２０２５年１２月のトピックス

９年生が葛カトリック幼稚園に出向き、園児たちとの交流を行いました。交流では技術科で製作したベンチを贈呈し、家庭科で作ったおもちゃを使って園児たちと遊びました。お兄ちゃん、お姉ちゃんたちと一緒に遊べて園児たちも大喜び、９年生の皆さんもいつもとは違う表情を見せてくれて、とてもいい時間になりました。

寒空の中、小学部のマラソン記録会が開催されました。本校では、昨年度よりマラソン”大会”からマラソン”記録会”に名称を変更しました。順位を競うのではなく、一人一人が自分自身の記録への”挑戦”をテーマに、がんばって走ることができました。沿道にはＰＴＡ役員の皆さんにも立っていただき、子どもたちの安全を守っていただきました。ご協力ありがとうございました。

学年ごとに校内外の様々な場所でボランティア清掃を行いました。１～３年生は校内の落ち葉拾い、４年生は明日に迫ったマラソン記録会のためにマラソンコースの整備、中期（５～７年）は吉野口駅周辺、後期（８・９年）は戸毛方面のゴミ拾いをそれぞれ行いました。地域の掃除をすることを通して、地域を再発見するとともに、地域の皆さんへの恩返しができました。

１～３年、４～６年、中学部のそれぞれに分かれて人権集会を行いました。各学年の代表者が人権作文を読み、それぞれの作文に対してどんなことに気づいたのか、考えたのかなど、自分の生活を振り返りながら感想や思いを伝えました。気持ちや思いを友達に伝えることや、それに応えることは、とても大切なことです。みんながお互いのことを思いやれる、大切な時間になりました。

御所市の４中学校の有志が集まり、御所イングリッシュミーティング2025が開催されました。本校からは12名の生徒が参加し、英語の劇や歌を披露してくれました。審査の結果、見事「パフォーマンス部門」の1位と2位、「歌部門」の1位を受賞しました。発表の後にはＡＬＴによるクイズ大会もあり、他の中学校の生徒とも交流を深めることができました。

２０２６年度の新児童生徒会役員を決める選挙が行われました。児童生徒会役員は、今後の葛小中学校の中心となり支える大切な役です。立候補者は葛小中学校への思いを熱く語ってくれました。演説の後は、御所市選挙管理委員会よりお借りした、実際の選挙でも使う本物の投票箱を使い、投票を行いました。

落語家の林家染太さんをお招きし、人権問題講演会・葛地区人推協学習会を行いました。講演では染太さん自身のいじめにあった経験や落語家を志した理由などを、笑いと涙を交えて語っていただきました。最後に落語『桃太郎』を披露してくださり、大人も子どもも、一緒になって大笑いすることができました。

中期（５～７年）が御所市小・中学校合同音楽会に参加しました。演目は葛小中祭と同じでしたが、市内の小中学生の前での演奏という、また違った緊張感の中、力いっぱいの演奏を披露してくれました。迫力の演奏に、会場は大盛り上がりでした！

中学部生徒対象に毎年行っている「いのちの授業」。今年度は「がん教育」の一環として、奈良がんピアサポートなぎの会の松浦博子さんをお招きし、講演を聞きました。講演ではご自身やご家族のがんの経験や、がん患者のサポートをすることになったきっかけなどについてのお話を聞きました。お話を通して、命の尊さや今を精いっぱい生きることの大切さを改めて感じることができました。