まずレポートとは、問題を提起し、それに対する自分の考えを根拠を示しながら説明するものです。
また、自分の考えの根拠となる資料は典拠を示して参考文献の形で記載する必要があります。
こちらの画像には2つの文章例を載せています。
文章①は、自分の考えを根拠となる知見を示しながら論理的に説明しています。
一方、文章②は、主張の根拠となる情報の典拠や思考の過程が明確ではありません。
先ほどの画像の説明をふまえると、「レポート」には文章①が適切と言えそうです。
では、レポートなどを作成する際に使用すべき信頼できる情報源(ここでは学術情報と呼びます)にはどういったものがあるでしょうか?
ここに、並んでいる様々な情報源の中で「学術情報」といえるものはどれか、「学術情報」と言えないものは「どうして言えないのか」の理由を考えてみてください。
正解はこちらです。
「学術情報」の特徴には、責任の所在がはっきりしていて比較的信頼性が高いことや、情報の裏付けがあることなどがあげられます。
こういった学術情報の多くは図書館で入手することができます。
こちらの図を見ると、「学術情報」は比較的信頼性が高く体系的ですが、速報性が低いことがわかります。
また、速報性が高い情報は本当に信頼できるかどうか、よく確認することが大切です。
表に様々な情報源の特徴をまとめてみました。
表の下にいくほど比較的信頼性が高くなっていますが、どんな情報源でも、発信元の信憑性や専門を確認することは大切です。
★がついているものは、北大で購入しているデータベースです。
北大で利用できる新聞データベースはこちらから確認できます。
レポートには大きく分けて「論述レポート」と「実験レポート」の2種類があります。
論述レポートでは課題に沿った主張を行い、実験レポートでは実験の報告と考察を行います。
ここでは論述レポートの作成についてもう少し触れます。
実験レポートの書き方については「実験レポートの書き方」を確認してみてください。
論述レポートについては、以下のような流れで作成まで進めていきます。
①課題が提示されたら、大まかな仮のテーマを設定する
②仮のテーマを深めていき、具体的なテーマを設定する
③実際のレポート作成を行う
どの段階でも知見や根拠となる情報が不足している場合は、情報収集を行うことが必要です。
テーマ設定方法については次の項目でより詳しく取り上げます。
1.関連するキーワードを連想してみよう
2.好きなもの、興味のあるものから考えてみよう
3.最近の話題から考えてみよう
大きなテーマをもとに具体的なテーマ設定をする必要がある時は、循環する3つのステップで考える方法があります。
①まずは漠然とした大きなテーマを考える
②それに沿った資料を読み、新たな情報を得る
③得た情報をもとに、より具体的なテーマを考える
この繰り返しでテーマが定まります。
実際にどのようにアプローチすればよいのか、具体例を見てみましょう。
例えば、「温暖化」というテーマでレポートを書く課題が出たとします。
まずは、テーマに関連するキーワードをいくつか書き出してみます。
次に、キーワードに関する本を読んでみます。
ここで重要なことは信頼できる情報を使うことです。
何か課題に取り組む際、自分の意見の根拠となる資料には信頼できる情報を使いましょう。
例えば北大の蔵書目録で検索し、温暖化と南極に関する本を借りて読んでみます。
その結果、「ペンギンの生息数が気になる!」となれば、これをおおまかな仮のテーマとします。
次に、仮テーマに関する本や論文、今回であればペンギンの生息数に関するものを読んでみて、最終的に「南極におけるペンギン生息数の変動から見る温暖化の影響」をテーマとする、というようにテーマを徐々に狭めていくことができます。
最初からテーマを自分で考えなければならない時は、自分の好きなものや興味のあるものから選んでみる、という方法があります。
一からテーマを自分で考えなければならない時は、最近の話題から考えてみる、という方法があります。
最近の出来事を調べる手段として「新聞」があります。
図書館では館内に新聞の原紙や縮刷版を所蔵していて、蔵書検索(OPAC)で検索することができます。
また、データベースを契約している新聞であれば、データベースで記事を検索することもできます。(北大構成員のみ)
新聞データベースの使い方はこちらのページから「新聞データベース/CiNii Books」コースに取り組んでみてください。
「北海道大学 図書館」などと検索して附属図書館のHPを開き、画面左上の「蔵書検索」をクリックします。
蔵書検索(Online Catalog)では本館、北図書館の蔵書のほかに各学部の図書館・室の蔵書もあわせて検索できます。
簡易検索の画面ではキーワードを入力して簡単に検索できます。
今回はより細かく条件を指定して検索するため、詳細検索をクリックします。
