学校長挨拶

令和６年度　学校長あいさつ

　５月１日に開校７５周年を迎える令和６年度の府中市立第一中学校が始まります。

昨年度に引き続き、府中市立第一中学校の校長を務める　志田孝敏（しだたかとし）です。どうぞよろしくお願いいたします。

　今年度は、１年生１１９名、２年生１２０名、３年生１０３名の３４２名で第一中学校の教育活動をスタートしました。

本校には、３つの特徴があります。

一つ目は、府南学園（第一中、国府小、栗生小、旭小、南小）として小中一貫教育の取組みが１７年目を迎えていることです。併設型小中学校として、小中９年間の学びをつなぎ、児童生徒をつなぎ、教職員をつなぐことで教育活動を推進し、１５歳の義務教育終了時に、進路選択をはじめとした、未来につながる力の育成を目指しています。

二つ目は、学校運営協議会が設置されたコミュニティ・スクールとして６年目を迎えていることです。「Thanks to you,・・・」～『おかげさま』あふれるコミュニティ～　というコンセプトを持ち、地域の知恵と力を学ぶとともに世界に目を向けて、将来の地域社会を担う力の育成を図ることを目指しています。

三つ目は、教科教室型の教室利用を行っていることです。生徒は毎時間教室を移動します。「授業を受ける」のではなく「学びに向かう」という行動も通して、主体的に学ぶ力の育成を図っています。

これらの特徴を生かし、本校卒業時には、「自ら考え、自ら進んで社会貢献できる自律した」１５歳になってくれるよう、教職員一丸となって教育活動を進めてまいります。

コロナ禍を経て、世の中の変動も激しい時代です。生徒の健康・安全そして命を何よりも大切にして教育活動を進めてまいります。また、進取の精神は持ちつつ、不易流行を見極めながら、今年度も、コミュニティ・スクール、小中一貫教育を二つの軸として、校訓「響・創」のもと、学校教育目標「世界・地域目を向け、未来を切り拓く生徒の育成」に向けて、地域・保護者の皆様とともに、教職員全員で教育活動を進めたいと思います。

　どうぞ、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。

令和６年４月

府中市立第一中学校　校長　志田　孝敏