第63回緑苑祭デジタルパンフレット
校長 高橋宏明
中央大学杉並高等学校(「中杉」)の緑苑祭にようこそお越しくださいました。今年も文化祭運営委員会が中心になって企画・運営を進めてくれましたが、心に残る楽しい文化祭にしたいという「思い」で溢れています。文化部、運動部、同好会、そして各学年クラスが、創意工夫を凝らし、皆で協力して準備を進めてきました。一人ひとりが主体的に考えて行動し、自分の役割を果たし、仲間と協働して一つのものを作り上げていく。演奏会、展示会、報告会、参加型イベントなど、それぞれ成果として結実しています。是非お楽しみください。
文化祭とは、自分が表現する、自分で創り上げ楽しむ「場」であると同時に、他者の作品や表現を受け止めて共感する「場」でもあるでしょう。文化祭は、作り手と受け手、演者と観客、双方が混在して初めて成り立ちます。そうした「場」には、一人ひとりの「思い」と他者の「思い」が交差しており、時に居心地の良い「空間」を生み出します。皆さんにとっての緑苑祭が、お互いに支え合い助け合う、「温かい居場所」となることを心から願っています。私も、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。