【実行団体の募集は締切ました】
多様な子どもたちのための
持続可能な居場所づくり支援@埼玉県
▼ 事業概要 ▼
⚫︎期待する活動
埼玉県内のこどもの居場所は、700か所以上と増加傾向にありますが、一方でその多くが、居場所ごとの支援の質の差から子どもの様々なニーズに対応できていない「多様性」の問題と、経験・ノウハウ不足、他団体や行政等との連携がないなど「持続可能性」の問題を抱えています。
本事業では、子どもの課題対応型の居場所を県内に育成し、こどもの居場所の多様性と持続可能性を育てることで、子どもが安心して過ごせる居場所を安定的に提供します。助成・支援する実行団体を通じて、実現したいアウトカム(目指す状態)は、以下①〜⑥のように考えています。
① 子ども自身が抱える課題に共感的、支援的にかかわる居場所ができる
② 子ども自身が個性を尊重され、伴走されながら育っている(子どもの権利)
③ 課題を抱える子育て家庭が、こどもの居場所によって支援されている
④ 課題を抱える子どもや保護者に対し、適切な情報提供や支援が行われている
⑤ 関係機関、団体(行政、福祉機関、医療機関、NPO等)の参加による連携協議会の設置がされている
⑥ 連携を通じて新たな事業や活動が生まれ、地域社会のニーズに柔軟に対応できるようになる
事業終了後5~10年後(2030年頃)には、埼玉県内の子どもたちが自分らしい学びと成長の機会が提供される居場所にアクセスできるようになる状態を実現します。
【アウトカムを達成するために実行団体に期待する活動や姿勢】
①実行団体の子どもの多様な課題に対する対応能力や専門性を高めるため、資金分配団体から研修等の機会を提供します。(子どもの権利、セーフガーディング等)研修等への参加を必須とします。また、子どもの権利保障に向けて、子どもの権利を実装化するための子どもアドボケイトや子どものための第三者機関などの設置に前向きに取り組むことを期待します。
②実行団体同士が相互補完的につながることで、より多くの多様な子どもの課題に対応できる仕組みを構築します。実行団体間の連携強化のための定例会や、個別事例の共有などの機会を設けます。他団体との連携構築に高い関心を持つ団体を求めます。
③3つの実行団体は、埼玉県域における先進事例となり、それぞれが地域の子どもの居場所や支援団体・当事者団体等とネットワークを構築し、各地域で子どもたちを支える生態系(エコシステム)を創り上げていくことを期待します。これらの発展が他の団体を触発し、最終的には子どもたちのニーズに対応できる、より大きい網を埼玉県域全体にかけることを目指します。
④運営体制の強化のため、実行団体内におけるスタッフの雇用や研修、ボランティアの育成を積極的に行うことを期待します。
⚫︎事業期間
2025年8月~2028年2月
⚫︎採択予定団体数
3団体
⚫︎総事業費
96,454,352円
⚫︎1団体当たりの助成額
20,000,000円を上限とする
⚫︎対象となる団体
埼玉県内で、何らかの形でこどもの居場所を運営している、またはこれから運営する団体であること。こどもの居場所に関する理解があり、長期的な視点を持ち、持続可能な活動を目指す姿勢があること。
また、以下の点を重視します。
本事業のミッションである課題(居場所ごとの支援の質の差から子どもの様々なニーズに対応できていない「多様性」の問題と、経験・ノウハウ不足、他団体や行政等との連携がないなど「持続可能性」の問題)の解決への強い意欲があること
子どもの権利に対する強い意識があり、子ども自身が抱える課題に共感的、支援的に関わる意志があること
助成金を適切に管理し、事業を遂行できる組織・運営体制を有していること
デジタルスキル(ウェブサイト運用、SNS利用、PCによる事務処理能力等)や、こどもの居場所づくりまたは運営の実績があり、地域や各所への発信力と共感づくりに取り組むことができること
長期的な視点を持ち、持続可能な活動を目指す姿勢があること。また、関係者(他地域の地域ネットワーク団体、行政、社会福祉協議会、企業、住民など)と適切な関係性を持ち、連携・対話を積極的に行えること
課題を抱える子育て家庭を既に支援している、または接点をもっている
⚫︎対象地域
埼玉県内の、実行団体が活動する範囲の自治体
▼ 公募・審査について ▼
1)公募要領
公募内容の詳細については、必ず公募要領をダウンロードしてご確認ください。
