令和6年度学校教育方針
■学校教育方針
悠久の歴史と豊かな自然のなかで一人一人の個性を伸ばし互いに高め合う子どもの育成
■校訓 「万木一心」(ばんぼくいっしん)
山々を彩る木には様ざまな種類があり、千差万別で個性的である。個性をもちながらも、共存共栄している木々のように、「個
性をもちながら協調性をもち、周囲の役に立つ、そんな人材を育成したい」という思いを「万木一心」ということばに込めたもの
である。
■教育目標
心身ともにたくましく、自信と誇り、向学心をもって未来を切り開き、力強く生き抜く子どもの育成
■目指す学校像
○一人一人が目を輝かせ、学ぶ楽しさや達成感を味わえる学校
○一人一人の個性が生かされ、個の学びが尊重される学校
○子どもの自主・自立の精神を育てる学校
○保護者・地域に開かれた信頼される学校
■目指す児童・生徒像
○確かな学力・豊かな人間性・たくましい心身をもち、学び続ける子ども
○自分で課題を見つけ、解決に向けて粘り強く努力する子ども
○思いやりの心をもち協働することができる子ども
■目指す教師像
○子どもたちに学ぶ喜びを伝え、個に応じた方法で意欲を引き出す教師
○厳しさと温かさで子どもの可能性を伸ばす教師
○心身ともに健康で明るく、行動力があり 人間性豊かな教師
○教育者としての使命を自覚し、常に自ら学び続ける教師
■学校教育目標の達成に向けての基本方針
1. 基礎・基本の確実な定着と発展的学習を目指した指導の充実
① 9年間の学びの継続をカリキュラムマネージメントする。
② 問題解決的学習や体験的学習を重視し、対話的で協働的な学びを通して、基礎・基本的な内容を徹底指導し確実に身につけさせるとともに、ICTを活用した個に応じた学習も取り入れ、授業の充実を図る。
③ 言語に関する関心や理解を深め、読む、書く等の言語活動の充実を図る。
④ 教師の専門性を生かし、指導方法を工夫し、子どもの興味・関心や能力に応じた学習、子ども同士の多様な学び合いができる場を保証する。
⑤ 「家庭学習の手引き」を通して、家庭学習の習慣を身に付けさせる。
2. 日々の授業の充実に向けた「計画・実施・評価・改善」サイクルの日常化
① 到達目標に向けた長期、短期の指導計画を作成、公表し、確実に実践する。
② 個々の学習指導及び学級経営の評価を行い、授業改善を図る。
③ 授業研究による授業の相互評価はもとより、空き時間等を活用し、他学年の授業を相互参観、相互評価を行い、授業の質を高める。
④ ICTを活用し、主体的・対話的で深い学びにつながる授業の展開を図る。
3. 心と体の教育の推進と充実
① 落ち着いた生活と学習環境の中で、進んであいさつができる人間づくりに努める。
② 道徳・人権教育、読書活動、清掃活動、学級活動を充実させ、互いを認め、支え合い、高め合う集団づくりの推進に努める。
③ 自分の健康に関心をもち、日ごろから体を鍛え、安全な生活を心がける児童・生徒の育成を進める。
■独自の魅力ある教育
○前期課程における教科担任制
後期課程の教員による教科担任制の導入により、教科の専門性を高めるとともに、前期課程・後期課程の学びをつなぐ。
6年生・・・算数・理科・英語・音楽・図工・体育・家庭の7教科
R6年度→理科・英語・音楽・図工・体育・家庭の6教科
5年生・・・理科・英語・音楽・図工・体育・家庭の6教科
R6年度→英語・音楽・図工・体育・家庭の5教科
3・4年生・・・音楽・図工・体育の3教科
※今後、実技教科は継続し、その他の教科について、5年生は英語、6年生は国が対象校に加配している算数・理科・英語の教科担任制に固定したい。
○ICT教育
ICT機器の活用を通してプログラミング的思考を育て、情報や情報技術を主体的に選択し活用する力を養う。
○外国語教育
ICTを活用した1年生からの継続的な外国語(英語)教育の充実で、グローバルなコミュニケーション力を身に付ける。
○ふるさと教育
「下北山学」の推進で郷土愛と連帯感を養う。
○キャリア教育
様々な体験活動を通してキャリアプランニング能力を育成する。