女子大学大学院情報科学研究科博士課程在籍中にマイクソロソフトへ入社。似顔絵生成システムについて研究し、2022年にお茶の水女子大学で博士号を取得。
江里口 瑛子
マイクロソフトコーポレーション
シニアリサーチャー
江里口瑛子 博士(工学)。現在マイクロソフトのシニアリサーチャーであり、多言語自然言語処理、深層学習の研究に従事する。所属先のマイクロソフト機械翻訳チームでは、機械翻訳システム (Bing Translator) および多言語NLPアプリケーションの研究、開発を行う。また、ダイバーシティ&インクルージョンボランティアの一環として、NPO法人Women in Machine Learning, Inc.の役員を務め、機械学習研究分野における女性研究者の影響力向上を目指したプロジェクト・イベント開催などに携わる。マイクロソフト入社以前は、学術振興会の特別研究員 (DC1)として採用され、2018年東京大学にて博士号を取得した。
ツイ レイ
マイクロソフトリサーチアジア・プリンシパルリサーチマネージャー
マイクロソフトリサーチアジアの自然言語処理グループのプリンシパルリサーチマネージャー。レイは、ハルビン工科大学コンピュータサイエンス学部で博士号を取得後、2015年1月にMSRAに入社し、研究テーマは、自然言語処理(NLP)とドキュメントAIである。2007年のインターンを含めて16年間、MSRAに勤務しており、彼の研究は、いくつかの重要な製品や研究プロジェクトに貢献しています。AIとNLP分野のトップカンファレンスで50以上の研究論文を発表。また、AIとNLPの分野で20以上の米国特許を取得している。
藤原 良樹
マイクロソフトディベロップメント株式会社
ソフトウェアエンジニア
Microsoft Development(MSD) ソフトウェアエンジニア
2021年からBingとMSNの開発に携わる
2021年に東京大学で学士号取得、同大学で2023年にコンピュータサイエンス修士号を取得
篠塚 祐紀子
マイクロソフトディベロップメント株式会社WebXT Japan Team プロダクトマネージャー
2015年に慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程卒業。在学中、画像処理、物体認識の研究に従事、MSD, MSRAにてインターンシップ。卒業後、Microsoft Development株式会社 入社。画像処理アプリ、Bing検索、MS Startの業務にてプロダクトマネージャーを担当。US本社の勤務経験あり。
リュウベイ
マイクロソフトリサーチアジア
シニアリサーチャー
マイクロソフトリサーチアジア (MSRA) マルチモーダルコンピューティング(MMC)グループの研究者
中国の南京大学で学士号を取得し、京都大学で修士号、博士号を取得
研究分野はマルチモーダル学習と事前学習、エンボディドAIなど
鎌倉真音
マイクロソフトリサーチアジア
シニアリサーチプログラムマネージャー(アウトリーチ日本担当)
マイクロソフトリサーチアジア(MSRA)のアウトリーチグループのシニアリサーチプログラムマネージャーとして、アカデミックエンゲージメントと企業エンゲージメントで日本全域をカバーする。2017年にマイクロソフトに入社。MS入社以前は、東京大学でプロジェクト研究員として勤務。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学、学振DC1、同学府修士課程修了(修士)、日本女子大学理学部卒業(2004年)。
タイムスケジュール
発表言語
第一部 | スピーカーセッション
コンピュータサイエンス&テクノロジー分野におけるキャリア形成
コンピュータサイエンス&テクノロジー分野におけるキャリア形成
英語
13:00 - 13:10
開会の挨拶
日本語・英語
13:10 - 14:40
スピーカー・セッション
Food AI for Human and Planet Health
山肩洋子(東京大学)
マルチモーダル研究の私の歩み
リュウベイ(マイクロソフトリサーチアジア)
人を知り自分を形作るためのバーチャルリアリティ
鳴海拓志(東京大学)
ワクワクさせる世界のことば
江里口瑛子(マイクロソフトコーポレーション)
企業からアカデミアへ
伊藤貴之(お茶の水女子大学)
フルタイムで働きながらの博士号取得から学んだこと
小松璃子(日本マイクロソフト株式会社)
休憩 14:40 - 15:10
第二部 | パネルディスカッション
講演者とのQ&A
講演者とのQ&A
日本語・英語
15:10 - 15:55
パネルディスカッション【日本語】
山肩洋子(東京大学)
リュウベイ(マイクロソフトリサーチアジア)
鳴海拓志(東京大学)
藤原良樹(マイクロソフトディベロップメント株式会社)
伊藤貴之(お茶の水女子大学)
小松璃子(日本マイクロソフト株式会社)
司会:鎌倉真音(マイクロソフトリサーチアジア)
Romain Harang(東京大学 大学院情報理工学系研究科博士課程)
第三部 | 最新技術の紹介
英語
16:35 - 17:10
大規模言語モデルと汎用人工知能(AGI)
ツイ レイ
マイクロソフトアジア プリンシパルリサーチマネージャー
英語
17:10 - 17:20
閉会の辞
会場
東京大学本郷キャンパス山上会館およびオンライン(ハイブリット開催)
●定員:120(会場) 250名(オンライン)
※参加登録時に会場参加かオンライン参加をお選びいただけます。
※会場参加でお申し込みいただいた場合でも、会場定員を超過した際は、オンラインでの参加となります。
日時:2023年6月17日(土) 13:00 ~17:00(開場 12:30)
*会場参加の方はイベント開始10分前までに会場へお越し下さい。
お問い合わせ : ist-kikaku.t◎gs.mail.u-tokyo.ac.jp
◎を@に代えてご連絡ください
主催:東京大学 大学院情報理工学系研究科 創造的展開プロジェクト