[沿革]

2014年1〜10月:インドネシアで政治経済分野のジャーナリストをしていた吉田拓史は、取材していたインドネシア総選挙/大統領選挙の期間中に大規模のフェイクニュース、ヘイトキャンペーンに遭遇。

2015年2〜7月:日本に戻った吉田が、インドネシアでの経験を踏まえ、日本でデジタルメディアの起業を模索。

2015年7月:吉田は様々な理由により起業を断念。吉田は米ニューヨークのデジタルマーケティングメディアDIGIDAY の日本支部((株)インフォバーングループ運営)の創業編集者になる。新規事業の立ち上げを経験し、デジタルメディア・ビジネスについて知見を深める。

2016DIGIDAY[日本版]在籍中に、ブレグジットの国民投票と米大統領選挙におけるフェイクニュース・オペレーションに遭遇する

2017年9月:吉田はDIGIDAY [日本版]を退職し、個人プロジェクトとしてニュースサイト運営事業を開始。

2017年11月:ニュースサイト「Axion (アクシオン)」 を公開。テクノロジー業界と暗号通貨を題材とした。

2017年12月〜2018年2月:投資家と大手企業の投資をほのめかされ、動画制作を開始。動画クリエイターの力を借りながら、企画・出演・収録・動画編集までカバー。

2018年2月:Axion の月間利用者数が50万人を突破

2018年4月:コスト面の検討や暗号通貨への規制の変化を織り込んで、ニュースサイト運営と動画制作を停止。ソフトウェア開発の独学へ。

2018年秋:ケンブリッジ・アナリティカ事件の全容が明らかになりつつある中、フェイクニュース耐性をビジネスの主軸に置くことを決意。

2019年2月:有料購読ニュースサイトとしてAxionをリニューアル

2019年4月:投資家が投資のための会社設立をブローカー経由で吉田に要求してきた。吉田は2017〜2018年に日本のベンチャーキャピタルと大企業から、酷い目に遭わされたため、資金調達の実現可能性に懐疑的だったものの、最終的にその可能性を模索することにした。吉田を代表取締役として(株)アクシオンテクノロジーズを創業した。

2019年4〜12月:投資家や大手企業の「代理人」の要望通り行動するも、投資は得られず、資金と時間を失う日々。

2020年1月:日本の投資家、大手企業との関係を断絶することを決意。ニュースサイトを使ったテストを行い、資金調達を行うことを決意。

2020年3月:テクノロジー業界の話題を題材にした「アクシオン・ポッドキャスト」を開始。

2020年3月:ニュースレターを提供開始

2020年10月検証の結果、プロダクトユーザーフィット(製品と利用者の適合性) を確認。

2021年1〜3月:日本のスタートアップ業界を避けた資金調達活動を行うも不発。

2021年3月:エンジェル投資を受ける。12月までに約2,000万円を調達する。

20216:ニュースレターの提供を拡大。有料購読を開始。

2021年7月初めて月間経常収益(MRR)を計上した。

2022年2〜6月:ブルームバーグ、フィナンシャル・タイムズ、英エコノミスト、ニューヨーク・タイムズ、サイエンティフィック・アメリカンの翻訳記事を配信。

2022年3月:「日本よ、目を覚ませ、Web3はクソだ」という記事がヒット

2022年4月:月次記事配信数が200を突破。

参考