1月28日(水) 4年生「認知症サポート養成講座」
昨年度の4年生でも実施しましたが、『超高齢社会』の今、認知症と私たちは無関係ではいられない状況にあると言えます。この日4年生は、身近なお年寄りが困っていたらどうすれば良いか等について学ぶ「認知症サポート養成講座」を受けました。
昨年度もそうでしたが、まず東区地域保健福祉課の 濱田彩花さんに、香椎浜の地域としての実態や『認知症』とは一体どういうことを指すのかなどについて教えていただきました。
次に、サンカルナ香椎照葉の 川久保満善さんから4年生にお尋ね(確かめ)があったり、お年寄りはどのような状況になりやすいかなどについての話をしていただいてクイズで考えたりしました。
さらに、認知症の方の「困り感」を4年生のあるケースに置き換えて考えるなど、4年生がお年寄りの気持ちを共感的に捉えることができる学習の工夫で、楽しみながらしっかり学ぶことができました。
また公民館長役(足立館長ご本人)や、かわいい小学4年生役(担任:梶原先生・森先生)を交えて、認知症のお年寄りに出会った際に、どんなサポートが良いのかを考える「劇」を見せてもらいました。買い物帰りのお年寄りが帰り道が分からなくなった設定で、2パターン(良くない対応例・好ましい対応例)で比較して考える学習をすることができました。子どもたちはそれぞれの劇の後に、「どこが良くなかったか(良かったか)」「なぜ良くなかったか(良かったか)」を近くの友達と話し合って確かめ、意欲的に発表していきました。
最後は、「認知症の人って?」と川久保さんがまとめをしてくださいました。認知症かどうかを確認するというよりも、「『困っている方』に寄り添い、安心してもらえるように自ら関わること」が大事であることを教えていただきました。川久保さんは、この「はまっこ日記」をちゃんと見ていただいていたようで、「『思いやりの気持ち』が大切だよね。学校でそのことを一番言われているのは誰?」と子どもたちに問うてくださいました。子どもたちは「校長先生!!」と即答してくれました。
思いやりが大事なことは、校長の私が常から話していることではありましたが、4年生にとってはこの日の具体的な学びから、思いやりの姿がより鮮明に見えたのではないかと感じました。4年生のみんなが「知っているだけの人」から、「相手の立場に寄り添い、思いやりの気持ちをもって行動に移す人」になってくれるのではないかという明るい先が見えたように思いました。 (川久保さん、アップロードが遅くなり、誠に申し訳ございませんでした。)
1月27日(火) 5・6年生「性暴力対策アドバイザー派遣事業」
5・6年生は、福岡県性暴力対策アドバイザーの 川元圭代 様をGTに迎え、「性暴力対策」について学びました。「性暴力対策…」と言葉だけ聞くとかなり強い印象の内容に思えますが、まずは自分と他者との境界線とは何なのか、などから正しく認識するためにプレゼンを見せていただきながら学びました。「境界線」は人それぞれに違いがあり違いがあって当然であること、その内容としては「身体の境界線/気持ちや考え方の境界線/持ち物の境界線」などがあり、それらを侵害され、イヤだと感じたらそれを「イヤだ!」と表現することが大事であること、自分自身や相手を守る・尊重する必要があることなどを教えていただきました。
また、各境界線を侵害されたときは「イヤだ」と言えない時もあるので、「その場から逃げ出す」とか「味方になってくれる大人に相談する」など、自分の身を守るための方法を知ることができました。
「境界線を越えるとき」は、言葉でお互いの気持ちを確かめ合うことが重要で、イヤな時はそれをイヤだと言っていいことを学びました。
「性の境界線」については、体操服で隠れるところがいわゆる「プライベートゾーン」で、プライベートゾーンは「見ない・見せない/触らない・触らせない」ことが約束だと教えていただきました。そしてこれも前述と同様に、相手の気持ちを確かめずに勝手に境界線を越えることは許されないことと、それを侵害することが「性暴力」に当たることを学びました。
思春期を迎えている子どもたちは、これからさらに自我が芽生え、「自分探しの旅」を始めていくことになります。その中で「自分の身体は自分のもの」であり、「自分の心も自分のもの」。同時にそれは他者も同様であることを改めて知ることができたことは、自身を含める人を大事にする人権教育としても大事な学びとなった時間であったと、参観させていただいた校長の私もそのようにとらえています。