試しに1冊本を検索してみましょう
・「AI時代」と入力します
・出版年の開始年:「2024」と入力
最後に検索を押してください。
検索結果画面では、左側の「絞込項目」で検索結果を絞込むことができます。
「絞込項目」の著者から「岡, 瑞起」をクリックしてみます。
絞込項目が多い場合は省略されて表示されます。「続きを見る」のボタンを押すとすべて表示できます。
条件に一致するものだけが表示されました。
『AI時代の質問力』のタイトルの部分をクリックします。
タイトルをクリックすると、本の詳細が表示されます。
画面の上の方に本の情報が、下の方に北大のどこにあるかが示されています。
本のタイトルにはフリガナが入力されています。
著者はタイトルの後ろに表示されます。
タイトルや著者はカナでの検索が可能です。
出版情報には出版者や出版年が表示されます。
さらに詳細情報を確認したい場合は、「書誌詳細を表示」をクリックすると確認できます。
「配架場所」という欄に、学内のどの図書館のどこにあるかが表示されます。
文字が青い文字の場合は、その場所の詳しい情報を見ることができます。
実際に「北図書館・東棟3階」をクリックしてみます。
配架場所詳細画面では、入館手続きや資料の利用方法を確認できます。
図書館によって開館日や開館時間が異なるため、利用前に確認するようにしましょう。
配架場所詳細について確認出来たら、図書詳細画面に戻ってください。
次に、「請求記号」の欄を見てください。
これは本の背ラベルに書いてある番号です。
棚へ本を探しに行く際には、この「請求記号」をメモしてください。
図書館の本は、この請求記号によって順番に並んでいます。
まず一番上の段の数字の順番に並び、同じ数字のものは次の段のアルファベットの順に並んでいます。
同じ分類番号のものは近くに並べられるので、似た内容の図書は固まりやすくなっています。
ちなみに、北大では図書をデューイ十進分類法に基づき分類しています。
一覧はこちらからPFをダウンロードできます。
次に「状態」を見てください。貸出中の場合は、ここに「貸出中」の文字と返却期限日が表示されます。
貸出中の本はこの画面から予約できます。
予約するには、予約ボタンをクリックしログインしてください。
(予約は北大構成員のみ可能です。)
「状態」が空欄の本は利用することができます。
ここまでの図書の探し方の流れについて振り返ってみましょう。
①蔵書検索(OPAC)で、本のタイトルや調べたいキーワードで図書を検索する
②図書を特定できたら、その本がどの図書館のどこにあるか、貸出中ではないかなどを確認、請求記号を控える
③実際に図書館に行って本を探す
また、詳細検索画面では様々な条件を設定した状態で検索ができます。
検索条件があらかじめ決まっている場合は試してみてください。
1.図書館での本の探し方
2.図書の貸出と返却
3.書庫の利用方法
北図書館を例に、本の探し方を見てみます。
蔵書目録を検索して、本のタイトルや配架場所、請求記号を控えたら、分類番号を頼りに、その番号の本が納められている棚を探します。
棚の横に、その棚に分類番号何番から何番までの本が置いてあるかを示す見出しがあるので、棚の当たりをつけます。
棚を見つけたら、背ラベルを見て、該当する数字→アルファベットの順で探します。
もし見つからない場合は、図書館の職員に聞いてください。
本を借りる場合は、自動貸出機かカウンターで手続きをしてください。
自動貸出機の使い方は傍のiPadを見てください。
もし本を借りず、館内で読んだりコピーしたりして利用し終わった場合は、館内の借りなかった本を戻す台に置いてください。
返却は図書館入口に設置しているブックポストかカウンターでできます。
本館の本を北図書館で、北図書館の本を本館で返却することも可能です。
※その他の学部図書室の本を本館・北図書館で返却することはできません。
本館や北図書館の書庫の資料も、利用することができます。
北図書館の書庫は、カウンターに学生証を預けると入ることができます。
読みたい本を見つけたら、カウンターで手続きを行ってください。
本館の書庫資料を利用したい場合は、蔵書目録PCから印刷できる請求メモをカウンターに提出してください。職員が書庫から資料を持ってきます。
また、書庫利用ガイダンスを受講すると卒業まで自由に入ることができるようになります。
図書を入手したら、このような点も気にかけてみてください。
著者の専門分野、所属、過去の著書などは本を選ぶ上で判断材料となります。
出版社によって、強みとしている分野があります。自分の専門分野を得意とする出版社を覚えておくのも一つの手です。
出版年は、その情報が古くなっていないかどうかの参考になります。
また、入手した資料の書誌情報(タイトル、著者、出版社、出版年等)は、参考文献リストを作る際に必要になります。忘れず控えましょう。
1.論文って何?
