9月30日(月) 6年「博物館出前授業(木簡の金印による封泥体験)」
1・2校時に博物館の三角さん・帆足さんにお越しいただき、6年生に「木簡の金印による封泥体験」をしていただきました。
封泥は、約2000年前(当時の日本は弥生時代後期)の中国における文化です。ちなみに、邪馬台国の卑弥呼は「金印」をもらったと言い伝えられていますが、邪馬台国がどこにあったかを含め、その金印もいまだ発見されていません。
福岡市博物館にある「金印」は、「漢倭奴国王(かんのわのなのこくおう)」と刻まれた、中国の「漢」から九州の奴国に対して与えられた印です。この印は現代の印と使い方が少し異なり、古代の手紙に当たる「木簡」という細い木の板を2枚合わせて、紐でつなぎ合わせた後に書面を抱き合わせ、さらに紐でくくった結び目に泥(今回は粘土で代用)で封をし、そこに印を押し付けて送り主の証とするものです。
子どもたちは金印の歴史などについて学んだ後、木簡としての木の板を2枚紐で結び付け、将来の自分や現在の家族あての短い手紙を板に書き込みました。書いた面は内側にして抱き合わせ、外の面に日付と差出人となる自分の名前を書きました。
最後に抱き合わせるときの紐の結び目に粘土を押し付け、上から金印(レプリカ)を掌で押し付けて完成させることができました。
現代なら(もはや手紙でもなく)LINEやメールなどに相当する伝達手段として、これまでにない体験をすることができました。古代の人の営みを擬似体験し、人に思いを伝えることについて、子どもたちなりに思うところがあったようです。
9月27日(金) 運動会・応援団の結団式
10月27日(日)の運動会まで、ちょうど1ヶ月前となりました。各学年では、表現運動などの準備に入ってきていますが、今日の昼休みに、この運動会を盛り上げ、成功に導くべく結成された「応援団」の結団式が行われました。
6月に仲間と協力して充実した自然教室を実施することができた5年生。先週、担任からの指示に頼らずに、「事前準備」と「考える力」で見事に修学旅行を実のあるものにした6年生。この高学年の中で、さらに応援団として頑張りたいと名乗り出た高学年児童が体育館に集合しました。自ら希望しただけあって、みな姿勢・目線・返事などに「強いやる気」がみなぎっているのを感じることができました。
私校長は、冒頭に激励の言葉として、まず「憧れ」という字を提示しました。応援団は目立つためではなく、みんなのために応援し、みんなのやる気を引っ張っていく存在。「あんな5・6年生、あんな応援団になりたいなぁ」と憧れられる応援団になってもらいたいと話しました。
応援団担当の三村先生も「応援団の人が頑張るのは『運動会の時だけ』ですか?答えは自分で見つけてくださいね。」と話しましたが、私も応援団となってくれた子たちが本校の真のリーダーになってくれることを期待しています。
9月25日(水) お話レストラン
2学期からは月1回「お話レストラン」を開催します。今回は第1回目で、朝の10分間で各担任が絵本を準備し、子どもたちが好きな話のところへ行ってお話を聞くというものです。今回子どもたちは、近接学年の先生の話の中でどこにいくかを選択するという形にしていました。
自分の担任の先生とは違う先生が、一体どんな絵本を読み聞かせてくれるのか、子どもたちは皆ワクワクしながら教室を移動し、それぞれの先生の読み聞かせに聞き入っていました。
9月25日(水) 4年生・総合「ユマニチュード」って??
