ケヴィン・ケリー (著), 服部 桂 (著, 翻訳)
AI(人工知能)は電気のように日常を流れ、VR(ヴァーチャルリアリティ)は現在のスマートフォンのような存在となる─ベストセラー『テクニウム』でテクノロジー進化の普遍的原理を鮮やかに描き出した著者が、今後30年間の間にわれわれの未来が不可避的に向かう先を、12のキーワードから読み解く待望の書!
2019年のデジタル変革への投資額は世界で1兆2000億ドルになるというIDCの調査(https://www.thefastmode.com/technology-and-solution-trends/14661-global-dx-spending-to-reach-1-18-trillion-in-2019-says-idc)
ありとあらゆる価値を持つものが非物質的になっていき、所有する価値がなくなっていく社会ではアクセス権に価値が置かれます。物質からサービスに重きが置かれ、物質に縛られることなく流動的になります。所有では無くアクセスする。体験し、接することに価値が置かれるようになります。
フィルタリングとは、全ての情報が管理され、操作されたものになることです。私たちがこれから迎える時代は、ますます多くの情報と選択肢、製品が提供されるようになります。しかし、時間は有限。人生には全てのコンテンツを消化するには、あまりにも時間が足りません。超潤沢社会では読むべき本、消費すべきゲーム、音楽、エンタメには事欠きません。何かを得たら何かを捨てなければいけません。自分が何を優先するかが重要となり、私たちは個人の好みに最適化された、パーソナライズされた製品・情報に接するようになります。
全ての物事が測られ、データとして記録されるようになります。古くは日記などが生活の記録として活用されてきましたが、デジタルカメラやスマートフォンの登場で映像や写真で簡単に記録できるようになりました。これからは更に気分、血液、心拍変動、運動量、食事、睡眠などが数値化されたデータとして蓄積されていきます。Amazonでは購入履歴、Googleでは検索履歴をデータとして蓄積しています。これらのデータは個人の病気の判断や、マーケティングなどに使われ、パーソナライズの過程で重要な価値を持つようになります。
OYO(オヨ)
創業6年で世界第2位のホテル会社になったOYO、この会社を2013年に19歳の若さで創業したのは25歳のインドの若きスター経営者、リテシュ・アガルワルCEOです。彼は17歳から100以上のホテルなどの宿泊施設を泊まり歩き、インドや世界に可能性を秘めた宿泊施設が多くあると気付く。18歳で大学を中退し、ペイパル創業者ピーター・ティール氏の「ティール・フェローシップ」に参画。19歳でOYOを創業しました。
全世界の客室の9割以上を占める中小規模のホテルや民泊に着目し、データ予測を活用したスピーディな契約締結、デザインアルゴリズムによる客室改装で稼働率を倍増させ、さらに1日あたり5000万件の価格調整を実施するなど全てAIを使っています。同社は2018年に日本の不動産事業に進出しています。OYO LIFEという名前で、その最大の特徴は敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用が不要で、スマホで部屋を選ぶだけで住み始めることができることです。https://www.oyolife.co.jp/
Grab(グラブ)
創業8年で世界最大級の配車アプリであるGrab、この創業者アンソニー・タンはマレーシア生まれ。同氏は、マレーシアで日産車の総代理店を務めるタンチョン・モーターの御曹司として生まれた。29歳、2011年ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得している際に、友人からマレーシアのタクシー環境の酷さを聞き、タクシー配車サービスを思いつくと、同窓生と共に事業を考案、創業した。
開始当初は配車アプリだったGrabが今ではフードデリバリー、ショッピングや送金など、生活をシームレスにサポートするものになっており、その根幹にはやはり膨大なデータ分析が存在していることを明かしています。
(彼らの紹介動画:Softbank World 2019の孫正義 基調講演動画内 )
導入費用:無料のソフトウエアと市販の機材を使い、2万円ほど。(https://www.youtube.com/watch?v=XkKxSAb4EAw&feature=youtu.be)
導入費用:「ディープラーニングとは何か」を学び始めて3年弱で提供開始にこぎ着け、「開発費は50万円もかかっていない」(田原氏)(https://www.youtube.com/watch?v=vCUk7zkzDQw)