2.CiNii Researchでの論文検索
3.Google scholarで北大フルテキストナビを使おう
論文にはいろいろな種類があります。
論文と言えば一番上の原著論文を指すことが多いですが、研究を始めるうえで分野やテーマ全体の概要を知りたい場合は総説論文も参考になります。
論文を検索すると、様々な種類の論文がヒットすることがあるので、論文の中でも、どの論文を探したいかを頭に置いて探すことも重要です。
論文は、複数の論文が集まった「学術雑誌」と呼ばれる本の形で、定期的に出版されます。
学術雑誌の中には、紙の冊子だけではなく、インターネットを通じて利用可能なものもあります。
雑誌には、出版された順番を示す番号、巻号が振られています。
画像の例1では49巻1号、49巻2号、と示されているものです。
論文を読むためには、その論文の載っている学術雑誌を探します。
このとき、雑誌名だけではなく、巻号も控えておく必要があります。
実際の例を見てみましょう。
この学術雑誌の表紙の例では、表紙にVolumeとNumber、出版された年月が書いてあります。
Volumeが巻、Numberが号です。
論文がどの雑誌に載っていたかを控える際は、雑誌名だけではなく巻号も記録しましょう。
この例であれば、雑誌の略称のJJVRと、巻号の62巻3号を控えます。
また、巻号は、62(3)のように記載されることがあります。括弧の前が巻、括弧の中が号を表します。
また、雑誌の中には、巻号の表し方が特殊なものがあります。
画像は、その一例です。
では、実際に読みたい論文をどのようにして見つけたら良いのでしょうか。
「あるテーマに関する最新の論文が読みたい」「著者やタイトルがわかっている論文を探したい」といった時には文献目録データベースを使います。
文献目録データベースは、「読みたい論文がどの学術雑誌に載っているか」を調べるデータベースです。
論文をキーワードなどで検索でき、それが何という学術雑誌の、何巻何号の何ページに載っているかも調べられます。
論文の本文は収録されていませんが、データベースによっては、本文へのリンクがある場合や、抄録や引用文献・被引用文献の情報がある場合もあります。
代表的な文献目録データベースをいくつか表にまとめてみました。
データベースによって、扱っている分野や機能が異なることがわかります。
研究分野ごとに最適なデータベースは異なります。自分の分野でどれを使うと良いかは、先生や先輩に聞いてみるか、図書館へご相談ください。
CiNii Researchは、論文の収録範囲が文系理系を問わず、無料で利用できる文献目録データベースです。
図書館のホームページを開き、右側のメニューの「データベース一覧」をクリックしてください。
北大で使えるデータベースはここから利用できます。
「よく使われるデータベース」の上から3番目にある「CiNii Research」をクリックしてください。
CiNii Researchのトップページを開いたら、検索欄の下にある「論文」のタブを選んでから「詳細検索」をクリックしてください。
「タイトル」の欄に「スマート農業 コスト」と入力し、出版年の開始年を半角数字で「2020」としてから検索をしてみましょう。
この時、出版年は半角数字で入力してください。
検索結果画面の左側には出版された時期、言語、資料の形態などから絞り込むための項目が表示されています。
右側にはヒットした論文が表示され、青い太字で論文のタイトルが表示されます。タイトルの下にその論文の著者・収録誌などの情報が表示されます。
検索結果が表示されたら、左側のデータ種別が「論文」になっているか確認しましょう。
並び順が最初は「出版年:新しい順」となっています。
これを「被引用件数:多い順」に変更してみましょう。
被引用件数とは、この論文を引用して書かれた文献がいくつあるかを意味しています。被引用件数が多い文献が必ずしも良い論文とは限りませんが、注目された論文が探しやすくなります。
タイトルをクリックすると、その論文の詳細情報が表示されます。
「低コストオープンソースハードウェアを用いたスマート農業推進の提言」というタイトルをクリックしてください。