1月19日(月) 6年生「ジョブレンズ出前授業」
この日、6年生は自分の将来を考えるキャリア教育の一環で、ジョブレンズの出前授業を受けました。講師は女子ラグビーの日本代表選手の方々です。
前半は代表の「かりん」さんがご自身の経験を中心に、経験の中から得られたことについて話してくださいました。「人生は一度きり」と思い、海外・本場のラグビーに挑みたいという自分の気持ちに正直に向き合い、具体的に行動したことによって、今の自分がある… という話をされました。
英語はある程度話せたそうですが、何の伝手もないオーストラリアの航空券を買うところからの大変さ、チームメイトにキレられたことや日本と異なるルールの中で結果的に速度違反となって2万円の罰金を言い渡されたことなどのエピソードがありました。しかし、一見すれば失敗談のようですが、かりんさんはそこからその後の自分の糧となる教訓的な学びを得たことが違いました。「失敗」で終わらせていれば、今のかりんさんではなかったことが話からよく理解できました。
かりん選手以外の方々も簡単な自己紹介をされましたが、小学生の卒業文集で「オリンピックで金メダルを取る!」と目標を書き、それを本当に実現させた等、夢をもつことやそのためにどのように行動することが大事なのかなどの興味深いエピソードをたくさん伺うことができました。
そんな凄い経験を経てきた女子ラグビー日本代表は、6年生の尊敬を大いに集めたようで、講話後の休憩時間には彼女たちにサインを求める6年生の姿が多く見られました。
後半は『チームでコミュニケーションをとりながら協働することの難しさと大切さ』を実感するゲーム的な活動に挑みました。
かりん選手の指示に各班がそれに従うゲームです。まずは、班ごとに縦列で前の人の肩に手を置いた状態で「前、左、右、後ろ」をランダムに指示されたとおりにみんなで動きます。これは比較的簡単ですが、次は少しレベルアップして「前」と言われたら「前!」と口にしつつも行動は「後ろ」という具合に反対の動きをするわけです。これは咄嗟の判断を求められると同時に、全員の判断・行動が揃わなければ班の行動がばらつき、チームワークが取れない状況になるので、大変難しいわけです。
またラグビーボールを用いたアクティビティにも挑戦しました。同じく縦列状態で、前から後ろへと順にボールをパスし、パスした人は素早く列の後ろに回り込むことで、どんどん班全体は後ろへと移動して、体育館後方のゴールラインにいかに早く到達するかを競うゲームです。これだけ聞けばさほど難しくはないのですが、そこはチームワークを試すゲーム。最初の人から順にそれぞれ渡し方を変えるのです。つまり最初の人が「上」から後方にパス、次の人は「左」から、そのまた次は「右」、その次は「下」… とこの一連の動きを繰り返してゴールを目指すものです。自分がどの渡し方をするかは、それ以前のチームメイトの動きをよく見ておかねばなりませんし、その上でどう受け取りどう受け渡すかを体現しなければなりません。6年生は「ワ~!!、キャー!!」と叫びながら必死にパスし、楽しみました。活動を通してチームワークの難しさと大事さを学べたようです。その他のゲームにも取り組み、日本女子ラグビーの皆さんとの時間を満喫しました。
1月17日(土) 香椎浜校区自治協議会主催「餅つき」
昨年から “復活” した「餅つき」のイベント。コロナ渦ではできなかった餅つきを、自治協議会が4年生の「10歳の集い」に併せて企画・運営してくださいました。
自治協議会の方々は前日から準備をしてくださっていました。家庭科室では、前日から(高騰している)餅米を水につけ、小豆を湯がいてくださっていました。また当日朝は校舎裏(家庭科室・多目的ルームの外)で、とても重たい3組の石臼と多くの杵、かまどやお釜・せいろなどのセットなどを、4年生が3校時に来るのに合わせて、準備をしてくださっていました。
またこの日は、秋祭りにも来てくださった「プロレスリング華★激」の代表アステカ選手と、太宰府市市議会議員と人気プロレスラーとしての二刀流タコスキッド選手のお二人も来てくださり、4年生の節目を祝うために、餅つきに “参戦” してくださいました。
2時間目に体育館で「10歳に集い」を終えた子どもたちは、10時30分くらいに多目的ルームの裏に来て、最初に(自治協議会作成の横断幕の下、)学年全員で記念写真を撮りました。
