水をくむプリンセス

7月6日。この日の全校朝礼は、教頭による講話。教頭は5月の末に『教室はまちがうところだ』という詩をもとに、朝礼で子どもたちに講話をしています。この日も一冊の絵本をもとに講話を行いました。準備した本は、今年、青少年読書感想文コンクールの課題図書にもなっている『水をくむプリンセス』(ジョージ―・バディエル 作)です。その前に、運営委員が挨拶。

絵本の中身は、アフリカの水が乏しい地域で暮らす女の子(ジージー)が、遠いところまで日々濁った水を汲みに行かねばならない現実を受け入れつつも、日々の暮らしを支える水の大切さをかみしめる内容となっています。

モデルとして活躍しているバディエルさんはアフリカのブルキナファソで生まれ、子どものころ水を汲みに行った経験があるので、この絵本が書けたのでしょう。本校も3~6年で水問題を扱いながら、今年はミャンマーやルワンダの水事情について学んでいます。その意味でも、子どもたちに是非、手にとってほしい絵本だと思いながらシャッターを押しました。

※この絵本は、本校でも購入し、図書室に配架しています。

登録日: 2021年7月6日 / 更新日: 2021年7月6日