バイオエンジニアリングは、工学および医療・生命科学の境界領域に位置づけられる融合学問分野です。このスプリングスクールは、専門性をこれから身に付ける学部生や今まさに身に付けつつある学部生が、学際的なバイオエンジニアリング研究の最前線に触れることで、広い視野と高い専門性の双方の重要性を認識し、多様なバックグラウンドを持つ研究者や大学院生そして参加者と交流することで、バイオエンジニアリングという分野の面白さを体感してもらうことを目的としたイベントです。
スプリングスクールにおけるセミナーや研究体験は、生命工学、材料、化学、精密工学、機械、物理、情報、電気電子のそれぞれの分野で高い専門性を持ち、かつバイオメディカル分野で先駆的な研究をしている教員および研究室が企画・実施しています。最先端の生体分子工学、再生医療、バイオイメージング、バイオ医薬品など、バイオエンジニアリングの魅力を知ることができる一日となるはずです。また、参加者についても、モチベーションが高い学部生が各地から集まっており、互いに刺激し合う非常に良い機会になっております。
このイベントでの経験が、参加者の皆さまの学びや発見、進路選択への糧となれば幸いです。
9:45 開場
10:00- 開会のあいさつ、バイオエンジニアリングの紹介
10:15- 教員によるインスパイアトーク
11:15- グループワーキング(交流イベント)
12:00- 昼食、フリータイム(昼食は主催者で準備いたします)
13:00- 研究体験1
15:00- 研究体験2
16:40- グループ交流、修了証授与式
17:00 解散
インスパイアトークテーマ
「人工自我と意識の信号処理研究」
光吉 俊二 先生
東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻
道徳感情数理工学社会連携講座 特任准教授
「Digital&Bio Dataで個別化保健医療の社会応用を目指す」
岸 暁子 先生
東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻
社会連携講座 個別化保健医療講座 特任講師
ソフトマターの触り心地を分子から科学する
我々の健康を見守る電子の鼻
Targeted delivery of mRNA with ligand-installed nanocarriers (リガンド結合ナノキャリアによるmRNAの標的送達)
超音波診断で自分の体の中をのぞいてみよう
心拍計を自作してみよう
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高分子バイオインターフェース 〜生体適合性表面の基礎〜