以前のこの場でも「ユマニチュード」について少し触れましたが、「ユマニチュード」とは元々フランス語で「人間らしさを取り戻す」という意味だそうで、『人間らしさと優しさに基づいた認知症ケアの技法』を学ぶという今回の4年生の学習でした。
講師として「福岡市ユマニチュード地域リーダー」の 井上良美 先生をお招きし、プロジェクターの資料で教えていただいたり簡単な体験活動をさせていただいたりしながら学ぶことができました。
まずは「認知症とは?」を学びました。年齢を重ねると出やすくなる症状で、脳の働きが低下する中で ①新しいことを覚えられなくなる ⓶覚えていたことを忘れる ⓷場所や時間が分からなくなる ④身の回りのことが分からなくなる ということで、つまりは「今までできていた生活を続けることができなくなる」ことだと教えていただきました。
認知症の方は不安を持たれているので、その不安な気持ちを安心に変えるために「やさしくよりそう」ことが必要と言われ、子どもたちも納得の様子でした。
さて、人は生まれて「人」となるために「4つの柱」が必要だということを教えていただきました。それは『見る/話す/触れる/立つ』の4つです。赤ちゃんに対する母親の関わりがまさにこれです。赤ちゃんを抱き上げてその瞳を見て、やさしく話かけながら撫でたり抱きしめたりすることで、やがて本人は自らの足で立ち上がろうとする… こうして本当の「人」になっていきます。そしてこれらは全ての人が必要としていることであり、それは認知症の方も同じです。
また、認知症の方は物理的に視野が狭くなり、周りが見えづらくなるということで、指を双眼鏡のようにして目に当てて見る疑似体験を2人組で行いました。また、そうした状況で不意に視覚の外からいきなり声を掛けられる恐怖があることを知り、相手の目線におりて目を見ながらやさしく声をかけることや、感覚の鈍い肩あたりにそっと触れるなどの体験活動で、そうした関わり方の重要性を実感することができました。
9月21日(土) 6年生、ハウステンボスで “班行DO”!(修学旅行2日目)
修学旅行2日目は、ホテルがすでにハウステンボス入口だったこともあり、離れたところからバスで移動してくる通常の修学旅行の学校よりも、起床時間などに少し余裕をもって臨むことができました。
朝食は昨夜と同じ大広間。眠そうな顔ながら、みな笑顔で朝食をとりました。
部屋を片付け、退館式へ。ここでも全員が整列をして静かにし、実行委員が進行してホテルの方へのお礼を伝えることができました。ただ単に静かにしているのではなく、話す人のほうを見てしっかり目で話を聴ける6年生。さすがでした。
さて、ホテルからは歩いてすぐに到着。余裕がありすぎて開門までに少し時間がありましたが、学級集合写真の撮影後、いよいよハウステンボス内に入っていきました。
異国情緒あふれる街並みに数々のアトラクション施設があり、スカイカルーセル(3階建てのメリーゴーランド)や天空レールコースター、恐竜の森、スーパートリックアート、VRワールド(激流ラフティング)、宇宙のファンタジア、釣りアドベンチャー・・・等々、いろいろとあります。
今年度の修学旅行の設定が「金土」曜日だったことで、他の修学旅行生は見当たりませんでした。三連休を利用して来ていた一般客が少しずつは増えてきましたが、アトラクションの待ち時間はそれほど長くなくて済んだようです。私も「釣りアドベンチャー」だけ、子どもたちと一緒に体験させてもらいました。ゲームで本当の釣りのような疑似体験ができる、大変面白い体験コーナーでした。
あとはお土産(自分用や家族用など)を買ったり、昼食にどこで何を食べるか相談してお店に行ったり、普段と違う景色を満喫しながら班で行動することができました。
11時前から40分程度、心配されていた雨がかなり強く降った時間帯もありましたが、幸いなことにこの時のみでした。ほとんどの人は昼食後に雨具がいらない状態になったことだと思います。
集合時間もほとんどの班が時間に余裕をもって集合場所に揃い、そして静かにほかの人たちの到着を待っていました。そして予定時間通りにバスへ。運転手さん、バスガイドさんにも本当にお世話になりました。