2)審査の流れ
⚫︎公募要領公開(WEBサイト等): 2025年4月24日(木)
⚫︎公募説明会の開催:2025年 4月24日(木)
⚫︎公募締め切り日時: 2025年5月30日(金)17時
⚫︎実行団体の審査、内定通知 : 2025年7月上旬
⚫︎実行団体決定、契約締結、助成事業開始:2025年7月下旬(助成事業開始は2025年8月からの予定)
3)申請に必要な書類
以下を確認し、必要な書類を準備、作成してください。
指定様式は下記よりダウンロードしてください。
様式1:助成申請書に「代表者の印」(法人印)として、印鑑登録済みの印を捺印の上、PDFデータに変換して提出してください。
その他の様式は、指定のファイル形式で提出してください。
様式5:コンソーシアムに関する誓約書は、コンソーシアムで申請されない場合は必要ありません。
様式7:役員名簿はエクセルファイルにパスワードをかけて提出してください。パスワードは申請書類の提出後、別メールにて速やかにご連絡ください。
資金計画書等の作成にあたっては、下記積算の手引きを参照してください。
4)申請書類の提出方法
2025年5月30日(金)17:00までに申請に必要な書類を添付し、メールにて提出してください。
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【提出先】
NPO法人新座子育てネットワーク
2024年度休眠預金事業通常枠事務局
Email:kyumin@ccn.niiza-ksdt.com (担当:越前屋、長谷川、竹内)
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※申請書類はzipファイルに1つにまとめてください。
※zipファイル名は「申請書類_●●(団体名)」にしてください。
※役員名簿には必ずパスワードを設定してください。パスワードは申請書類の提出後、別メールにて速やかにご連絡ください。
5)選定基準
実行団体は、次の選定基準に基づき選定を行います。
選考は、公平で公正な選考を行うため、第三者の外部有識者・専門家等から構成される審査会議において内定を確定します。
< 選定基準について >
ガバナンス・コンプライアンス
包括的支援プログラムに示す事業を公正かつ適確に遂行できるガバナンス・コンプライアンス体制等を備えているか
事業の妥当性
事業対象となる社会課題について、問題構造の把握が十分に行われているか、また、解決したい社会課題に対して事業計画(課題の設定、目的、事業内容)が妥当であるか
実行可能性
業務実施体制や計画、予算が適切か
継続性
助成終了後の計画(支援期間、出口戦略や工程等)が具体的かつ現実的か
先駆性(革新性)
社会の新しい価値の創造、仕組みづくりに寄与するか
波及効果
事業から得られた学びが組織や地域、分野を超えて社会課題の解決につながることが期待できるか
連携と対話
多様な関係者との協働、事業の準備段階から終了後までの体系的な対話が想定されているか
▼ 公募説明会・個別相談会(要予約)▼
⚫︎ 公募説明会
日時:2025年4月24日(木)10:00~11:30 ※終了しました。
アーカイブ動画は以下をご覧ください。
⚫︎ 申請書類の書き方の勉強会
日時:2025年5月8日(木)13:30~15:00 ※終了しました。
動画視聴を希望される団体は、以下の申込フォームからお申込みください。
⚫︎ 個別相談会
期間:2025年4月30日~5月29日(1回30分程度)
実施形式:オンライン(Google meet)開催
申込方法:参加を希望される団体は、以下の申込フォームからお申込みください。
(https://calendar.app.google/esorYmJ4mW9Yc22m6)
申込期限:希望時間の24時間前までにお申込みください
オンライン個別相談会への参加は必須ではありませんが、申請にあたっての疑問、質問事項などを解消できる場としてご活用ください。
公募説明会動画を視聴の上でお申込みください。なお、電話での相談は受け付けていません。
▼ お問い合わせ ▼
特定非営利活動法人 新座子育てネットワーク
2024年度休眠預金事業通常枠事務局
[Email]kyumin@ccn.niiza-ksdt.com
[電話]048-482-5732
©️NPO法人新座子育てネットワーク