詳細画面は、上の方に論文のタイトル、次に著者が表示されます。
「収録刊行物」には、その論文がどの雑誌の何巻何号何ページに載っているかが標示されます。
この例では、この論文が “農作業研究” という雑誌の55巻3号の169~172ページに掲載されていて、この号は2020年9月20日に発行された、ということが示されています。
論文を入手する時や引用する時などに、この情報が必要になります。
読みたい論文を見つけたら、この情報を控えてください。
さて、実際に論文を入手するにはどうすればよいでしょうか。
論文によってはタイトル下にオレンジ色のアイコンで「連携サービスへのリンク」が表示されます。
また「北大図書館Full Text Navi」という黄色のアイコンも表示されます。これは論文が北大でPDFで読めるかどうかを自動で調べてくれるものです。
(北大図書館Full Text Naviのリンクが表示されない人は「HINES-WLAN」に接続して、再度試してみてください。)
どちらのリンクをクリックしても本文が読めることがありますが、「連携サービスへのリンク」は北大生向けのリンクではないため、リンク先が有料の電子ジャーナルの場合など読めないこともあります。
「北大図書館Full Text Navi」で最終的な確認をしてください。
では実際に「北大図書館Full Text Navi」という黄色のアイコンをクリックしましょう。
北大フルテキストナビゲーターの画面が開きます。
電子ジャーナルが利用できる場合は、「Step 1. 本文へアクセスする」に電子ジャーナルへのリンクが表示されます。
「本文を閲覧する」をクリックしてください。
この論文を収録しているサイトに変わりました。
右上の「PDFをダウンロード」をクリックしましょう。
このようにして、論文をPDFで読むことができます。
なお、この雑誌はインターネットで誰でもアクセスできます(無料公開) 。このようなものを、「オープンアクセス」と呼びます。
PDFの4ページ目、誌面のページ数だと172ページには「引用文献」と題した論文のリストが掲載されています。
これは、この論文を書く際に引用したり参考にしたりした論文のリストです。
論文の著者、出版年、タイトル、掲載された雑誌のタイトル、巻号、ページなどが記載されています。
このように、ひとつの論文は多くの先行論文に基づいて書かれています。
つまり、引用文献リストは多くの関連文献のリストでもあるため、ここから芋づる式に論文を探して読む、という文献の探し方もできます。
今読んでいる論文がどんな論文を参考にしたか確認したい場合は「引用文献」を見てみましょう。
逆に、今読んでいる論文を参考にした論文について確認したい場合は、「被引用文献」を確認しましょう。
CiNii Researchの検索結果画面に戻ってください。
今度は別の論文が北大でPDFで読めるか調べてみましょう。
「農業経営拝見 農事組合法人巣南営農組合(岐阜県瑞穂市) スマート農業の活用で、新たな稲作経営に挑戦。高度輪作体系による低コスト輸出用米生産へ 」という論文のタイトル部分をクリックしてください。
先ほどと同じように収録刊行物のところで、巻号・ページ・発行年などを確認してメモしておきます。
「フルテキストナビ」をクリックし、電子ジャーナルで見られるか調べてみましょう。
すると、今度はこのような画面になりました。
「電子ジャーナルが存在しないか、北大で購読していないため見ることができません。」と表示されています。
こういった場合には、冊子体、つまり紙の雑誌が北大に所蔵されているかを調べましょう。
Step2のリンクから、簡単に北大の蔵書目録を検索することができます。
ここでは、雑誌に付与されているISSNという番号を使って調べてみます。
Step2の「ISSN/ISBNで検索」をクリックしてください。
北大に紙の雑誌の所蔵がある場合、北大の蔵書検索のページに移り、雑誌の詳細画面が表示されます。
「配架場所」というのが、学内のどの図書館のどこにあるかです。
その隣の「所蔵巻号」に、何巻何号を持っているかが表示されます。
所蔵巻号には、持っている巻号のみが表示されます。
