フォニイ(25時、ナイトコードで。× MEIKO)
作詞:ツミキ
作曲:ツミキ
編曲:ツミキ
歌詞(宵崎奏、朝比奈まふゆ、東雲絵名、暁山瑞希、MEIKO)
この世で造花より綺麗な花は無いわ
何故ならば総ては嘘で出来ている
antipathy world
絶望の雨はあたしの傘を突いて
湿らす前髪とこころの裏面
煩わしいわ
何時しか言の葉は疾うに枯れきって
事の実があたしに熟れている
鏡に映り嘘を描いて
自らを見失なった絵画
パパッパラパッパララッパッパ(まふゆ、MEIKO)
謎々かぞえて遊びましょう
タタッタラタッタララッタッタ(瑞希、MEIKO)
何故何故此処で踊っているでしょう
簡単なことも解らないわ あたしって何だっけ(瑞希、MEIKO)
それすら夜の手に絆されて 愛のように消える(絵名、MEIKO)
さようならも言えぬ儘 泣いたフォニイ(奏、MEIKO)
嘘に絡まっているあたしはフォニイ(まふゆ、MEIKO)
何時しかそらの音がいやに鳴り合って
色の目があなたを溶いている
鏡に映るあたしを欠いて
誰しもが見間違った虚像
如何して愛なんてものに群がりそれを欲して生きるのだ
今日も泳いでいる夜の電車が通り去っていく
踊り明かせよ
パッパラパッパララッパッパ(奏、MEIKO)
謎々騙して歌いましょう
タタッタラタッタララッタッタ(絵名、MEIKO)
何故何故此処が痛むのでしょう
散々な日々は変わらないわ
絶望の雨は止まないわ
さようならも言えぬ儘泣いた
フォニイ
嘘に絡まっている ただ
簡単なことも解らないわ あたしって何だっけ(瑞希、MEIKO)
それすら夜の手に絆されて 愛のように消える(絵名、MEIKO)
さようならまたねと呟いた フォニイ(奏、MEIKO)
嘘に絡まっているあたしはフォニイ(まふゆ、MEIKO)
造花だけが知っている秘密のフォニイ
manuの考察(ネタバレ注意)
歌詞分け(瑞希パート)に対する私の考察です。あくまで私の主観です。
「鏡に映り嘘を描いて」
この歌詞を瑞希が歌うと、このカードイラストを思い出します。このイラストは瑞希がニーゴの仲間に自分を、そして自分に自分自身の感情を偽り続けることに苦しさを感じてきた頃です。それがこの歌詞の「嘘」と繋がってくるような気がします。そして、鏡に映る瑞希…。
〈ハーミット・リバース〉
「誰しもが見間違った虚像」
瑞希はクラスメイトから「よく見ないとどっちかわからない」と言われており、世間一般の「普通」ではなく、周囲を困惑させている様子が窺えます。これ以上は強いネタバレになるためここでは言及しませんが、これは瑞希の秘密について知る人ならば納得できると思います。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「何故何故此処が痛むのでしょう」
ストーリーの中で瑞希は、ニーゴのメンバーと過ごすのは楽しいはずなのにどこか苦しい、そんな感情を抱きます。そんな心を表しているような歌詞だと思いました。