その後、せいろで蒸された餅米を、熱い内に我々大人が杵でできるだけ押しつぶし、2~3人でどんどんつきました。餅をつく直前まで熱湯で暖めていた石臼に餅米を移し、餅つきを開始します。せいろで蒸された段階で、ごま塩でも振りかけたらすぐに美味しくいただけそうな感じでもありましたが、餅にするにはとにかく熱い内に突き上げねばなりません。
ある程度餅状になったところで、4年生の子どもたちについてもらいます。校長の私は、若いときから餅つきをほぼ毎年させていただく機会に恵まれていたので、つき手としては一日の長があることになるのですが、子どもたちは当然つき方を知りません。右利きなら足も右が前です。杵を持つ手は右が上で左手が下。杵を右上から自分の体の左下方向に振りかぶって餅をつきます。後は石臼内の餅米めがけて(できれば粒の多いところを)つくのですが、石臼の縁を叩いてしまうと杵の一部が木くずとなって餅に入ってしまうので、気をつけなければなりません。慣れないと力を込めてつくのも難しいですし、杵が左右にフラフラとなってねらいが定まりにくくもあります。しかし、子どもたちも2~3人で組んで滅多にない餅つきの機会を楽しみました。
4年生の下校後は、一度帰宅した他学年児童や保護者・地域の皆さんも多く来てくださり、つきたての美味しいお餅を堪能することができたようです。きなこ餅・のり醤油餅・大根おろし餅・ぜんざい…。つき手の私が目立ちすぎてしまいましたが、この餅つきの大成功は、前日から餅米や小豆等の準備をされ、重い石臼や杵を運び出し、竈で火をくべてせいろで餅米を蒸し、つき上がった餅をすばやくちぎって丸めて食べやすく用意してくださった、香椎浜自治協議会の皆様のおかげです。美味しいお餅は、貴重な餅つきの経験・思い出とともに、地域の方々同士のふれあいとしての貴重な一日の象徴になったと思います。
1月17日(土) 土曜参観・4年生「10歳の集い」
かつては「2分の1成人式」と言っていましたが、成人は「20歳」から「18歳」に変わったため、4年生の同じ時期に行う意義を踏まえて「10歳の集い」となっています。
学校長の話としては、「竹」の写真から次のような話をしました。
竹は成長が早く、中が空洞になっている植物で、細く高く伸びても(生きている内は)なかなか折れない。それは「節(ふし)」があるから。節があることで、折れずにしなやかに曲がることができる。人間も入園式・卒園式、入学式… そして今日の『10歳の集い』を『節目』として、大きな成長の機会ができ、強くたくましくなることができる ということ。また、一番美しいと言われるに日本語の「ありがとう」はあえて漢字で書くと「有難う」、つまり「当たり前ではない」ということ。 日頃直接口にはしていないこれまでの『感謝の気持ち』をお家の方にいろいろな形で、しっかり伝えてほしいこと、です。
4年生は10歳になる(なった)今年を一つのけじめとして、これまで自身を支えてくれたお家の方への感謝の気持ちを伝えるために、歌やリコーダー・呼びかけを練習してきました。また、10歳の今、自分の将来の夢や自分の名前に込められた願いを『漢字一文字』で書き表し、一人一人自らの思い・決意を保護者の前で述べました。
『漢字一文字』は、運動会の法被のときに学んだ「己書(おのれしょ)」を用いた児童もいました。自分の思いや決意を述べる姿に、保護者の皆さんもこみ上げるものがあったのではないでしょうか。
写真は前々日(15日)のリハーサルでは1組の児童を中心に撮ったため、本番の2・3中心の写真と併せて掲載させていただきます。
1月13(火)~14日(水) 4年1・2・3組・テーマ授業研究(体育科)
テーマ授業研究は、公開授業としては2学期にほぼ全員実施したところでしたが、10月まで「指導方法工夫改善」の立場で、11月から「はまかぜ1組担任」となった狩所先生が最後の授業者として授業は未実施でしたので、今回4年生の学級で授業研究に取り組むことになりました。13日が4年1組で、翌14日は2組・3組でも同じ導入場面の授業を行いました。
今回授業研で取り組んだ単元は「フラッグフットボール」というボール運動です。私自身も初耳のボール運動で、全く内容が分からないまま授業を見たので、4年生の子どもたちと全く同じ視線でした。