カッコの中には巻号の号にあたる部分が表示され、カンマが入っているところは抜けている巻号を表しています。
例だと、「31巻の1~4号と6~13号」は持っているけれど、「31巻5号」は持っていない、ということが読み取れます。
所蔵巻号の欄に自分の探している雑誌の巻号がない場合、読みたい論文を読むことはできません。
論文を探す時は所蔵巻号の欄まで忘れずに確認してください。
もう一度、検索結果の画面を見てみましょう。
「配架場所」の「農・農業経済図書室」の所蔵巻号欄には「58」と表示されています。探しているのは58巻11号なので、農学部の農業経済図書室に探している論文がありそうです。
北大には、附属図書館本館、北図書館のほか、各学部にも図書館がありますが、学生証があればどの図書館でも使うことができます。
また、CiNii Researchの論文詳細画面で表示されている「北大Online Catalog」というリンクをクリックすると、フルテキストナビゲーターの画面をスキップして、すぐに蔵書目録を検索できます。
ここまでの論文の探し方の流れを振り返ってみましょう。
①文献目録データベースで論文があるかどうか調べる
②PDFなどで利用できるか北大フルテキストナビゲーターで調べる
③電子版が利用できない場合、北大に紙の雑誌あるか蔵書目録で確認
④電子も冊子もない場合、他大学等からコピーの取り寄せができる(有料・北大構成員のみ)
論文検索で重要なのは、学内からアクセスすることです。
学術雑誌の電子版やデータベースの多くは、契約者(私たちの場合は北大)に対してのみアクセスが許可されています。
そのため、自宅のパソコンなど学外から電子版の論文を読もうとしたり、データベースを検索しようとしても、アクセスできないことがあります。
ただし、リモートアクセスサービスにログインすると、学外からでも論文へアクセスできる場合があります。(北大構成員のみ)
【リモートアクセスサービス(北大構成員のみ)】
北大で契約している電子コンテンツに、学外からでも図書館経由でアクセスできるようにするものです。
自宅や学会会場などから論文を読みたいときに重宝します。
Google Scholarは、国内外の学術情報の検索に特化したGoogleのサービスです。
精密な検索が難しい、関連性の低い文献も検索されるといった注意点がありますが、キーワードが本文にしか出てこない文献も検索できる点や、ヒットした論文を引用している論文一覧へのリンクがある点が特徴です。
通常、Google Scholarでは、フルテキストナビゲーターへのリンクは表示されませんが、表示されるよう設定できます。
【設定手順】
①Google Scholarの設定画面を開く
②図書館リンクの項目を開き、Hokkaido universityと検索
③「Hokkaido University Library - Full-Text @ 北海道大学」を選択
④保存
このようにして、検索結果一覧画面に「フルテキストナビゲーター」へのリンクを表示させることができます。
1.電子ブックの探し方
2.電子ジャーナルの探し方
※電子コンテンツの利用は北大構成員のみ可能です。
電子ブックだけを探したい時は、蔵書目録の検索結果画面で「データ種別」から「電子ブック」にチェックを入れて絞り込むと便利です。
利用する場合は、読みたい電子ブックのタイトル部分をクリックします。
コンテンツへのリンクの「本文を閲覧する」から、電子ブックにアクセスできます。
学外からも一部を除いてリモートアクセスサービスで利用できます。
図書館HP右側の「電子ブック」では、利用上の注意や分野ごとのおすすめの電子ブックの紹介などもあるので、電子ブックを実際に利用する前に一度確認してみてください。
検索結果画面で雑誌タイトルをクリックすると電子ジャーナル詳細画面が開きます。
収録範囲を確認し、「雑誌のページへ」というリンクからジャーナルのページへアクセスできます。
図書館HPの電子ジャーナルのページでは、様々な方法で検索ができるほか、電子ジャーナルの詳しい使い方やTipsを確認できます。
電子ジャーナルを使うことが決まっている場合は、このページからの検索も試してみてください。