もう、見逃さない!ICTで動きの「なぜ?」を解き明かす
「動きの変化をじっくり観察したいけど、肉眼ではなかなか難しい…」そんな悩みを抱える先生方はいらっしゃいませんか?iPadやChromebookを活用すれば、実験の様子やスポーツのフォームを簡単に動画で記録し、スロー再生で細部まで観察することができます。児童生徒の「なぜ?」や「どうして?」という探究心を刺激し、深い学びへと繋げましょう。
細かな変化を見逃してしまう: 肉眼での観察では、速い動きやわずかな変化を見落としてしまうことがあります。
個人差への対応が難しい: 児童生徒一人ひとりの観察力には差があり、同じように変化を捉えられないことがあります。
振り返りが難しい: 口頭での説明や板書だけでは、後から動きを振り返ることが困難です。
Chromebook
1.動画データを探す
画面左下の丸いボタン(ランチャー)からアプリ一覧を開きます。
「ファイル」または「ドライブ」をタップします。
「ファイル」の場合はカメラのアイコンをタップすると動画や写真データが表示されます。
「ドライブ」の場合は「マイドライブ」で探します。
重要: 動画データの保存場所は市町村や学校によって異なるため、事前にご確認ください。通常のデータ形式は「.mp4」です。
2.再生速度の変更
該当の動画ファイルをタップすると、自動的に再生アプリが起動し、再生が始まります。
画面中央下の再生ボタン付近にある再生速度のオプションを選択し、変更します。
iPad
1.動画データを探す
iPadの動画や写真データは、アプリ「写真」(カラフルな花のアイコン)に保存されています。
2.再生速度の変更(いくつかの方法があります)
方法1:
アプリ「写真」から動画データを選んでタップします。
画面右上の「編集」アイコンをタップします。
画面中央下のフレームビューアーのスライダー(縦棒)を指で右に動かすと、指の動きに合わせて動画のコマが動き、スロー再生されます。
方法2:
動画データをタップします。
画面下に表示される再生ボタンとスライダー(横棒)を確認します。
スライダー(横棒)を指で右に動かすと、指の動きに合わせて再生スピードが変化します。
方法3:
動画撮影時に「スロー」を選択すると、スローモーション動画として撮影できます。
重要:スロー撮影は動画のファイルサイズが大きくなるためご注意ください。
微細な変化の観察: スロー再生によって、肉眼では捉えきれなかった動きの過程や変化を詳細に観察できます。
客観的な理解の促進: 映像として記録することで、主観的な判断を避け、客観的に現象を捉えることができます。
深い考察と表現力の向上: 観察した内容を時間をかけて分析し、ノートやワークシートに記録・発表することで、考察力や表現力が向上します。
個別最適な学びの実現: 自分のペースで何度でも動画を再生できるため、理解度に応じた学習が可能です。
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