こちらでは、電子処方箋の始め方に重点を置いてご説明いたします。詳しい説明は下記のリンクからご確認ください。
電子処方箋とは、電子的に処方箋の運用を行う仕組みです。
複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された情報の参照できます。
それらを活用した重複投薬等チェックなどを行えるようになります。
処方箋の事前送付が行えるようになります。
医療機関・薬局間の円滑なコミュニケーション、より効果のある重複投薬等の抑制を行えるようになります。
参考:厚労省ホームページのリンク先はこちら
申請に必要なもの
マイナンバーカード
マイナンバーカードの4ケタの暗証番号と署名用電子証明書用暗証番号英数字6~16ケタのパスワードの2つ
顔写真(6ヵ月以内に撮影されたもので1メガ以内のJpeg画像データ)
運転免許証等身分証の画像(2メガ以内のJpeg画像データ)
歯科医師の資格免許証の画像(3メガ以内のJpeg画像データ)
※スマホのカメラで撮影すると4~5メガになるのでファイルを圧縮する必要があります。(圧縮方法はこちら)
※マイナンバーカードの暗証番号は5回間違えるとロックされ役所にて解除しなければなりません。
マイナポータルの下記リンク先①-2から各種お申し込みをお願いします。
参考:厚労省の公式マニュアルから抜粋したマイナポータルのログイン方法はこちら
厚労省:マイナポータル上でのマイナンバーカードを活用した電子署名の申請マニュアル(外部リンク先)
①-1-1.パソコンでマイナポータルへログインする方法
①-1-2.iPhoneからマイナポータルへログインする方法
①-1-3.androidでマイナポータルへログインする方法
アキラックスちゃんねる動画マニュアルはこちらです。動画を一度ご覧ください。
スマホアプリでログインしたあとは画像の通り進んでください。
※マイナンバーカードで申請したらこちらの作業は不要です。
マイナンバーカードではなく直接HPKIカードを申し込みする場合は、一般財団法人医療情報システム開発センターMEDISの新規作成ページで申し込みを行ってください。
申込方法はこちらのURLです。(MEDIS:新規申し込み方法)
施設ごとに必要なため、下記のHPKIセカンド電子証明書管理サービスポータルサイトの申請フォームより申請してください。
2025年4月より、診療所、保険薬局 1万円/年 (税込1万1千円/年)のサービス利用料がかかります。(当該ページURL)
説明:クライアント証明書とは?
レセコン端末から、HPKIセカンド電子証明書(マイナンバーカードでの電子証明書)を利用して電子署名を行うクラウドサービスへのアクセスを許可するためには、サービス側が相手を正確に認識したファイル(クライアント証明書といいます)を端末に配置する必要があります。 このクライアント証明書により、HPKIセカンド電子証明書を利用して電子署名を行うクラウドサービスが安全に運営できるようになります。 従って、HPKIセカンド電子証明書を利用した署名を行う場合にはこのクライアント証明書の申請が必要になります。
参考:クライアント証明書の画像やPDFはこちら
参考画面:クライアント証明書の申請フォーム入力画面はこちらのPDF
参考資料:クライアント証明書の発行のご案内がきます。届いた案内のPDFはこちら
参考資料:パスワードロック解除の郵送される封筒とパスワード通知書はこちらのPDFです。
注意点:クライアント証明書の有効期限(※必ずお読みください。)
①メールから必要ファイルのダウンロード(14日間以内)
申込完了より4〜5日経ちますと、
件名: [MEDISファイル転送:送信] HPKIライブラリFINDEX からのファイル受取依頼
の表題で2通のメールが届きます。
・1通目 ダウンロードURLのご案内
・2通目 ダウンロード時のパスワード
【重要】ダウンロード有効期限は、14日間となりますので、早急にダウンロードを行なってください。
ダウンロード期間を超えた場合は、再度クライアント証明書の申込が必要となります。
また4月以降は、有料となるご案内もございますので、お気をつけくださいますようお願いします。
②ダウンロード後の対応
ダウンロードファイルは2種類あります。
アキラックスのサーバーのデスクトップに貼り付けをお願いします。
※デスクトップに貼り付けがわからない場合は、担当営業まで、ご相談ください。
③内容証明郵便が届きます。
クライアント証明書の申請後、【株式会社ファインデックス】より2週間ほどで、内容証明郵便が届きます。
この封筒には、電子処方箋の設定時に必要なパスワードが含まれております。
弊社の電子処方箋リモート設定時にご用意をお願いします。
電子処方箋の利用申請を実施いただくことで、現在ご使用いただいているシステム(電子カルテシステム、レセコン等)から電子処方箋管理サービスが稼働するシステムに接続できるようになります。
なお、事前にHPKIカードの発行申請、もしくは取得を完了させ、 「HPKIカード発行申請完了登録」が完了していることを確認してください。
※登録後、4~5日でマスターアカウントが書いてあるメールが届きますが、こちらは使用いたしません。
[電子処方箋管理サービス] ⇒ [電子処方箋の各種申請について] ⇒ [利用開始・終了申請]より、利用終了画面が表示されている場合、電子処方箋は利用開始申請済です。利用開始画面が表示されている場合、電子処方箋は利用終了申請済です。
①電子署名を行うための準備、②クライアント証明書の申請、③電子処方箋の利用申請が完了しましたら、下記の登録完了フォームよりアキラックスにお知らせください。
電子処方箋は、電子署名するパソコンにICカードリーダーを接続して行います。
事前に電子署名するパソコンの台数をご確認の上ご注文ください。
例
受付パソコン1台+診療室側パソコン1台で、診療室側パソコンのみでカルテ入力する場合は、診療室側パソコンにICカードリーダーを接続します。
受付パソコン1台+診療室側パソコン2台で、受付パソコンでも診療室側パソコンでもカルテ入力する場合は、ICカードリーダーは受付パソコンと診療室側パソコン2台、合計3か所取り付けます。
受付パソコン1台+診療室側カルテ入力用パソコン10台のご使用で、診療室側でのみ電子署名する場合は、ICカードリーダーは診療室側10台のみ合計10か所取り付けます。
Q&A アキラックス10以前をお使いの歯科医院様ですでにHPKIカードを申し込んでいる場合は?
アキラックス10ではHPKIカードを使用して電子処方箋機能を使用することができません。
リモート署名が可能なので、一般財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS)(外部リンク先)にてHPKIセカンド電子証明書の申し込みを行い、そちらを使用して電子処方箋を使用するか、HPKIカードが使用可能なアキラックス11に入れ替えてご使用ください。
以下、MEDISのお問い合わせ回答
Q:既にカードを所有しており、セカンド電子証明書を申し込みたいが、どのように申請すればよいでしょうか。
A:問い合わせ用アドレス(hpki-ad@medis.or.jp)にメールでご連絡ください。専用の申請書を返信メールにてお送りいたします。
【注意】カード左下にある「発行日」が2022年5月18日までのカードはセカンド電子証明書のみの申請はできませんので、新規としてカード発行申請を行ってください。(新規ではセカンド電子証明書も同時に発行されます。)
参考:既存カードにセカンド証明書を追加する条件
(1)医療情報システム開発センターの認証局から発行されているHPKIカードであること。
(2)内容は既存カードの内容と同じであること。(内容が変わる場合は新規申請となります)
(3)対象となる資格は、医師資格、歯科医師資格、薬剤師資格の3資格のみです。
HPKI 保健医療福祉分野公開鍵基盤 電子認証局 一般財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS)
お問い合わせ先はメールだけになります。 hpki-ad@medis.or.jp