突然ですが、香椎浜小学校HPにて、この「はまっこ日記」を不定期で載せることにいたしました。本年度より、照葉北小学校から赴任いたしました校長の久保田です。自身がICT操作に慣れるための取組でもありますが、本校の子どもたちの様子を行事等とともにこの場から発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
さて、本校は「9」と「2」が付く日を「くつの日」とし、教員が各学級・各個人の靴並べの状況を評価し、月ごとの全校朝会で上位3学級を表彰しています。また、同様に挨拶の励行を推進すべく「あいさつ王」を個人して表彰しています。くつならべ王・あいさつ王はいつも常連は6年生が多く、高学年が日頃からよい手本になってくれていますが、今回は「くつならべ王」1位が2年2組、「あいさつ王」も2年2組の女の子が受賞しました。 高学年の手本を目指して、多くの子が上を目指して頑張った、そんな1学期だったと思います。明日からの夏休みでは、学校では体験できないこと・日頃にない発見をして、安全で思い出深い38日間にしてほしいと願っています。
7月17日(水) あいさつ運動
本校で伝統的に継続している「あいさつ運動」。校長の私も毎朝子どもたちの笑顔を見るのが楽しみで、毎朝校門に立っておりますが、6年生の子どもたちを中心に多くの児童も自主的に参加してくれています。また、毎週水曜日は「はまっこパトロール」や「はまゆう会」などの地域の方々も校門に来てくださり、一緒にあいさつに加わってくださいます。
今朝もそうした気持ちのよい一日のスタートとなりましたが、今日は特に3年生の子どもたちも多く参加してくれました。3年生から始まった「総合的な学習の時間」に地域の方々をゲストティーチャーに呼んで学んだ3年生。学んだことをもとに「自分たちには何ができるか?」を考えた結果、その一つとして、一緒にあいさつ運動に参加しよう、ということになったようです。
気持ちのよい一日を、住みよい香椎浜を自分たちで作り上げていく、きっとこのことを多くの子どもたちが実感してくれたのではないかと思い、さらに嬉しくなった一日でした。
7月11日(木) 笑顔の実
本校の委員会活動の中に「運営委員会」があり、学校をより良くするために担当の5・6年生が頑張ってくれています。児童用昇降口の突き当りに、最近「笑顔の実」をつけるための掲示用の大きな木が取り付けられていました。今年度、学校長の私が職員や児童に提示したキーワードである「感謝と思いやり」を具現化する取組でもあります。各学級に「実」の呼びかけをしていたようで、今週一気にたくさんの実がつきました。運営委員会としては、1年間をかけてこの木を実でいっぱいにしていこうと考えていたようですが、初回でほぼ隙間がないという、“嬉しい悲鳴”状態です。
友達に対する「思いやり」の言動が、相手の「感謝」になってこの木に実る。今後も多くの実りがあることを期待したいと思います。
7月10日(水) 8.6&9平和学習
今日の3校時は、「平和学習」を行いました。それまでの戦争において79年前の8月6日(広島)と9日(長崎)に原子爆弾が落とされた事実を知り、平和の在り方や命の尊さについて考える学習です。過去には、夏季休業中の8月に登校日を設けて平和学習をしていた時代もありましたが、現在の福岡市では、どの小学校も学期中に実施しています。
実は、先月19日(6月19日)は、「福岡大空襲」から79年目でしたので、これも平和学習として取り組んでおります。
全学年共通の校内放送の後、それぞれの学級で児童の発達段階や実態に応じた指導を行いました。写真資料やビデオ資料などを用いて、戦争の悲惨さの事実とその中に巻き込まれて命を奪われた方・大事な家族を失ったり大けがを負ったりした人々の具体的な話をもとに、一人一人が平和について考えることができました。
先日から、全校(各学級)で千羽鶴を折っています。9月に6年生が修学旅行で長崎に行きますので、みんなの千羽鶴と平和への願いを6年生に託して、持って行ってもらう予定です。
7月9日(火) 七夕飾り
先週から7月に入りました。(毎月1日の「全校朝会」の内容は、HPの「学校だより」をご覧ください。)
昨年度もそうだったと伺っていますが、地域から七夕用の笹を2本いただいておりましたので、校長室前に設置し、短冊とこより代わりの紙紐・鉛筆等を用意しました。子どもたちが自由に「願いごと」を書けるようにしたところ、実に多くの短冊が集まり、全部で197枚の短冊が結び付けられました。
この風習は、中国の古い話に起因するものだそうで、本来は(NHK「チコちゃんに叱られる」によると)手芸の上達を願いごととして書くのだそうです。しかし、現代は“何でもあり”になってきているそうで、本校児童もご多分に漏れず「ゲーム機がほしい」などの物欲的な願いも多くありました。一方で、「〇〇さんとずっと友達でいられますように」や「日直の時に声が大きく出るようになりたい」「頭がよくなりますように」「絵が上手になりたい」などの、なるほどと思う子どもらしい願いや、家族や学校のみんな、世界の人々の平和や幸せを願う短冊も多くありました。また、「お父さんの病気が治りますように」のように、自分自身のことではない真剣なお願いもありました。私個人としては「(校長の私がずっと左手の指2本を捻挫しているため)校長先生のけがが早く治りますように」と同様の短冊が6枚もあったことが有難く、子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。
ちょっとほっこりする短冊も紹介。「ミニトマトが赤くなりますように。鳥に食べられませんように」「大きくなったら○○さんとアイスクリーム屋さんでおいしいアイスを作りたい」「バナナが10本食べられますように」等々。