「100mフェスティバルの新たな挑戦」
起業した時から、僕には一つの大きな夢がありました。それは、陸上選手が活躍し、自らの力で生計を立てられる場を作ることです。
陸上という競技が、ただ記録を追い求めるだけでなく、もっと広い視野で社会に価値を提供できるような存在になってほしいと強く願っています。
現状では、陸上の競技会そのものが存続の危機に瀕しています。富山県の小学校記録会では、競技会の運営が教員に依存しており、今後の継続が難しい状況です。このままでは、陸上という競技そのものが衰退しなくなります。
競技会の企画、運営にはたくさんの人とお金がかかります。
僕はこの問題を解決するために、「だれでも参加できて足を運びたくなる」というテーマを決めました。
陸上競技場という場所が、もっと多くの人に親しまれ、使われるべきだと思っています。
誰でも参加できるということは、陸上競技の魅力をより多くの人に伝え、競技場に足を運んでもらうことに繋がり市場の拡大になると考えています。
この「100mフェスティバル」は、ただ参加するだけでなく、「する」「みる」「ささえる」「つながる」という四つの観点から陸上を楽しめる場にします。
「する」 記録にとらわれない走る楽しさを体感する
「みる」 その姿に感動し熱狂して応援する
「ささえる」イベントの成り立ちを理解し選手をより近くからサポートする
「つながる」陸上競技場という場が、新たなコミュニティが生まれたり、他業種が関わり合う場になる
僕は100フェスを通じて、陸上の価値をさらに高め、持続可能なものにしていきたいと考えています。
この「100mフェスティバル」は、その一歩としての大会です。
陸上の未来を切り開いていきたいという思いで、僕はこの大会に取り組んでいます。
ぜひ、皆さん参加して見に来て楽しんでいってください!
西村顕志