参考価格:130万円(5年前)(https://www.youtube.com/watch?v=IVcyuG2p4M8)
参考価格:最も早い時期(Super Early)の導入で3カ月100万円(税別)(https://www.youtube.com/watch?v=SwZLp5Y-Z4g&t=48)
参考価格:月額2万円から2万5000円程度(https://www.facebook.com/ntvnews24/videos/542759712849035/)
テクノロジが登場した後の動きを視覚的に説明
ガートナーのハイプ・サイクルは、1995年以来毎年発表されている、先端テクノロジーがどういった形で世の中の注目を浴びで人々の生活に馴染んでいくのかを表したグラフです。テクノロジの成熟度と採用状況、およびテクノロジが実際のビジネス課題の解決や新たな機会の開拓にどの程度関連する可能性があるかをグラフで示します。テクノロジが時間の経過とともにどのように進化するかを視覚的に説明することで、特定のビジネス目標に沿って採用判断のために必要な最適な知見を提供します。
(引用元:ハイプ・サイクル Gartner)
【未来予測】2020年、革命を起こす5つの重要テクノロジー(https://youtu.be/L84VDDJ4lr4)
参考価格:UiPathは小規模事業者は無料で使えます。一般販売額は最小構成で年間525,000円から
受付処理の自動化デモ(https://www.youtube.com/watch?v=w8Te0xzUUlY)
2020年の実用化に向けている、1G、2G、3G、4Gに続く通信システム。1Gは1980年代のアナログ携帯電話、「ショルダーフォン」だ。重量は約3kg。もちろん通話機能のみで、通信料も非常に高く、ビジネスユースがメインだった。2Gは、1993年に登場。ネット通信やメールの接続が可能となった。3Gは2001年から、2Gまで各国地域でバラバラ方式が国際規格化。通話品質も向上、データ通信高速化が進み、動画やPCサイトの閲覧がストレスなくできるようになった。4Gは2012年から、スマートフォン用通信で現在普及しているもの。
5Gは2020年から、キーワードは「高速大容量」「超信頼・低遅延」「多数同時接続」。
(詳しくは中田敦彦のYouTube大学)
LPWA(Low Power Wide Area) またはLPWANとはなるべく消費電力を抑えて遠距離通信を実現する通信方式で、IoTの構成要素の1つとして注目されています。GSMA(※1) では 2022 年までに 50 億台のデバイスが LPWA によってネットワーク接続されるだろうと述べています。
※1 GSMAとはMNOや関連企業からなる業界団体です。http://www.gsma.com/東京商工会議所 台東支部青年部の大越さん、ブドウでも「IoT栽培」 高畠・馬頭で実験スタート(https://www.47news.jp/3756367.html)
小柳建設 - Microsoft HoloLens を活用した Holostruction(https://www.youtube.com/watch?v=TmDHZ-NMQe0)
Tableau紹介動画(https://www.tableau.com/ja-jp/products#video)
コマツドローンによる測量(https://www.youtube.com/watch?v=nC2qMQoi-oo&t=150)
楽天ドローン実証実験(https://www.youtube.com/watch?v=uqStDMkeJUw)
今日の例会を聞いて未来が少しでも見えたらそれをチャンスと思って取り組みを始めてください。これから取り組んでもまだ全く遅くありません。何故なら20年後の未来人から見たら今の世の中にはAIのスペシャリストはまだ一人も存在していません。もちろん20年後の大ヒットサービスもまだ誕生していません。
これはAmazonの創設者であるジェフ・ベゾス氏と、同社の最初の倉庫とみられる場所での作業風景を収めた珍しい映像です。賑やかな倉庫内ではベゾス氏が記者に対してAmazon.comサイトを案内し、さまざまな機能や同社の価格戦略について説明している。「われわれは、The New York Timesのブックレビューに掲載された本を毎週、30%割引している」とベゾス氏は語る。
ご想像のとおり、同サイトのページはテキストと青色の標準的なリンクで埋め尽くされ、Bezos氏は実に魅力的で熱意にあふれている。今では億万長者であり、オンラインコマースの生みの親だといってもいい同氏の初期を伺い知ることができる珍しい映像です。