天気予報では午後から明日にかけてかなり強い雨が降ると聞いていたので、帰校式はきっと体育館になるだろうと思っていましたが、学校に到着すると薄日が差すくらいで雨の心配が全くありませんでした。たくさんの保護者の皆様や、「おかえりなさい」の横断幕で迎えてくださったPTA役員の皆様、そして他学年の先生方など、土曜日にもかかわらず本当に温かく迎えていただき、ありがとうございました。
そして6年生はそうした方々や、お世話になったバス会社・旅行会社・ホテルやハウステンボスなどをはじめとする多くの施設の方々などに感謝の気持ちを込めるべく、最後も立派な帰校式をすることができました。
私も帰校式の言葉で述べましたが、この二日間、これまでの準備に加え、自分で考えて行動する習慣を「いつもと同じように」実行できた6年生は、本当に立派だったと思います。中でも、これまで休み時間もその準備等に費やして頑張ってきた各活動班の班長、そして実行委員の人たちは、次に自分が何をすべきか考え、先生を頼らずにみんなを引っ張っていく姿が素晴らしく、彼ら彼女ら自身もこの二日間で更に大きく成長できたのだと思います。この修学旅行が成功裏に終わることができたのは、彼ら彼女らのおかげでもあります。本当にお疲れ様でした。
今日はお子さんのお土産話で食卓が賑わっていることだと思います。保護者の皆様、事前の準備等を含め、いろいろと本当にありがとうございました。
9月20日(金) 6年生、長崎へGO!(修学旅行1日目)
台風の影響が懸念された天気も、結果的に1日目は雨の心配をすることなく、日程通りに行うことができました。出発式でも述べましたが、本校の6年生は日常の姿が下級生の手本になる行動ばかりで感心させられることが多いです。朝運動場に整列する段階からその姿が見られました。
1日目ずっと共に行動して改めて驚かされたことは、担任が事前打ち合わせの時に言っていた通り、「基本的に担任からは指示を出さない。班長・実行委員がこれまで準備してきたことをもとに、自分たちで進めていく。」ということです。これは本当でした。原爆資料館や歴史文化博物館・ホテルに至るまで、到着したら実行委員が進行や指示を行うという徹底ぶりです。6年担任を9回もさせていただいた自分は、このように高い自覚をもつまでに児童を指導できていなかったと反省してしまいました。
原爆資料館での時間は限られていましたが、資料を見て「調べた事実・分かったこと・感じたこと」などを懸命にしおりに書き込む児童の姿が多く見られました。
平和公園ではバスガイドさんから「平和の泉」の説明を聞き、「…あぶらのようなもの」とは遺体から流れ出た “人油” であったが、それでも飲まねば死んでしまうほどの状況であったこと等に、みな驚きを隠せない様子でした。その後、集合写真撮影や平和集会などに臨みました。
和泉屋さんで昼食をとり、フィールドワークへ。最終地点は、長崎歴史文化博物館でした。
高速道路で「ホテル日航ハウステンボス」へ。ここでも整列から入館式・夕食まで、全て代表児童によって進められました。
そして夕食後は “夜のハウステンボス” へ行きました。これは私自身も初めてでしたが、至る所がライトアップされ、音楽や噴水のショーで素敵な時間を過ごすことができました。タワーの展望台へも行き、上からライトアップされた地上の様子を見下ろすこともできました。
ホテルに戻って21:30が活動班の班長会議でした。ここでも代表児が進行を務め、各班長が1日を終えての「良かった点・改善点」についてしっかりと振り返りを述べてくれました。
班ごとに「良かった点・改善点」の内容は異なりましたが、「良かった点」としては、時間を意識して班で行動できたこと・臨機応変に対応できたこと・挨拶がしっかりできたことなど、「改善点」としては、場に応じた切り替えが上手くできていなかったこと・写真を撮ってもらう時の整列でさっさとできなかったこと・ホテル内での声が大きくなってしまったことなどが出されました。
