2022年9月27日ラウエ装置再稼働しました。
停止中、ご迷惑をおかけしました。
尚、線源の寿命を延ばすために
今後は最大電圧50 kV、最大電流400 μA に制限します。
利便性を優先するため、基本的にFirst come, First servedのポリシー*で運用しています。
* 基本的に装置が空いている時間であれば、予約無しで利用していただけます。
・上記カレンダーに予定が入っておらず、且つ、当日装置が空いていたらいつでも使えます。
・そのため、上記カレンダーが空欄の場合でも使用者が居る可能性があります。確実に予約されたい場合は、前日までに 予約用Google Formから予約してください。
・使用前後は必ず装置横の台帳に利用記録を残すと共に、 ログ用Google Formに同内容を入力してください。
本装置は令和2年度 文部科学省「先端研究設備整備補助事業」(第3次補正予算)によって、令和3年5月に導入されました。
北海道大学グローバルファシリティセンター(GFC)のオープンファシリティ
理学研究院の先端物性共用ユニット(APPOU) の共用機器 として登録され、広く学内外に開放されています。
以下では、ラウエ結晶方位システムの紹介と、利用料金・利用方法(装置の予約、操作方法)について説明します。
高解像度平面CCDセンサを用いて背面ラウエ写真を撮影し、結晶方位の決定を短時間で行うことができます。
(例)左の写真はPr_0.08 Y_0.92 Ir_2 Zn20 (Cubic [110] Fd-3m, No. 227, a ~1.42017 nm)を 50 kV 500 muA (Tungsten, 25 W)で300 sec露光したものです。
操作に慣れると、装置の立ち上げ〜試料マウント〜撮影完了まで 30分以内に完了することもできます。装置を安全に使用するために、ぜひ初回講習を受講してください。
背面散乱X線ラウエCCD検出器(Dual:1928x1452, 14 bits, 12.5 MHz)
シンチレータ:GdOS (15mg/cm~2 Kapton)
水平出射ビーム高輝度マイクロフォーカスX線源(タングステン max 50 kV max 400 microA)
ラウエ画像解析・制御ユニット
X線遮蔽安全デスクトップ小型キャビネット
サンプルステージ(X,Z軸)
光軸調整ユニット
3軸サンプル結晶軸調整ユニット(Rigaku製ゴニオヘッド搭載可)
標準サンプル(サファイア)
構造解析用ソフトウェア(PSL Viewer)
(0) グローバルファシリティセンター(GFC)総合システムに利用者登録を行ってください。(装置利用料金の請求に必要です。登録はこちら)
学生が使用する場合は、指導教員もしくは研究室で少なくとも1名のスタッフが代理で登録してください。
(1) 基本的に装置が空いている時間であれば、予約無しで利用していただけます。”First come, First served”のポリシーです。
利用したい時間が被った場合はご容赦ください。適宜、利用者間で使用時間を調整してお使いください。
(2) 使用後は装置横の台帳にログを残すと共に、こちらの ログ用Google Formに同内容を入力してください。
予約用Google Formと同様にカレンダーに記載されます。
(3) 利用料金は学内ユーザが 500円/1時間(minimum)、 学外ユーザは2000-2600円/1時間(minimum)です。
初回講習・技術相談については別途承りますのでこちらをご覧ください。
(4) 確実に利用されたい場合は、前日までに 予約用Google Form にてマシンタイムの利用申請を行ってください。
【前・後期セメスターの火・水曜の午後 13:00-16:30 は学生実験等で優先的に占有される可能性があります。】
Photonic Science社 ホームページ
【注意】
動画はVertical(垂直方向)モデルですが、実機はHolizontal(水平方向)モデル
ゴニオメータはモータ駆動せず、実機は手動のゴニオメータになります。