LDX事業の夏季学習会の他に、本校の国語科教員は夏季休業中にGoogle合同会社(渋谷)に出向き、実践を公開しました。今も国語科はGoogleの担当者とつながっており、先日生成AI活用について多くの示唆をいただきました。その国語科の学びを本校職員に広げるために、研修を行いました。
見出しの日に、東京の会場で全国から集まった皆さんに、本校の実践を発表させていただきました。当日は、校務DXを中心に発表させていただきましたが、本校では、授業DX・研修DXも進めています。
10/28には、本校で授業公開を予定しています。ぜひ、お越しください。
生徒が学習の振り返りや計画を立てやすくするために、成績DXに踏み切りました。テストの結果をPDFにして、生徒の学習用アカウントに送ります。
これにより、保護者の方が家で生徒と成績について話す機会が増えます。それによって、進路や学習について対話する時間も増えます。他にも、紙の場合に必要であった成績表回収などの手間もなくなります。
ただ年度末には、各家庭の保管用として、これまで通りテスト結果を印刷して配付する予定です。それぞれの良さを生かしています。
本校では授業などを見る際、Googlechatを活用して実況中継のようにして記録を残しています。(昨年9/19の実践参照のこと)今年度は、更にその取組をレベルアップさせています。
今年度は、実況に加え、各先生方が考えられたことを打ち込むことで、ミニ事後研とも呼べるようなやりとりがchat上でリアルタイムで行われます。これにより、授業公開において実際の参観者だけでなく“間接参観者”も学びが深くなっています。
本校では、全教員が共通の土台で研究できる道徳の授業も大切にしています。先日、市教委の指導主事訪問が行われ、道徳授業を公開しました。
そこでは、生徒が自分の考えをGoogleスプレッドシートに打ち込み、全生徒の意見を俯瞰して見られるように工夫しました。また、参観している教員が授業の実況を行うようにGoogleチャットに打ち込むことで、能動的に参観したり、事後研究会の充実にもつなげることができました。
今年度も、昨年度に引き続き谷内先生に来ていただけることになりました。今回も、授業を見ていただき、その後研修会を実施しました。
指導案について授業者から全体説明があった後、小グループに分かれて授業について検討しました。話し合いながら、ドキュメントにコメントを打ち込むことで、他者参照しながら話を深めることができました。また、同時に打ち込めるので、時間短縮にも繋がりました。
様々な情報にアクセスしやすいように、本校独自にポータルサイトを作成しました。ここから、例えば研究関係の資料にアクセスしたり、欠席状況の確認サイトにつながるようになっています。
PCを起動すると自動で立ち上がるようにしてあり、仕事の効率化につながっています。
今年度も、LDXの指定を受けて実践を行うことになりました。本校の取組を公開していきます。
↑ ここから2年次(2025年度)の実践
今回の公開は、本校の研究成果を広く県内外の学校に伝えることを主な目的にして行いました。公開日当日には、校外からの参加者は約50名に達し、遠くは関東からの参加者もおられました。授業公開後には、谷内先生に講演していただき、これまでの取組の価値付けや今後の研究の方向性について示唆をいただきました。谷内先生、そしてご参加いただいた先生方本当にありがとうございました。
これまでの取組成果を、公開しました。授業はもちろん、研修もDX化して学びを多くする工夫を見てもらいました。来校された方からは「来てよかった」と喜んでいただけたことがありがたかったです。本当にありがとうございました。
研究会の情報をGoogleサイトにまとめ、情報を一元化。分かりやすいと好評でした。受付もQRコードを読み取る形にして、DX化しました。
4限目には、日常の授業を全学級で公開。5限目には3年英語の授業を共同参観。どの授業も、一人一台端末を活用した授業を見てもらいました。
フィグジャムを用いて、良い点や課題点を出し合いました。その後、今回の研修で自分に生かせることを考え、全員に学びのある研修を行いました。
「教員が主体的に学ぶ研修]を目指し、改革に取り組んでいます。そこでもDXの力を用いています。
①研修で学んだことを出し合う(スプレッドシートで、全教員で共同編集)
②そこから自分事に落とし込み記録に残す(他者参照可能)
③研修の振り返りを蓄積していき、教員の探究的な学びが生まれるように
信州大学教職大学院・教授の谷内先生に、2回目の来校をいただきました。今回も授業を2時間参観していただき、多くの価値付けや、新たな方向性への示唆をいただきました。
これまで紙で行っていた健康観察を、デジタルに移行しました。デジタルにしたことで、人数集計が即時にできたり、そもそもこれまで健康観察を保健室に取りに行くなどしていましたが、その手間がかかりません。デジタルなので、どこにいても内容を確認することができ、生徒の健康状態を即時把握できます。記入した内容も見やすいと好評です。
英語科教員が、3回目の東中へ。
全国でもDXを用いた英語の授業を公開している学校は少ないのが現状です。そのような中、2時間公開されている東中に足を伸ばしました。
そして、今回からGooglechatを活用して、本校にも随時授業の様子を知らせてもらいました。それにより、本校においても学びが広がりました。
公開授業の際に、参観者がGoogleChatに気付きや考えたことを発信しました。これにより参観できなかった人も、実況中継を見ているような形で授業の内容を知ることができるようになりました。また、授業者や参観者にとっても、このChatを見直すことでいつでもどこでも振り返ることができ、授業力アップにつながっています。
駅伝の大会が口名田の競技場で行われました。これまでは、結果のやり取りを電話で行うなどしていましたが、今回はGoogleChatを用いて随時実況中継する形で情報を共有しました。
学校でもそのChatを職員室のTVに写して、即時共有しました。
選手が決まったら、共有されたスプレッドシートに各色が記入します。他の色の選手が誰になるかも見ながら、考えることもできます。各色の入力が終わったら、体育大会の選手名簿が完成です。
本校から2名の教員が、再び東中に伺いました。見るたびに、新たな学びがあります。学んだ内容は校内で共有し、研究を進めました。
本校社会科教員が、先進地視察を行いました。LDXの充実した取組は、本校の実践にも大いに参考になっています。
「誰ひとり取り残さない」をスローガンに始めた取り組みです。学校に足を運びにくい生徒が、身近な社会である学校とリモートでつながる機会を設けました。
LDX担当校のため、年度末を待たずに、小さなことから発信を始めました。約2週間に一度、本校の取組を発信しています。本校の取組が、市のDX化を少しでも進めていく力となればと思います。
DXを進めるために、県の補助金を用いて教員用タブレットを充実させました。これで、授業の充実をより一層図っていきます。
信州大学教職大学院・教授の谷内先生に来ていただきました。本校の授業を参観していただいた後、放課後に研修の時間を持ちました。全国の先進的な取組の紹介を通して、本校が進むべき道を示していただきました。
研修で、いくつかのデジタルアプリを操作しました。実践しながら学ぶこの研修の講師をつとめたのは、本校の教職員です。本校教職員の強みを生かした、充実した研修になりました。
デジタル欠席の導入により、保護者の方は、自分の都合に合わせた時間に連絡できるようになりました。
この研修で、今年度の本校LDX研究の進む道を確認しました。校務・授業・研修DX、それぞれの分野で新たな取組が始まりました。
GoogleChatを用いて、教員の連絡が行われるようになりました。いつでも、どこでも、何度でも、といった柔軟な活用ができるようになりました。