学習委員会では、常時活動として3・2・1活動、背面黒板への時間割の記入があります。また、研究公開や定期テストの前には附中生活確立月間の運営を行い、生活委員会と合同で、学習環境や生活習慣の向上を図ります。特に確立月間等は責任重大な仕事となりますが、日々学級、学校をよりよくしていくために活動することができるので、取組により学級がよりよくなったときは達成感に満ち溢れます。学級、学年問わずよりよい附属中の学習環境づくりに力を発揮できる委員会です。
常時活動ではカウンター作業や本の整理整頓、2年生では図書だよりの作成を行います。また、未返却者への催促や年に2回の読書週間等の企画があります。図書委員会は学校の図書室を支え、生徒にとって図書室を身近にするためには必要な存在となる委員会です。
環境委員会は、縁を深め、心をゆたかにできる学校生活を送るための環境づくりを行う委員会です。誰かが輝くためには、誰かが裏で支える必要があります。環境委員会はいわば「縁の下の力持ち」です。その「支える側」に立つ委員会であり、日々の清掃や美化作業をはじめ、運動会などの大きな行事や避難訓練等でも活動しています。
緑化委員会は、附属中学校の緑化活動を先導する委員会です。朝の会前や、昼休みの時間帯にきょうだい学級で担当の曜日ごとに学級園やプランターの花の手入れを主に活動しています。活動は、きょうだい学級で行うため、他学年の人とも仲良くなれることができます。自分たちの努力をそのまま花の様子に反映し、学校を視覚的に明るくすることができる委員会です。
ボランティア委員会は朝活、募金活動の呼びかけや実施等、生徒一人ひとりの自主性を育む委員会です。仕事内容は主に、朝活への参加の呼びかけや、募金活動の呼びかけ等で、あまり表立った活動はないですが、他人を思いやる活動で、社会に大きく貢献をすることができます。
生活委員会は、「誰ひとり取り残さない」をモットーに、附属中学校の生活をよりよくしていく委員会です。
時間管理、挨拶の活性化や身なりの徹底、サイレントゾーン・ハートフルゾーンへの配慮など、生徒全員が先を見通し、安心、安全で快適な学校生活をつくっていくために、生活委員自身が意識を高くもち、自ら率先して行動をしていきます。
<体育委員会>
体育委員会は、生徒が安全に運動に親しめるような環境を整えるための活動や、運動会など体育的行事の運営を中心となって行う委員会です。主な常時活動は朝の体育館の清掃、昼のボール貸出や管理、体育授業時の準備・片付け等です。
前期は大きな学校行事である運動会の運営を行います。運営については、先生方と連携を図り、多くの準備や各係と連携しながら、生徒が主体となって運営していきます。これまで経験することができなかったことを経験することができ、全校生徒で大きな感動を分かち合うことができます。もちろん行事だけでなく常時活動でも他学年と交流することができる委員会になっています。
「保健」の語源は「保」は象形文字で乳児を抱きかかえる、乳児を守る姿からできました。そして、「健」の人がしっかりした基礎をもつ建物のように、どっしり、揺るがずに立っている状態を示す言葉です。この2つの文字が「保険」を作ることで「保健」の語源は「すこやかさを保つ、守り続ける」という意味を表しているそうです。このように保健委員会は全校生徒の健やかさを保つ役割があるからこそわかる学校の課題を解決し、全校生徒の長所をより伸ばすことのできる委員会だと言えます。
放送委員会はアナウンス部と機器部に分かれています。アナウンス部は、朝・昼食時の放送や運動会・文化祭のアナウンスを、機器部は、各行事での機器の設置や操作を行っています。
広報委員会は、主に学校・学級新聞の作成と掲示、掲示物や設営の管理をする委員会です。また前期には、学級の雰囲気を決めるうえで大切な学級設営があります。これらの行事を通して、人と密接に関わることで、様々な経験を積むことができ、培った知識や経験、技術などを日頃の学校生活で発揮することができます。