先生の出番はやっとこの時だったくらいで、特に班長・実行委員の意識の高さに支えられて、予定通りの日程で充実して進めることのできている修学旅行1日目でした。
2日目も班単位で、ハウステンボスでの一日を楽しむことになります。
9月19日(木) 4年生・総合「アイマスク・白杖体験」
4年生は総合的な学習の時間に、福祉をテーマとした学習を進めていきます。今日はその一環で、目の不自由な方がどのような状況の中で歩行し、目的地へと移動しているかを疑似体験する活動に取り組みました。
2人1組で、一人がアイマスクを装着して白杖を手にし、1階の多目的ルームから体育館入り口までのルートを往復していました。日頃目で見ていて状況を知っているからこそ、頭の中では「次は左に曲がるんだな。」とか、「だいたいこのくらいまでは真っ直ぐのはずだな。」と分かるでしょうが、それでもアイマスクで視界が遮られると、腰が引ける子も少なくなく、おっかなびっくりの感じでした。
特に段差があるところや、曲がり角、前に人の気配や音を感じた時などに不安を感じたり、逆にパートナーの優しい声かけ・アドバイスで「安心した」という感想が聞けたりしました。
4年生は来週「ユマニチュード」について、ゲストティーチャーを招いた中での学習を行います。先日の香椎浜自治協議会・定例会の中でも触れましたが、「ユマニチュード」とは、元々フランス語で「人間らしさを取り戻す」という意味だそうで、『人間らしさと優しさに基づいた認知症ケアの技法』を学ぶことになります。詳しくは、また学習後にこの場で紹介させていただきます。
9月19日(木) はまっこ日記番外編 !(先生たちの放課後)
今日は6時間目までの学年が帰った後、16時10分~先生たちは「模擬授業」の研修を行いました。
本校は日常の授業で子どもたちを伸ばしていくために、算数科を中心とした研究に取り組んでいます。来週、3年生の先生が校内での授業公開をするにあたり、「こんな授業を考えています」という内容を、(他の先生たちを児童役にして)模擬的な授業として行い、その後で改善に向けた意見交流等をしました。こんな問い方なら子どもはどんな風に考えるか、どう答えるか、異なる考え方をどのように交流させて納得解に導いていくか、様々な視点で想定し、考えました。
今の「学力」において特に重視されている、子どもたちの「思考力・判断力・表現力」を伸ばすためにどんな授業づくりをしていくか、職員全員で真剣に考えて取り組んでいます。本校の先生たち、頑張っていますよ。
9月13日(金) 学習参観へお越しいただき、ありがとうございました。
本日は2学期最初の学習参観でした。まだまだ暑い中、多くの保護者の皆様にご来校いただき、本当にありがとうございました。今回は懇談会を設けずに、上学年は6時間目まで学習を行いました。
1年生は「音楽/どれみとなかよくなろう」、2年生は「国語/なかまのことばとかん字」、3年生は「音楽/とどけようこのゆめを」、4年1組は「図工/ほってすって見つけて」、4年2組は「音楽/せんりつのとくちょうを感じ取ろう」、5年生は「社会/未来を作り出す工業生産」、6年生は「音楽/和音のひびきや音の重なりを感じ取ろう『雨のうた』」、はまかぜ1組は「国語/かたかなの広場」、はまかぜ4組は「国語/なかまのことばとかん字」、はまかぜ5組は「かん字の広場⓷」でした。それぞれ2学期に入って、更なる成長を目指している子どもたちの姿を見ていただきたいと考えておりましたが、いかがだったしょうか。
9月12日(木) まだまだ続く熱中症警告の中で…
先日のようないきなりの豪雨があるかと思えば、今日は朝から暑い一日が続きました。運動場にある熱中症指数計の数値が、給食時間中に限界の「30」には至らなかったものの「29」を超えたため、運動場使用の時間帯を前半(今日は2・4・5年)と後半(今日は1・3・6年)に分けることとしました。
昇降口のミストを通り抜け、まっしぐらに運動場に向かい、ボール遊び等に興じる子どももいましたし、廊下でけん玉を競い合う子、教室で先生とのお絵描きやおしゃべりに夢中になっている子など、様々でした。
9月12日(木) 縦割り清掃、頑張っています!
