原作 高嶋哲夫
【首都崩壊 TOKYO COLLAPSED】
映画化プロジェクト
映画化プロジェクト
映画【⾸都崩壊 TOKYO COLLAPSED】は、 災害パニックを題材にした単なるエンターテイメントではない!
近い将来、⽇本で起こり得る悲劇を舞台に、
⽇本政府、国内外メディア、諸外国政府の対応、
さらには海外の投資家たち、第三国の思惑が⽇本経済にどのような影響を与えるのか、
その駆け引きをサスペンスフルに描きながら、
国の未来を、家族を、愛する⼈を、ただ守りたいという信念で
不可能に⽴ち向かう主⼈公とその仲間を描く
⼈間ドラマである。
1949年7月7日、岡山県玉野市生まれ。慶應義塾大学工学部卒業、大学院修士課程修了。
日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。(1979年 日本原子力学会技術賞受賞)
日本推理作家協会、日本文芸家協会、日本文芸家クラブ会員。
1990年 『帰国』 第24回北日本文学賞受賞
1994年 『メルトダウン』 第1回小説現代推理新人賞受賞
1999年 『イントゥルーダー』 第16回サントリーミステリー大賞受賞(大賞・読者賞をダブル受賞)
2006年 井植文化賞受賞
2007年 『ミッドナイトイーグル』 映画化(松竹映画、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンによる共同製作)
2010年 『風をつかまえて』 第56回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)に選定
2011年 神戸市文化賞(芸術・文学)受賞
2017年 『福島第二原発の奇跡』でエネルギーフォーラム賞優秀賞を受賞
2018年 『都庁爆破!』テレビドラマ化(全国TBS系列)
2020年 第1回日本応用地質学会表彰を受賞
2014/2/19
東京直下型巨大地震が、世界大恐慌を起こす。
私たちには「秘密」にされている、すぐそこに迫る危機を、
あえてフィクションで描いた超リアル告発ノベル!
国土交通省の森崎は、東都大学地震研究所の前脇から、マグニチュード8クラスの東京直下型地震が大幅に早く発生する予測データを示される。その翌日、今度はアメリカ留学時代に親友となったロバートが大統領特使として来日し、東京直下型地震の経済損失が112兆円にもおよび、1929年を遥かにしのぐ世界大恐慌を引き起こすレポートを突きつけてきた。右往左往する森崎、そして日本政府。人類未曾有の危機を回避する手段はあるのか。模索し始めたとき、震度6弱の地震が東京を襲った。地震規模が予測を下回っていたことに一度は安堵する森崎。だが、この地震は首都崩壊への序曲にすぎなかった……。
2024/5/20
二〇一四年、『首都崩壊』(幻冬舎)という小説を書きました。
日本政府が首都直下型地震によって遷都を決意する物語で、最終的に首都を岡山にしました。ほとんどの人が冗談と思うでしょう。でも本気で考えてみると、それほどおかしくないことに気付かされます。
単に高校まで育った故郷という理由だけではありません。温暖で自然災害は他県に比べ、格段に少ない県です。交通の便がいい。北方領土、尖閣諸島までを考えると、日本のほぼ中央にある。さらにその中央には、約三千万年動いていない頑丈な岩盤に支えられた吉備高原があります。
首都を持ってくるためにはいろんな条件が必要ですが、けっこう満たしています。
東京一極集中の是正、近づく東京直下型地震、南海トラフ地震。ますます、「新しい日本の形」「首都岡山」が必要となっています。
なぜ岡山か、なぜ吉備高原か。具体的に以下を述べています。
◎岡山の魅力。吉備高原の魅力。
◎日本の形を変える必要性。巨大地震は近い。
◎日本独自の新しい首都の形を。
◎首都岡山の実現。
読み終わるころには夢物語ではない、と思うに違いありません。(「はじめに」より)