学生向け情報
このページでは当研究室への配属を検討している学生に向けた情報を記載しています.
人数
2023年度現在,当研究室に所属している学生は次の通りです.
学部生 6名
修士2年生 1名
修士1年生3名
福永が中央大学に入職して以来の4年の間に卒業した学生は,学部生35名,修士1名です(学部生と修士は重複してカウントしています).修士課程に在籍した学生はすべて内部進学です.
受け入れ方針
卒論生の配属人数は学科によって決定されます.配属の希望人数が定員を上回った場合は,成績・志望動機・やりたい研究内容によって判断します.
大学院生については,入学試験に合格した学生は原則全員受け入れます.ただし,事前に相談があった場合,本人の適性ややりたいことによっては,他の進路や研究室を勧めることがあるかもしれません.
研究生については,十分な学力や研究能力が確認出来た上で,研究生として所属することに必要性を感じられる場合にのみ受け入れます.
研究指導
良い研究をすることを目指すということは大前提ですが,それに加えて卒業後に役立つ知識を身につける機会も提供したいと思っています.例えば,計算機実験を通してプログラムのバージョン・データ・パイプラインを管理するためのノウハウを身につけることができます.論文を読むことを通して研究のトレンドを把握したり技術的な文章を読む能力を身につけてほしいと思ってます.研究発表を通して,プレゼン力やコミュニケーション能力を身につけてもらいたいと思ってます.
過去には,研究室ゼミのテーマとして次のようなものに取り組んだことがあります.
計算実験の方法,latexやgitなどのツールの使い方
分かりやすい文章の書き方(結城浩 「数学文章作法」や福地健太郎「理工系のためのよい文章の書き方」を輪読)
プレゼンスライドの作り方(渡辺克之「伝わるデザイン PowerPoint資料作成術」を輪読)
AtCoderの過去問を題材にしたプログラミングコンテストの勉強会
また,研究室内ではオープンなコミュニケーションを促す仕組み作りを大事にしています.例えば,研究室内では連絡にスラックを使っていますが,その際はダイレクトメッセージは使わず,他の学生も見られるチャンネル内ですべてやりとりすることをルールとしてます(もちろん,プライバシーに触れるメッセージをやりとりする際は例外です).また,2022年度は前期にグループでKaggleのコンペに参加したり,スワームロボットの開発を行う課題に取り組むなどの試みを行いました.
過去に在籍した学生の論文やプレゼンのデータは研究室内でのみ利用可能なwikiサーバーで管理しており,すべて閲覧することができます.2022年度からはプログラムや実験データの保存のためにgitlabサーバーを立てました.過去の研究室活動で生まれた成果物をなるべく保存することで,今後の研究がスムーズに進むよう整備しています.
設備
現在研究室に備えている主な研究設備には次のようなものがあります.
計算実験用サーバ (CPU専用)
計算実験用サーバ(GPU搭載)
学生には専用の机とノートPC,モニタを提供しています.また,研究遂行や知識習得のために必要な書籍や備品などは,その都度研究費で購入します.