縦割り清掃が始まって3日目。子どもたちは昼休み終わりのチャイムが鳴ると、ぞうきんなどを手に担当の場所へと急ぎます。掃除始まりのチャイムの時には各場所での整列を済ませ、チャイムと同時に「黙想」、チャイムが鳴っている間は誰一人動かずにじっとしています。チャイムが鳴り終わると、自分の掃除道具を手に、ほうきで掃いたりぞうきんで拭いたりして、文字通り「もくもく」と掃除に励む姿が見られました。
最初だけの姿ではなく、さらにレベルアップしていく子どもたちの「もくもく掃除」の姿に期待したいと思います。
9月10日(火) 縦割り清掃スタート
今日は給食の時まで晴れていて、熱中症指数が限界の「30」を超えていたため、放送で昼休みは運動場の使用を行わないという判断を伝えました。しかしその直後から雲行きが怪しくなり、黒雲が広がって急に激しい雨が降り始めました。
1年生児童の下校時刻あたりから豪雨が続き、通常の下校が困難となったため、保護者の皆様にはお迎え等のご協力をいただきありがとうございました。また、学校からはメールも幾通か出しましたが、分かりづらい表現になった部分もあり、ご心配・ご迷惑をおかけしましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
さて、2学期はじめは台風10号による臨時休校を挟んだため、予定よりも1週間ほど遅くなりましたが、2学期からの縦割り清掃が本日からスタートしました。これは文字通り、6年生をリーダーとした1年~6年までの異学年編制のグループで各場所の掃除に取り組むものです。
この掃除時間中は「もくもく掃除」としておりますので、子どもたちはこの時間中おしゃべりをしません。今日、その様子を見て回ると、ほうき担当の子は順序を考えながら掃き、ぞうきんがけ担当の子は自分の分担場所を丁寧に拭き、6年生は無言のまま下級生にほうきでの掃き方を教えたり拭く場所を指示したりしていました。そうです。「もくもく掃除」は、下級生は掃除そのものが集中しやすくなり、上級生は周りを見て分からなかったり困ったりしている下級生に気を配るようにできることも、そのメリットになる取組です。これは今年度、学校経営のキーワードとして掲げている「感謝・思いやり」に合致する取組でもあります。
日頃使わせてもらっている教室や廊下、トイレ、特別教室等に感謝の気持ちをもってきれいにする。もくもく掃除のグループ内で手助けが欲しい人や困っている人がいないかに気付く思いやりの心をもって接する。全校で、そんなもくもく掃除を目指していきたいと思っています。
9月6日(金) 税金は何のためにある?
6年生は、9月4日(水)に「租税教室」を実施しました。これは、1学期に行った社会科の政治の仕組みの学習において学んだ「税金」について具体的に学び直すもので、今回は「福岡県東福岡県税事務所」から3名のゲストティーチャーをお招きし、学級別に学びました。
税金があるから「学校」があり、その中で使っている「机・椅子・電灯・黒板・トイレ…」すべてのものが税金で賄われていること、学校のみならず街中にある「信号・道路・歩道・横断歩道・点字ブロック…」も税金で作られていることを復習し、アニメのDVDで、「もしも税金が無かったら…?」の様子を視聴しました。税金が無い世界は、火災になっても火を消してくれる人がいなかったり、火傷などのけがを負っても救急車を呼ぶと高額請求をされるので呼べなかったりします。交番で道を尋ねようとしても料金を請求されます。公園は管理する人がいないので公園として成り立たずにビルが建ち、壊れた橋は修理されることなく崩れたまま放置される…、そんな内容を面白おかしい展開で見ることができました。
また、ゲストティーチャーから「小学生一人に使われる1年間の教育費はいくらくらいでしょう?」の問いには、「5万円」や「10数万円」という声がありましたが、答えは「92万1000円」ということで、子どもたちは「え~っ!!」と驚きの声を上げていました。
最後は「1億円」がどれくらいかを実感できるように、ジュラルミンケースに入った“1億円(1万円の大きなブロック)”を出していただき、子どもたち一人一人が抱えて持つ体験をさせていただきました。約10㎏あるとのことでした。
9月4日(水) 2学期スタート!
酷暑の夏休みの後、始業式を行ったかと思ったら、今度は台風10号の影響で臨時休校が2日間もありました。まさに台風一過で、その後は学校に元気な子どもたちの声が帰って来て、学校は2学期の船出に乗り出したところです。
さて、学校だよりにも短く紹介していますが、昇降口に「ミスト」を設置しました。いまだ残暑が厳しい中、10月末の運動会までの熱中症対策が何かできないかということで、夏休みの間に用務員さんに依頼して設置してもらったものです。現在、登下校・中休み・昼休みに、接続した蛇口を開いてミストを出しています。子どもたちもとても喜んでくれており、改めて設置してよかったと思っています。
水の調節をする蛇口の「カラン」は脱着式のまま、学校とわいわい広場でそれぞれ保管しています。熱中症に対する “ささやかな抵抗” ではありますが、運用してまいります。