5月30日(金) 番外編「先生たちの研修」
私たち教育公務員は「研修と修養(研修)」に努めることが義務で、いつも子どもたちを下校させた後は(会議や打ち合わせの日もありますが)様々な研修を行っています。この日は月に1回の「指導力向上研修」で、特に若手の先生の学級経営力や授業力などを高めることを狙いとして実施いたしました。
前半は学級によっても違いのある「朝の会」を模擬的に披露し合ってそのよさに学んだり、後半は3~4人ずつの小グループに分かれて学級の悩みを相談したりする研修でした。
子どもたちも学習の中で考えを広め、深めるための「対話活動」を行いますが、先生たちも自らの課題をもって自分の言葉で表現し、お互いを高め合う研修を行っております。
5月30日(金) 1年生「新体力テスト」
前日(29日)は2年生の新体力テストでしたが、私が見に行くことができなかったために写真の掲載ができません。申し訳ありません。
金曜日は今年度「新体力テスト」の最終日として1年生の「新体力テスト」を行いました。他の学年と同じく運動場における「ソフトボール投げ」と体育館での「腹筋運動」「反復横跳び」「握力」「長座体前屈」「立ち幅跳び」で、この日もたくさんの保護者の皆様に補助を行っていただきました。連日ご参加いただいた方も複数おられ、お陰様で安全にスムーズに進めることができました。本当にありがとうございました。
5月29日(木) 第1回代表委員会
代表委員会は、高学年が担当する「運営委員会」の児童が中心になる学校の議決機関で、3年生以上の各学級代表児童(2名)と各委員会の委員長が出席します。今回は「学校のスローガン」について、事前に「ルールを守り、思いやりや笑顔あふれる香椎浜」という案が提示されていました。この案について各学級から意見を集約して代表委員会で意見を交わし、決めるというものでした。
代表委員会の最後に、校長の私からも言わせていただきましたが、代表委員会に出てきた児童の「話を聞く姿勢/発表や反応の仕方」などは、まさに全校のお手本ともいうべき大変素晴らしい姿でした。もちろん形だけではなく、香椎浜小学校をどのようにして良い学校にしていくか、みんなでどのように盛り上げていくかを、一人一人が代表としての自覚をもって真剣に考えてくれている姿を、校長としてとても誇らしく思いました。
最終的には6年2組が提案をベースにして考えた「ルールを守り、感謝や思いやりで笑顔あふれる香椎浜」が多数決によって可決されました。一人一人が代表委員会メンバーと同じような向上心をもって学校を盛り上げてくれることを期待したいと思います。
5月28日(水) 5年生・3年生「新体力テスト」
先日の6年生に引き続き、この日は5年生が1・2時間目、3年生が3・4時間目に新体力テストに臨みました。特に「反復横跳び」や「長座体前屈」を中心にたくさんの保護者の皆様に記録等の補助をしていただきました。お陰様で、スムーズな体力テストの進行ができました。
5月27日(火) 2年生・生活科「ヤゴ採り」
どの学校でも、生活科ではこのプール掃除前の時期に合わせて、低学年が生活科における「ヤゴ採り」を実施するところが多いようです。本校でも、前日にプールの水位を半分ほどに下げた上で、ヤゴ採りを実施しました。
実は昨年度は、前日にプールの水を抜いて水位を下げる際、水を抜きすぎて足首程度の極端な浅さにしてしまったため、当日の朝にどうもカラスが寄ってきてヤゴを食べ尽くしていたようで、子どもたちがヤゴ採りをしてもほとんど採れない状況でした。今年はその反省に立ち、水位は半分程度にしましたので、結構な量のヤゴを救出(捕獲)することができたようです。
子どもたちは先生の話も聞けないくらいに興味の方が前に出て、みな「ワーワー」言いながらヤゴ採りに夢中になっていました。「すごっ!3匹も網に入った!!」「見て見て、これ大きいよ!」等々。
