AIC IBディプロマコース

AICJはEnglishでのIB履修を推進します

グローバルな人材の育成に特化し海外大学進学も視野に

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▶生徒に求められる学習者像とは

▶より良い平和な世界を築くために、責任ある良き社会の一員となることを志す人物

▶グローバル社会に求められるリーダーシップや自立心、ボランティア精神を有する人物

①探求する人 Inquirers       ②知識のある人  Knowledgeable                ③考える人 Thinkers                  

④コミュニケーションができる人   Communicators          ⑤信念を持つ人  Principled      

⑥心を開く人 Open-minded     ⑦思いやりのある人  Caring            ⑧挑戦する人  Risk-takers     

⑨バランスのとれた人  Balanced         ⑩振り返りができる人  Reflective

▶IBディプロマ・プログラムとは

・1968年に設立された国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム

・世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成

・未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けるカリキュラム

・国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学ルートを確保

・現在世界150以上の国と地域の約5000校で実践

・学校教育法第一条に定められた学校としては、西日本で第一号のIB認定高校(2009年認定)

・Japanese以外の教科はネイティブ教員が担当し、ディプロマを英語で履修(TOKは英語・日本語の選択可)

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▶IBDP必須3つのコア要素

生徒はIBが目指す全人教育の核である以下の3つのコア要素を満たさなければなりません。

①TOK(知の理論):⇒TOKエッセイの所定課題《例》 

②EE(課題論文):⇒卒業生が過去に取り組んだEE《例》

③CAS(創造・活動・奉仕):⇒その他の学外活動 


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▶コースの概略 《Pre-IBから卒業まで》

高校1年生の2学期まで、Pre-IB(IB準備プログラム)で学び、高校1年生の3学期から2年間に渡るIBディプロマプログラムがスタートします。Pre-IBの9ヶ月間で一条校の卒業資格を満たすための科目も履修するため、日本語での授業も受講します。

※保健体育については、高校3年間を通して「東医コース」及び「早慶/国立大コース」の生徒と合同で日本語の授業を受けます。

《授業時間数》▶上級レベル(HL) 週6コマ ▶標準レベル(SL) 週4コマ 

▶TOK 週2コマ ▶保健体育 Pre-IB期間は週3コマ・IB期間は週2コマ

時間割(高2のIBDPコース)例 

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▶IBDPの教科選択

生徒は、6つの学習群それぞれから1科目を選択します。

上級レベル(HL)・・・3教科  標準レベル(SL)・・・3教科

※IBディプロマプログラムにおいては、国内進学コースのような「文系」「理系」に分けられることはありません。ただ、大学出願の際の要件として、専攻によっては、特定の教科が必須となる場合や、HL限定の場合があるので、教科選択には注意が必要です。(教科選択は、高1の2学期に行います。)

※履修可能選択教科は、年度によって変わる場合がありますし、時間割によっては同時に履修できない場合もあります。

▶IBDPの評価について

□内部評価(IA)・・・6教科それぞれの担当教員が20〜40%の割合で2年間の学習課題を評価します。

□外部評価(EA)・・・年2回世界統一の最終試験があり、本校は11月の試験を約3週間かけて受験します。


11月最終試験の結果は、年明けすぐに、それぞれの教科について内部評価と外部評価を合わせた総合得点7点満点(6教科✕7点満点の42点満点)で示されます。それに、TOKとEEの評価最大3点を加えた計45点満点の内、24点以上(他にも細かい条件あり)取得でIB資格取得となります。

※CASは得点化されませんが、その取り組みが認められなければIB資格も取得できません。

▶IB資格取得による海外大学進学

高校3年次の模擬試験(Mock Exam)評価と内部評価を元に見込み点(Predicted Grade)を学校から受け取り(あるいは最終試験の結果判明後であればファイナルスコアを使用)、希望する大学にオンラインで出願します。国や地域によって出願時期や出願要件は異なりますが、IBスコアを利用して出願できる大学から、条件付き合格(Conditional Offer)を受け取ります。

※その後、無条件で合格(unconditional Offer)に至るには、最終試験の結果や、英語運用能力を示す資格の提示、あるいはオンラインでの面接などを経ることもあります。

▶IB資格取得による国内大学進学

共通テストを含む一般入試での受験は困難です。従って主に総合型選抜(旧AO)入試で出願します。総合型選抜入試の中には「バカロレア入試」や「グローバル入試」と銘打ってIBスコアを利用するものもありますが、主に志望動機や校外活動のレポートや小論文・面接で合否を決定しますので、IBプログラムの学びの中で鍛えられたスキルで戦うことができます。学校推薦型選抜入試(旧学校推薦)も学内選考経て利用することができます。一般入試も英語・面接・小論文のみが課せられる大学・学部ではアドバンテージがあるといえるでしょう。

▶よくある質問

よくある質問① 上級レベル(HL)と標準レベル(SL)の違いは何ですか?

HLはカリキュラムの内容も濃く、レッスンではより深い知識を追求していきます。

2年間の1教科当たりの総時間数 HL:240時間 SL:150時間

HLはSLよりも試験や評価課題の数も増えます。

例)経済学の最終試験 HL:3種類 SL:2種類


よくある質問② 世界統一最終試験にはどのような問題が出されますか?

以下は、Economics(経済学)のある問題ですが、これまで学習してきた知識を使って分析し表現する力が試されます。(問題も解答ももちろん英語です。)

①価値材、負の価値材、公共財の違いを明らかにしなさい。

②タバコ市場への政府の介入について、正当化する意見が強いことについて考察しなさい。