機械工作室(P157)で使用している設備についていくつか紹介します。
汎用旋盤
旋盤は、一定の位置で被切削物を回転させ、刃物台に取り付けたバイトに切り込みと送りを与えて切削する工作機械です。円筒状を基本とする回転対称形状のものを加工することができます。
NC旋盤
旋盤に数値制御(Numerical Control)装置を取り付け、刃物台の移動距離や送り速度を数値で指示できるようにしたものです。
汎用フライス盤
多数の刃を持ったフライスを回転させ、被切削物に送りを与えて切削する工作機械です。フライスや付属装置を使うことによって、面加工、輪郭加工、穴あけなど様々な加工が可能です。
マシニングセンタ
工作物の取付け・付替えを行うことなしに、2面以上についてそれぞれ多数種の加工を施すことができるNC工作機械で、工具の自動交換機能または自動選択機能を備えるものです。
ワイヤ放電加工機
絶縁性の加工液の中に沈めたワークに、電流を流したワイヤを接近させることでワークを溶融し切断する加工機です。金属など導電性の材料で、一様な材質あれば、切削が難しい硬い材料でも加工が可能です。
卓上ボール盤
ドリルで穴あけを行うための工作機械です。
バンドソー
のこぎり状の工具により、材料を切断する工作機械です。
コンターマシン
金属板などの材料を切断する工作機械です。