フラッグフットボールは、野球のように攻撃側と守備側が完全に分かれているので、サッカーのように瞬時に攻防が入れ替わることはありません。1ゲームは攻撃側が3人・守備側が2人で行います。コートの中は「スタート/1点/2点/3点/4点」の5つのゾーンに分かれており、攻撃側はスタートから4点ゾーンに向かって進むことになります。この時、攻撃側でボールを持った者が腰に着用しているフラッグ(旗)を守備の人に取られたら、そのゾーンでの点数が攻撃側に入ります。また、攻撃側のボールパスは「スタートゾーンのみ」許されていて、1点~4点のゾーン内ではパスできません。ですから攻撃側の3人は、スタートゾーン内で、守備側に(誰がボールを持っているか)見られないようにして2人が点数のあるゾーンに駆け出します。スタートゾーンに残った一人がボールを持っている場合は、他のゾーンにいる仲間に投げることはO.K.です。ただし、このパスを落としたら0点で攻撃は続けられません。攻撃側は3回このチャンスをもらい、攻めます(その後、攻防を入れ替えして、3回ゲームする)。
スタートゾーンの人がボールを持っていると見せかけて、実は点数のゾーンに走り出した人がボールを隠し持っている場合は、守備の人にフラッグを取られないようにして前進するのみです。フラッグを取られればその時点での点数、4点ゾーンまで逃げ切ったら4点が攻撃側に入ります。
子どもたちは狩所先生の説明や説明用の動画で具体的な例を見て、質問や確認を行いました。このゲームは、運動量はさほどないようですが、作戦次第で得点を得ることができるかどうかを競う「頭脳勝負」の運動と言えます。
教室である程度ゲームの進め方を確認した後に、皆腰に2つのフラッグ(マジックテープでついているもの)とゼッケン(ビブス)を着用し、運動場で実際にゲームに臨みました。初めて行うスポーツですし、まだ作戦の立て方も十分には分かっていなかったので、あっけなくフラッグを取られるパターンも散見されましたが、学習は失敗から学ぶことが大きいものです。これが次の意欲、チームの協力を生み出す原動力となっていきます。
1月8日(木) 番外編「先生たちの授業研究」
3学期はわずか3ヶ月弱の短い期間ですが、今の学年としてのまとめの時期であると同時に、「次の学年に向けた『0学期』だよ。」と子どもたちに伝えています。
ゆえに、各担任も一つ一つの授業に真摯に取り組んでいく必要がありますし、本校の職員は大変熱心に取り組みます。この日は、2月はじめに3年生の榎並先生が取り組まれる道徳科の公開授業研究に向けて、放課後にその模擬授業に取り組む研修を実施しました。
模擬授業は、授業者がその場にいる先生たちを児童に見立てながら、実際の授業を進めるようにして、指示や説明・発問などを行い、事後に先生たちから質問や意見を受けて協議し、授業の質を高めていく取組です。榎並先生は授業者として丁寧な授業を進めていくとともに、悩みどころを先生たちに意見として求めました。
参加した他の先生たちも、実際の授業で子どもたちがそうするように小グループで意見を出し合い、付箋に書いた意見を画用紙に貼ってまとめていきました。様々な質問や意見が交わされ、改善する視点がたくさん見つかりました。学校長の自分も最後に指導的な意見を幾点か述べましたので、榎並先生には『宿題』が増えたと思いますが、この研修を踏まえたよい授業を構築されることと期待しています。
1月7日(水) 令和7年度 3学期・始業式
2学期末は本校にもインフルエンザの波が押し寄せ、数学級が一時的に学級閉鎖になる事態もありました。またそれに伴って、2学期の終業式は体育館における対面式ではなく、各学級でミライタッチの画面やスクリーンを通して行うon-line形式での終業式でした。
しかし新しい年が明け、子どもたちに大きな事故や病気の流行の話もなく、今回は対面式で始業式を行うことができました。
今年の干支は「午(ウマ)」。まず、3ヒントクイズで「ウマ」を当てさせようとしました。3つ目までを聞いて、勘の良い数名が「ウマ…」と声を上げたようでしたが、多くの子は正解がウマとわかってもピンと来ていないようでした。多くの人は、①黄金に輝く種(の馬) がいるなどとは思わないかもしれません。②日本の野生種が8種類いることを知っていましたか。ちなみに、これは自分も今回調べて初めて知りました。馬には ③指が1本しかない って知っていましたか?またそれが(人間でいうところの)中指ということを知っていたでしょうか?
詳細は、香椎浜小学校ホームページの「学校便り」に乗せておりますので、ご覧ください。