セッション紹介

メインセッション(40分)

メインA:病態と画像所見をイメージする呼吸音聴診を身に着けよう!

講師

  • 笠井 大(千葉大学大学院医学研究院 呼吸器内科学/千葉大学医学部附属病院 総合医療教育研修センター 特任助教)
  • 田島 (千葉大学大学院医学研究院 呼吸器内科学)

呼吸音が異常になるメカニズムのレクチャーに加え、シミュレーターを用いた呼吸音を聞いての疾患の予測や、呼吸音から画像所見を予想する実践練習を行います!

メインB:めまい診察 - BPPVに強くなる!

講師

  • 大平 善之(国際医療福祉大学 総合診療科学 主任教授)
  • 横川 大樹(千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
  • 石塚 晃介(千葉大学医学部附属病院 総合診療科)

めまいを主訴に受診する患者で最も多い原因はBPPV(良性発作性頭位めまい症)です。BPPVの診断と治療に自信が持てるSkillsを一緒にトレーニングしましょう!

メインC:リウマチ専門医による手の診察

講師

  • 加々美 新一郎(総合病院国保旭中央病院 アレルギー膠原病内科部長)(企画責任者)
  • 戸田 陽介(総合病院国保旭中央病院 アレルギー膠原病内科)

手は爪を含めた皮膚所見や関節所見からさまざまな疾患を見出すことができ、日常診療において手の診察は重要と思われます。

本セッションでは関節診察の方法や皮膚所見を提示することにより手の診察の理解を深めたいと思います。

メインD:小児の発熱、痙攣、頭部外傷

講師

  • 篠崎 啓介(東京女子医科大学八千代医療センター 小児科 助教)
  • 山下 恭平(東京女子医科大学八千代医療センター 小児科)

小児科医になる人も、そうでない人も知っておいてほしい『こどもの病気』について、ディスカッション形式で学びましょう。

痙攣・発熱・嘔吐・腹痛・機嫌不良 etc.

頻度の多い疾患、緊急性の高い疾患、重症度の高い疾患。

症状をうまく伝えられない患者たちをいかに守るか、小児科医としての目線からお伝えします。

本人・家族の訴えに耳を傾け、vital sign・身体所見を診て、生活環境・家庭背景まで想像して・・・。

成人の診療にも通ずることが多いはず。

選択セッション(25分)

選択1:英語での神経診察: 振戦の診断に必要な神経診察を英語で学ぼう!

講師

  • 押味 貴之(国際医療福祉大学 医学部医学教育統括センター)

外国人の患者さんが増加する中、英語で身体診察をする機会が増えています。

外国人の患者さんに対して英語で身体診察をする際には、日本人の患者さんに対して日本語で行う身体診察を「英訳」するだけでは不十分で、通常日本人に対して日本語で行う身体診察とは異なるコミュニケーションを英語で実践する必要があります。

このセッションでは「振戦」を診断するための神経診察を通して、どんな身体診察にも応用できる英語コミュニケーションスキルを修得します。

選択2:触ってわかる、肺エコー

講師

  • 宇藤 薫(医療法人社団誠馨会セコメディック病院 救急科 部長)

腹部や心エコーの他に、挿管後の気道確認、神経ブロック、骨折評価、血栓評価、血管確保、眼球損傷や頭蓋内圧の評価など、様々な用途でエコーは使用できます。 1950年代から行われてきた肺エコー。 今回は、腫瘍ではなく、気胸や肺うっ血の評価として肺エコーを駆使してみませんか。 エコーの操作方法や画面の見方の基礎から、肺エコーまで学んでいきましょう。


*心音から肺エコーにセッション変更となっております(2019年11月25日 追記)

選択3:肩関節の診察

講師

  • 中山 俊(翠明会山王病院 整形外科 / アンター株式会社)

人口の20%は肩の痛みがあると言われています. 肩の痛みの原因を突き止めるためのフィジカルを修得しましょう!

選択4:中心静脈圧測定 - 明日から使えるJVP評価法!

講師

  • 栁田 育孝(千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
  • 石塚 晃介(千葉大学医学部附属病院 総合診療科)

Jugular Venous Pulse (JVP)を評価できると, 視診だけで右心系の評価が可能です. 明日の診療から早速使えるスキルを一緒に修得しませんか?

選択5:頭頸部診察の勘ドコロ

講師

  • 三田 恭義(千葉大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科)

甲状腺や頸部リンパ節の診察、意外と難しいと感じている方も多いのでは?!本セッションでは頭頸部診察ができるようになる"勘ドコロ"を修得します。

選択6:もう迷わない!急性虫垂炎の身体診察

講師

  • 廣瀬 裕太(船橋二和病院 内科)

急性虫垂炎の身体診察, キッチリ評価できますか?本セッションでは急性虫垂炎を診断するための身体診察を基本から応用までマスターします。

選択7:ERにおける外傷診療のコツ

講師

  • 杉本 貴史(日本医科大学千葉北北総病院 救急救命センター)

ERにおける外傷診療で必要となる身体診察スキルを修得します。

シンポジウム(30分)

テーマ:身体診察と診断エラー

司会

  • 生坂 政臣(千葉大学医学部附属病院 総合診療科 教授)

シンポジスト

  • 大平 善之(国際医療福祉大学医学部 総合診療医学 主任教授)
  • 宇藤 薫(医療法人社団誠馨会セコメディック病院 救急科 部長)
  • 中山 俊(翠明会山王病院 整形外科 / アンター株式会社)
  • 鋪野 紀好(千葉大学医学部附属病院 総合診療科 / 総合医療教育研修センター 特任助教)