この数年、インバウンドの増加に注目が集まっているが、今年は日本人海外旅行者も各月で前年をうわ回る推移となり、長年の目標であった年間2000万人達成も目前に迫っている。
海外旅行での商機が訪れているが、旅行の個人化とオンライン化への移行の中で、日本人旅行者のニーズは急激に変化。海外でのスマホ常時接続が一般化し、タビナカでの行動決定が容易になったことで、現地での行動範囲と深度は拡大し、実態を掴みきれなくなってきている。また、日常でデジタルを使いこなす世代との感覚や認識のギャップも、阻害要因となっているといえるだろう。
本イベントでは、ナビタイムジャパンの海外乗換サービス「NAVITIME Transit」などのデータやJTB総合研究所の調査から、いまの日本人海外旅行者の行動実態を紹介するとともに、行動の決定要因を掴むポイントも解説。
また、現地ツアー販売大手のベルトラも登壇し、日本人旅行者の志向の変化を考察する。最後には登壇者を交え、海外で起こっている旅行トレンドや成功事例を踏まえながら、日本人海外旅行マーケットのトレンドと今後の可能性について議論を交わす場も設ける。
株式会社JTB総合研究所 波潟郁代 執行役員 企画調査部長
株式会社ナビタイムジャパン 藤澤政志 インバウンド事業部部長
ナビタイムでは、圏外でも使える海外向け無料乗換サービスを、世界58カ国、190エリアで提供しています。これらの利用データから取得できた日本人観光客の移動分析を紹介するとともに、今後ナビタイムが取り組むアウトバウンドへの対応について説明します。
ベルトラ株式会社 二木渉 代表取締役社長 兼 CEO
タビナカ予約の老舗企業ともいえるベルトラ。過去の予約データの傾向や事例を元に、顧客視点でどのようにサービスの提供価値を高めるべきかを分析する。また同社のパートナー企業と共存するための打ち手や、顧客満足度を上げるための施策も必聴だ。
2004年にベルトラ入社。VELTRA.comのシステム開発とオンラインマーケティング、サービスプランニングの責任者を歴任。海外事業本部長を経て、2015年より現職。
2008年株式会社ナビタイムジャパン入社。2012年より国内アプリケーション事業部長を務め、2014年インバウンド事業部長に就任。現在、TCVB(東京観光財団)アジアセールス委員会 委員長、JNTO(日本政府観光局)調査役などに務める。
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定員:120名(募集人数に達した時点で締め切りとなります)
トラベルボイスLIVE事務局 travelvoicelive@navitime.co.jp