このたびセルファイバでは、三次元組織構築および関連技術に関するディスカッションと研究者・研究機関・企業の交流を目的として、全4回のオンラインセミナーシリーズを開催いたします。
三次元組織研究における第一線の研究者の講演に加え、スタートアップ企業における事業化についても紹介いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
2021.3.1 第4回登壇企業のHiLung社について、情報を更新しました。参加登録受付中です!
2021.2.25 第4回のセミナー概要・登壇者情報を更新しました。参加登録受付中です!
2021.2.19 第4回は東大竹内先生・HiLung社にご講演いただきます。参加登録受付中です!
2021.2.12 第3回終了しました。ご参加ありがとうございました。
2021.2.9 第3回の登壇者情報を更新しました。参加登録受付中です!
2021.2.3 第3回の登壇者情報を追加しました。参加登録受付中です!
2021.1.15 第2回終了しました。ご参加ありがとうございました
2021.1.14 第2回は明日開催! 参加登録受付中です。
2021.1.8 第3回は名古屋大学加藤先生にご講演いただきます。講演概要を追加しました。
2021.1.6 第2回の研究者講演概要・登壇者情報を掲載しました。
2021.1.4 第2回の申込受付を開始しました!
2020.12.22 第2回についての情報を追加しました。
2020.12.21 第1回終了しました。ご参加ありがとうございました。
2020.12.16 講演内容を追加しました。
2020.12.8 イベントサイトを開設、申込受付を開始しました。
近年、臓器に類似した構造や機能的特徴を持つ三次元細胞塊の作製が多数報告されている。本セミナーでは三次元細胞塊の動的性質に迫りつつ、機能的組織の作製・応用から細胞の品質管理まで、三次元細胞塊関連技術と産業利用の未来を議論する。
第1回:2020年12月21日(月) 慶應義塾大学 尾上先生、㈱セルファイバ →終了しました
第2回:2021年1月15日(金) 大阪工業大学 長森先生、㈱ナレッジパレット →終了しました
第3回:2021年2月12日(金) 名古屋大学 加藤先生+シンクサイト㈱ →終了しました
第4回:2021年3月12日(金) 東京大学 竹内先生+HiLung㈱
Zoomによるオンライン開催
設定なし
開会ご挨拶
研究者講演およびディスカッション
企業講演および質疑応答
閉会挨拶
三次元組織構築、細胞品質管理、および関連する分野にご興味をお持ちの方(学生、社会人とも歓迎)
2020年12月21日(月) 18:00-19:00
Zoomによるオンライン開催
設定なし
開会ご挨拶
研究者講演およびディスカッション
企業講演および質疑応答
閉会挨拶
三次元組織構築、細胞品質管理、および関連する分野にご興味をお持ちの方(学生、社会人とも歓迎)
尾上弘晃先生(慶應義塾大学 理工学部 機械工学科/大学院理工学研究科 総合デザイン工学専攻 准教授)
講演内容:マイクロ流体システムを利用して形成されるハイドロゲルマテリアルについて取り上げる。1つ目の、経動脈的に移植可能な血管塞栓型のファイバ状細胞担体は、細胞移植治療の効果を高めることが期待される。2つ目として、複数種類の機能性ゲルをマイクロファイバにパターニングするマイクロ流体システムを紹介する。ファイバ形状のプログラム可能なハイドロゲルマテリアルを生成することで、自己組織化による3次元構造形成の例を示す。
株式会社セルファイバ
細胞をゲルチューブに封入する「細胞ファイバ」技術の事業化を進めるスタートアップとして、技術開発の現状と発展可能性、スタートアップにおける研究者のキャリアについて紹介する。
2021年1月15日(金) 18:00-19:00
長森 英二先生(大阪工業大学工学部 生命工学科生物プロセス工学研究室)
講演内容:「複雑組織の製造に必要なモノづくり技術を俯瞰視してみる」
培養工学技術(生物化学工学領域)を基軸として、発酵によるモノづくりから、再生医療など動物細胞を使ったモノづくりに至るまで、広く工学的な貢献を志して取り組んできました。既存産業として成立していない再生医療業界では、単発的な技術開発が社会実装に至ることに困難性を感じています。複雑な組織を製品とする次世代型再生医療の実現には何が不足しているでしょうか。これを機会に一緒に考えて頂けたら幸いです。
株式会社ナレッジパレット
2021年2月12日(金) 18:00-19:00
加藤 竜司 先生(名古屋大学 大学院創薬科学研究科 基盤創薬学専攻 創薬生物科学講座)
講演内容:「生体組織構築のインプロセスモニタリングと品質管理 」
様々な細胞を自在に手に入れられるようになった現在、細胞培養工学技術は複雑かつダイナミックな組織を作り出すことを可能にしてきました。これはまるで、一つ一つの部品をゼロから作り、最後に大きなマシン(自動車のような)を作り上げる「製造プロセス」と考えることができます。しかし、現在細胞培養・組織構築の「途中=プロセスの過程」は、高度な熟練の技で乗り切ってしまっている場合が多くあります。
これまで我々は画像解析を用いた『インプロセス計測』が、複雑な培養を「Data-driven」に組み立て、リードする一つの可能性を示してきました。今回は、材料としての細胞~細胞凝集塊までの画像インプロセス計測の可能性についてご紹介したいと思います。
株式会社シンクサイト
2021年3月12日(金) 18:00-19:00
竹内 昌治 先生(東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)
講演内容:「細胞を使ったものづくり」から生まれた細胞ファイバ技術の当初の狙いと今後の発展への期待について講演する。特に細胞治療や培養肉分野に向けた応用可能性に関して議論したい。
HiLung株式会社
講演内容:呼吸器疾患は総死因や国民医療費の上位を占めるが、有効な新規治療薬の開発が遅れており、極めて大きなアンメットメディカルニーズが存在する。私たちは、ヒトiPS細胞から呼吸器上皮細胞を分化誘導する技術シーズを開発し、それを応用したin vitro呼吸器疾患モデルの作製を可能にした。この新規ヒト疾患モデルを用いて創薬プラットフォームを構築し提供するとともに、創薬プラットフォームにて見出されたパイプラインの開発、そして高機能呼吸器細胞を用いた細胞治療へのアプローチを通して、革新的な呼吸器疾患治療法の創出を目指す。
登壇研究者・スタートアップ企業あてにいただいた質問に対して、当日セッションの中で回答いたします。
参加登録フォームに記載いただいても、別途メールでお送りいただいても結構です。ぜひお気軽にご連絡ください。
メールの場合は、以下の項目を記載のうえ、セルファイバ安達(adachi@cellfiber.jp)までメールでご連絡ください。
質問内容
質問したい相手
※セッションの中での回答を希望されない場合はその旨明記してください(ご質問者のお名前は公開しません)。
adachi@cellfiber.jp (担当:株式会社セルファイバ 安達亜希)