F.フラクタル心理学講師の心得

環境編


■ホワイトボード、備品、部屋の音響、レイアウト、広さについて、ステーションの担当者と事前に打ち合わせをする

■講座が始まる前に口頭で伝える点 (講座初日だけでなく、毎回伝える)

 ●セミナー会場の室温、湿度への配慮

   暑い、寒いの感じ方は個人差があるので遠慮なく申し出るように伝える

   ひざ掛けなどがある場合そのことを伝える

 ●トイレの場所、トイレへ行くタイミングについて伝える

   休み時間に行ってもらう、ワーク中に行く、いつでもトイレへ行っていいなど

【参考:勉強する際の人間に快適な温度・湿度条件】

温度:冬季18~20℃ 夏季25~28℃ 、湿度:50~60%、 エアコンの冷風・温風があたり続ける席をつくらないようレイアウトに注意

時間管理編


■講座のスタートと終了時間の厳守

 - 遅くても30分前に会場に到着すること

 - 時間内で臨機応変に対応

 - 大幅な延長は時間管理ができないとみなされる

 - 時間が延びるときは、「急いでいる人はいませんか?」など一声かける

 - 帰る人が不利益にならないよう配慮する

■朝一番にその日の講義スケジュールを伝える

■休憩のタイミングを事前に伝える

 - 昼食などの目安を伝える(休憩時間、店の情報など)

 - セミナールームでの食事の可、不可を伝える

■人数が少なく早めに授業を終えるときは、事前に終了予定時間を伝える 

 その際には、ワークやシェアリングの省略など修了時間短縮の理由も伝える

身だしなみ編


■寝ぐせはないか、フケはないか、金髪など派手な髪の色ではないか

■講師としてふさわしい服装か

 ・清潔感はあるか

 ・汚れやシワはないか

 ・男性はジャケット着用を基本とする

 ・女性はスーツやワンピース、それ以外の場合はジャケット着用のこと

 ・上品で知的な印象を与える装いにし、極端にボディコンシャスなドレスや胸が開きすぎている服装は避ける

■化粧は濃くないか、ノーメイクはマナー違反

■無精ひげはないか

■香水が強すぎないか、体臭、口臭がないか

■爪や靴など細部に気を配っているか

態度編


■情熱をもって教えているか 

■笑顔はできているか

■表情豊かか

■明瞭で大きな声で話しているか

■受講生の緊張を早い段階で解消しているか(自己紹介などアイスブレイクに時間をとる)

■受講生全員をまんべんなく見ているか

■行動はテキパキしているか

■親の視点から全体をコントロールしているか

■朗らかな態度か

■座っているとき、歩いているときの姿勢はいいか

■腕組みや足組みをしていないか、頬杖をついていないか

■女性はしっかり膝を閉じているか

■改善するべきくせを指摘されたら改善できるか

内容編


■何をするのか予告して順序よく話しているか

■講義とワークに飽きさせない工夫があるか(時間配分、受講生同士のシェア、受講生に発言させる、質疑応答など)

■講義内容に関して深い理解を持っているか

■受講生の理解度に応じて説明の言葉を変えているか

■受講生の反応を見て講義スピードをコントロールできているか

■これをやるとどうなるというイメージを持たせられるか

■受講生の属性、ニーズにそった話をしているか

■遅刻・中抜け・早退の受講生に対する対応をしているか