ユネスコスクール&ESD運営について
ICT(学習基盤となるiPadをはじめとするデジタルツール)・ESD(SDGs達成を見据えた持続可能な社会の担い手育成)・PBL(主体的協働的な探究・プロジェクト型の学習アプローチ)の観点から本校ではカリキュラムデザインを行っており、多様で複雑な現代社会に求められる「ESD資質能力」の育成を目指しています。
全員が体験できる基本プログラム。総合的な探究の時間で各自の興味から探究テーマを深め、修学旅行などのフィールドワーク調査を通じて課題の検証を行います。探究テーマに関して専門教員からアドバイスを受けることができる体制や留学生との交流の場も設定されています。
<プログラム>
総合的な探究の時間:探究テーマ「興味×SDGs×進路」 <独自教材> 1年「ESD探究基礎・地域探究」2年「ESD探究発展・修学旅行FW探究」3年「探究と進路・卒業探究」<独自教材>
国際デー探究:「国際生物多様性の日(5/22)「人権デー(12/10)」をテーマにリサーチやクラス対抗のコンテストを実施
探究アドバイザリーアワー:探究テーマを深めるサポートシステム。「探究テーマ設定」「プレゼン技巧」「進路と探究」などのテーマに関するマンツーマン指導。
修学旅行:ベトナム修学旅行(特進コース)・グアム修学旅行(文理探求コースグローバル系)・沖縄修学旅行(特進・グローバルを除く全コース)
希望者が参加できる中級プログラム。基礎プログラムでの学びをさらに深める「アクション」と「発信」に重点を置く国内・海外研修、各種コンテストが充実しています。
<プログラム>
ESD AWARD / ICHIKO ACADEMIC SHOWCASE:探究成果発表会&コンテスト。併設校や他校のゲストとの交流も行います。ESD AWARDでの優秀発表は一高発表会で全校の前で成果を発表します。
ESD CREATIVE AWARD:表現力コンテスト。「自由に、描け。何度でも」のキャッチフレーズ通り、SDGsやESDをテーマについてそれぞれの解釈を自由に創造的に形にします。優秀作品はESD EXHIBITIONとして学外のギャラリーなどでも展示を行います。
ESD STURY PROGRAM:企業に向けて高校生が考えたアクションプランを提言する国内研修、世界遺産の修復体験や寺子屋での交流を通じて世界的な問題へとアプローチする海外研修プログラムが準備されています。
3年間を通じてESDプログラムに積極的に取り組んだ者だけが挑戦できる最難関プログラム。研究レポート提出・プレゼンテーション・口頭試問が課され、その審査を通過した生徒を「ESDコースプログラム履修生」として認定する制度になります。本プログラム通過生徒の多くは、国公立大学をはじめとする難関大学への合格も勝ち取っています。
<プログラム>
ESD COURSE PROGRAM ACCREDITATION:研究レポート・プレゼンテーション・口頭試問によってESDコースプログラム履修生を認定する制度。本プログラムへの参加には、INTERMEDIATEレベルまでのプログラムにて、所定の認定バッジを集める必要があります。
アダプティブでクリエイティブな学習活動、成果発信やマーケティングツールとしてiPadを中心とした各種ICTツールを活用します。
<利用可能ツール例>
Apple (Pages / Numbers / Keynote / iMovie / GarageBand etc.)
Adobe(Illustrator / Photoshop / Express / Fresco / After Effect etc.)
Google(Classroom / Site / Drive / Gmail / Google Earth / Document / Spreadsheet / Slide etc.)
Microsoft365(Word / Excel / PowerPoint etc.)
tokuMo(特進コース)
スタディサプリ・スタディサプリEnglish(特進コース・文理探求コースグローバル系)
ロイロノート
PBL LIBRARY DATABASE(本校独自ツール):学内の優秀探究成果の共有・検索システム
COMPETENCE ANALYSIS(本校独自ツール):各自の資質能力意識の経年分析
国内外の関係機関とのネットワーク連携を含め、ユネスコスクールとしてSDGsの達成や社会に求められる資質能力獲得に向けた学びの仕組みづくりを進めています。
<グローバル系の学びのネットワーク>
国際交流プログラム・グアム修学旅行
高大連携・学校間連携
企業間連携
主体的な探究・プロジェクト型の学びを通じて、課題発見・解決能力、創造力、行動力などを養います。実際に、総合的な探究やグローバル科目を中心に、授業では各自の研究テーマを設定すると同時に、さまざまなグローバルプロジェクトが進行中です。フィールドワークや学校内外の研究発表会などへの参加も積極的に行っています。
k-1 持続可能性/SDGsに関する知識・理解・スキル習得
k-2 持続可能なライフスタイル
k-3 情報収集・選択・活用力
t-4 論理的思考
t-5 批判的思考
t-6 創造力(応用力・企画力)
t-7 発信力(言語化力・プレゼンテーション能力)
h-8 行動力(主体性・課題発見能力・責任感・リーダーシップ)
h-9 協働性(傾聴力・柔軟性・合意形成と協力)
h-10 多様性と共生の尊重