ごあいさつ

「人は花を育てる　花は人を育てる」子供達と園芸教室を開催して時に出会った言葉

この言葉を信じて、2004年4月から「育種寺子屋」をスタート。はじめてのゲストは3組の親子。100名入る会場は余りに広過ぎて、渡り廊下で開催に。3組の親子は交配作業に夢中、そして、あっという間に時間が過ぎました。あれから19年、今では約6,000名の子供や大人が参加する矢澤秀成の代表的なワークショップとなりました。これまでに多くの世界に一つだけの花が生まれ、たくさんの感動が生まれました。その感動は「人は花を育てる　花は人を育てる」の言葉につながります。

「育種寺子屋」は、世界に一つ（粒）しかない命（種）を大切に育てる授業です。命の大切さを伝える授業でもあります。

また花好きを育てる授業「花と緑のマイスター養成講座」を2004年4月から兵庫県小野市でスタート。その後、三木市、長野市、新潟市、御殿場市、松川町、軽井沢町などで開催。多くの皆さんへ園芸技術を伝えています。

さらに歌と花のコラボコンサート「ハナウタ」を2016年より開催。「花は喋れない、そして動けない、だからこそ、私たちがその花の想いを伝える」、そんな想いからこの活動をスタートさせました。公演回数は33回を数え、多くの皆さんに愛されるコンサートとなっています。

想いのある場所に人は集まります。

これからも、その想いを発信続け、多くの皆さんへ花の想いを伝えたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園芸研究家＆ガーデナー　矢澤秀成