子どもが活動している間も、ずっとトンボがプール・プールサイドの上を飛び回っていました。見ると、すごく真っ赤なトンボとオレンジ色っぽいトンボとが付かず離れず飛び回っているのでした。
逃げないように(実際は、近づくと何回か逃げられましたが)忍び寄って、その真っ赤なトンボの姿をカメラに収めることができました。拡大してみて、「ショウジョウトンボ」だと分かりました。目玉も胸・腹もすべて真っ赤なトンボで、これはオスです。一緒に飛んでいたオレンジ色の方はカメラでとらえることができませんでしたが、どうもメスだったようです。
これからの季節、同じ「赤とんぼ」の類でも「ナツアカネ」や「アキアカネ」といった、オレンジ色っぽい色のトンボが最も多く見られる種類ですが、意外と身近に真っ赤できれいなショウジョウトンボを見ることができ、とてもうれしい気分になりました。
後で子どもたちが捕まえたヤゴを見ました。2~3種類のヤゴがいて小さいサイズが多かったようですが、おそらくショウジョウトンボのヤゴも含まれているようでした。
小さな命、果たしてうまく羽化して大人のトンボになれるでしょうか。
5月27日(火) 6年生・新体力テスト
土曜日の城香中学校・体育大会が雨天によってこの日に延期されていたため、3・4時間目の4年生・新体力テストを見ることができませんでしたが、1・2校時が6年生でしたので、その分の様子をここにお知らせいたします。
運動場のソフトボール投げ用のライン引きや、体育館の諸々の道具等の配置・準備は、前日の午後に職員が手分けをして行っておりました。
本番は幾名かの保護者のご協力(体力テスト進行の補助)の下、体育館と運動場に分かれて実施しました。天気が良かったので、外の「ソフトボール投げ」は青空の下で気持ちよく行うことができました。
体育館は、「腹筋運動」「反復横跳び」「握力」「長座体前屈」「立ち幅跳び」に分かれ、皆ローテーションで順番に回りながら取り組み、記録していきました。
「去年どれだけ(記録が)あった?」と、互いに今回の記録を覗き込みながら、自身の成長を楽し気に確認する姿があちらこちらで見られました。
5月21日(水) お話宅配便〔全学年〕
今年のチャレンジタイムは昨年度から時間帯が変わって、中休み後の3時間目が始まる前になっています。この日は、各学級に他学年の担任の先生が絵本を持って読んでくれる「お話宅配便(今年度第2弾)」を行いました。
日頃直接学習にかかわってはいない先生が、どんな話を持ってきて、どんな風に読んでくれるのか、子どもたちは興味津々でお話を楽しんでいました。
5月20日(火) 3年・リコーダー講習会
3年生は「初めて学ぶ教科や内容」が多い学年です。1・2年生の「生活科」が無くなって「理科」「社会科」「総合的な学習の時間」「外国語活動」などが始まります。また低学年の時にも「音楽」はありましたが、リコーダーを始めるのがこの3年生からです。
この日の講師として、(株)ゼンオン教育センターから「神野 和美」先生がお越しになり、3年生にリコーダーの指導をしてくださいました。
一口にリコーダーと言っても、小学校で使用する定番のリコーダー以外にも2種類の大きなリコーダーを提示していただき、実際に演奏していただいて音の低さを直接聞くことができました。また、リコーダーの素晴らしい演奏(春の小川/パフ/ピタゴラスイッチ/ライラック)を聞かせてくださり、子どもたちの「早く習って吹いてみたい!」「あんな風に上手になりたい!」という意欲に火をつけていただきました。
基本的な「ドレミファソラシド」の音階における指使いを教えていただき、各人がリコーダーの練習に熱中していました。
5月14日(水) 4年・総合的な学習の時間「ごみの分別」
人間が生活していく上でどうしても出てしまうものに「ごみ」があります。出したくないと思っても、全く無くすことは不可能です。この日、4年生は社会科の学習と関連がある「ごみの分別・処理」について、環境局の方をGTに迎えて学習しました。
