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|商学研究科

|三つの方針

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)、入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)については、こちらからご覧ください。

|人材養成の目的

商学及びその関連諸分野に関する理論並びに実務にかかる高度な教育研究を行い、高い研究能力と広く豊かな学識を有する研究者の育成及び優れた見識と高度の専門性を必要とする業務を遂行することのできる人材の養成を目的とする。

|取得できる学位

博士前期課程
    修士(商学)
博士後期課程
    博士(商学)、博士(経営学)、博士(会計学)、博士(経済学)、博士(金融学)

|研究科の特長

特長1.広範な研究分野をカバーする充実した教育スタッフ
「経営学」「会計学」「商業学」「経済学」「金融学」の5つの分野における講義・演習科目を幅広く展開しています。入学時に選択した主分野の学びを深めつつ、主分野以外の授業の受講が可能です。横断的な学びを通して商学全般に関する複眼的な視野を獲得できます。教員数は専任・兼任あわせて、学生収容定員の1.5倍に相当する約80名に及びます。少人数体制による細やかな指導を通して、一人ひとりの学びに即した学修環境を提供しています。

特長将来のキャリアパスに合わせて選択できる2つのコース制度
博士前期課程では、目指すキャリアに応じた2つのコースを設置しています。「研究コース」は、博士後期課程への進学を希望する人、あるいは公認会計士・税理士などの高度職業人を目指す人を対象に、入学時に指導教授を決定し、修士論文の執筆に向けた研究指導を柱とするカリキュラムが用意されています。「ビジネスコース」は、ビジネスにおける実践的応用力の修得を目指す人を対象に、講義科目の履修により体系的な知識を身に付けたあとに、特定課課題研究あるいは修士論文の研究指導を行います。このコースでは、専門的知識と分析手法、ビジネスの実態をバランスよく学修できるカリキュラムが用意されています。

特長世界に広がる研究の舞台
大学院生が研究成果を公表する場として『大学院研究年報』があります。このほかに、『商学論纂や『企業研究』へ投稿することができます。また、博士後期課程の大学院生は、企業研究所の準研究員として研究プロジェクトに参加し、研究科内外の第一線の研究者とともに研鑽を積む機会もあります。最終的に博士論文を完成させる途上で、国内外の学術誌に論文を数多く公表しています。

カリキュラムの基本構成

博士前期課程

●セミナー系科目
商学全般についての基礎的知識を修得できる「基礎セミナー」、研究上必須な専門知識を修得できる「研究セミナー」、本研究科所属の教員と学外の実務家・研究者とのコラボレーションによる実践的な「ビジネス・プラクティカル・セミナー」を設けています。アカデミックな能力と実践的な能力を伸ばします。

●講義科目
5つの分野について、体系的に網羅するよう講義科目を配置しており、主分野だけでなく、関連分野を含めて総合的に学修します。

●演習科目/ビジネスプラクティカル・ワークショップ
担当教員の指導の下で課題設定、調査、分析、発表などをみずから主体的に行い、さらに外国語運用能力や統計処理を含めた総合的な研究能力を養います。「研究コース」では、指導教授の指導を基本にしつつも、他の教員の演習を修することで、専門的知識や分析手法を広く学び、独創的あるいは学際的な視点に立った課題設定能力を磨きます。「ビジネスコース」では、演習に加えて、より実践的なビジネスプラクティカル・ワークショップで企業のケースを取り上げたり、英語での講義によりコミュニケーション・スキルを高めます。
※ビジネスプラクティカル・ワークショップは新規開講予定です。

●修士論文(研究コース)
修士論文の作成を通じて、研究のオリジナリティ、体系性、論理性など、研究者あるいは高度職業人として求められる基礎的力量を身につけます。

●特定課題研究(ビジネスコース)
実際に起業するときのビジネスプランや、企業に対する実態調査についての結果報告、企業診断を行ったうえでの改善プランなど、実務的な内容の研究成果を作成します。これを修士論文に代えて修了にあたっての要件として審査を行います。

|博士後期課程

特殊研究
経営学、会計学、商業学、経済学、金融学の5つの分野別に、高度な専門知識と分析手法を修得しながら、各分野の視点に立って独創的なテーマを設定し、理論的、実証的に精緻に分析・研究する力量に磨きをかけます。

研究セミナー
課題を追求する問題解決力、説得力のある学術論文に仕上げるアカデミック・ライティング能力、学会や研究会などで発表するプレゼンテーション能力といった高度な発信力を養います。

コース紹介(博士前期課程)

<研究コース>
大学教員や研究機関の研究員、公認会計士、税理士などの専門職を目指す人のためのコースです。博士後期課程に進学し、博士号の取得を目指す道が開かれています。入学時に指導教授を決定し、2年間の演習を通して商学に関する研究を徹底的に蓄積し、修士論文を作成します。体系的な専門知識を身に付けると同時に、アカデミックな世界でも通用する総合的研究力を養成します。

<ビジネスコース>
企業経営に関する幅広い専門的な知識と実践的応用力を修得したビジネスマンを目指す人のためのコースです。入学後は講義科目を中心に専門知識を体系的に身に付け、その後、特定課題研究あるいは修士論文の執筆を通して専門知識の応用力を鍛えます。授業履修後に指導教授を決定することで、学際的・実践的な視野からテーマを見定めたうえで、研究に取り組むことができます。

|教員紹介

教員紹介サイト
 専門分野、研究キーワード、研究内容の紹介、主な業績、メッセージ等を掲載しています。