進行は実行委員の児童が行い、初めに環境局の方からの話を聞き、後半はグループ単位で絵カードを使って、ごみの分別についてそれぞれ考えました。
ごみを減らしていくためには「3R(スリーアール)」の取組が大切だということを教えていただきました。これは、世界的に推奨されているごみ減量の視点です。
① Reduce(リデュース)…資源の消費、ごみの発生をもとから減らすことで、過剰包装の商品を選ばない/レジ袋の利用を避けてマイバッグで買い物をする/長く使える製品を買う/手入れや修理をして使う/詰め替え用の製品を買う などです。
② Reuse(リユース)…繰り返し使うことで、ゴミを減らすことで、洗浄して繰り返し使用できるリターナブル瓶の商品を買ったり使用後にリユース回収に回したりする/フリーマーケットやガレージセールなどを利用し、不用品の再活用に努める などです。
③ Recycle(リサイクル)…スチール缶・アルミ缶・牛乳パック・ペットボトルなどを資源として再び利用してごみを減らす取組で、資源として分別したりリサイクル製品を積極的に利用したりする などです。
子どもたちは、ごみの分別についてグループで話し合い、自分の生活におけるごみの処理等について振り返っていました。
5月2日(金) 歓迎集会・歓迎遠足
令和7年度も、あっという間に1か月が過ぎ、職員室に鍵を取りにくる子が「前の学年を名乗ってくる事態」はだいぶん減りました(笑)。この間、6年生が様々な場面で1年生に関わってくれてきたこともあって、1年生も学校生活に随分なじんできました。
この前日の夜中過ぎまでかなり激しい雨が降っていましたが、みんなの願いが天に通じて、気持ちの良い晴天になりました。歓迎集会の「校長先生の話」では、『みんなの願いだけじゃなく、今朝、校長先生が “おりゃーーー!!” っと、雨雲を追っ払っておいたので、晴れたんですよ。 』と話すと、驚く低学年の反応と失笑を買ったに近い高学年の両方の反応が大変面白く感じられました。
歓迎集会は運営委員会の児童がその計画と役割分担などをしっかりしておいてくれたおかげで、1年生の拍手での歓迎、対面、歓迎の言葉、そして1年生からの出し物(呼びかけ・歌)が、楽しく、予定通りに進められました。
歓迎集会が終わると、歓迎遠足として出発! 校門から目的地の「アイランドシティ中央公園」に向けて、長い長い列が続きました。晴天になった分、子どもたちの表情もより明るくワクワク感に満ちているように感じました。6年生は1年生としっかり手をつないでいました。1年生の人数より6年生の人数が30人以上少ないので、1年生を両手につないでいる6年生も多くいました。
アイランドシティ中央公園は、今回照葉北小学校とバッティングしていましたが、事前に学校間の調整を行い、本校は広い公園の奥(大きな池がある方)を使うことになっていたので、各学年に分かれて広々と使うことができました。
学年の先生からの諸注意の後、子どもたちは楽しみにしていたお弁当を食べました。校長の私は3年生の子たちが「校長先生、一緒に食べましょう!」と誘ってくれたので、ありがたく一緒に食べさせてもらうことができました。
食べ終われば、新しいクラスの仲間と元気いっぱいに遊ぶ姿があちらこちらで見られました。鬼ごっこや大縄跳び、ヘビヘビじゃんけん… などなど。新しい学級の友達と打ち解けて、楽しい時間を過ごすことができたようです。
学校に戻ったら各学年ごとの「さよなら」です。6年生がしっかりと1年生のお世話をしてくれたおかげで、誰一人迷子やトラブル・怪我になることなく、楽しい遠足が無事に終わりました。
1年生は6年生へ「ありがとうございました。」の挨拶を行い、1年生の王丸先生からも6年生へお礼の言葉が述べられました。6年生、一日本当にお疲れ様でした。また一つ「良きお兄さん・お姉さん」のレベルが上がったと思います。